
こんにちは、フクロウ教授です。
今回は 2023年に登場した新型クラウンセダン の買取相場とリセールバリューについて解説していきます!
クラウンセダンは、歴史あるクラウンシリーズの中でも、上質さと先進性を追求した「ショーファーカー」として位置づけられた1台。
パワートレインは2.5Lハイブリッド(HEV)と水素エンジン(FCEV)の2種類が用意されており、それぞれでリセール傾向にも違いが見られます。
今回は、その2つのモデルを含め、グレード・装備・カラーごとの最新買取相場とリセールを詳しく解説します!
この記事でわかること
- クラウンセダン(2023年〜)の最新買取相場とリセール傾向(2025年時7月)
- ハイブリッド(HEV)と水素エンジン(FCEV)のリセール比較
- 売却時に評価されやすいカラー・装備は?
- 今売るべきか、もう少し待つべきかの判断ポイント
リセールバリューとは、購入した車を売却する際の再販価値を示す指標です。高いリセールバリューを持つ車は、購入後も価値が下がりにくく、高値で売却できる可能性があります。
【2025年最新版】クラウンセダンの買取相場をチェック!
2025年7月相場
令和7年式(2025年)
グレード | 新車 価格 | 買取 相場 | リセール |
---|---|---|---|
Z | 730 | 690 | 95% |
Z THE 70th | 755 | – | – |
Z ザリミテッド マットメタル | 810 | – | – |
Z(FCEV) | 830 | – | – |
Z THE 70th (FCEV) | 855 | – | – |
Z ザリミテッド マットメタル(FCEV) | 910 | – | – |
令和6年式(2024年)
グレード | 新車 価格 | 買取 相場 | リセール |
---|---|---|---|
Z | 730 | 611 | 84% |
Z(FCEV) | 830 | 558 | 67% |
令和5年式(2023年)
グレード | 新車 価格 | 買取 相場 | リセール |
---|---|---|---|
Z | 730 | 580 | 80% |
Z(FCEV) | 830 | – | – |
相場表の見方と傾向
現時点でのリセール傾向を見ると、圧倒的にハイブリッド(HEV)モデルの方がリセールが良いという結果が出ています。
2025年6月には新たなグレードが追加されましたが、現時点では業者オークションでの流通は確認できておらず、
新グレードの取引が確認でき次第、本記事も随時更新してまいります。
なぜFCEV(水素)モデルはリセールが伸びないのか?
FCEVモデルのリセールが低迷している主な理由は以下の通りです▼
- 水素ステーションのインフラが未整備
→ 都市部では徐々に整備が進んでいますが、地方では水素充填が困難なエリアが多く、購入後の利用に不安があるため敬遠されがちです。 - 中古車市場での需要が少ない
→ 買い手が限られるため、買取業者も積極的に価格をつけづらい
さらに、FCEVには2025年時点で最大136万円の補助金が支給されますが、「4年間の保有義務」があります。
途中で売却する場合は補助金の一部返還義務が生じるため、売却時に大きなマイナス要因となります。
詳しくは、下記の次世代自動車振興センター公式ページをご参照ください



クラウンセダンをリセールを重視して選ぶなら、ハイブリッドモデルが圧倒的に有利といえるでしょう。
半年間の相場推移|令和6年式 ハイブリッドZ
以下は、令和6年式Zグレードの、過去半年間の相場推移をグラフ化しました。
過去の相場データを確認することで、現在が高値圏なのか、それとも割安なのかを判断でき、売却タイミングの参考になります。
令和6年式 Zグレード


直近6ヶ月の傾向は「やや下落基調」
令和6年式ハイブリッドZの相場は、半年前と比較してやや下落傾向にあります。
その主な要因は以下の通りです
- 業者オークションへの出品台数が増加
→ 一時的に相場が上昇していた時期は、流通台数が少なく買取価格も高めに推移していましたが、現在は出品台数が増加し、供給過多の状態に。 - 成約率(売れた割合)の低下
→ 出品は多いものの成約に至らない車両(流札)が増加し、相場が徐々に押し下げられています。
このような状況では、業者は価格を下げなければ売れにくい悪循環に陥りやすく、結果的に相場全体がじりじりと下落していくことになります。
今は「様子見」でも良いタイミング
このような相場環境を踏まえると、今すぐ売却するよりももう少し様子を見るのも一つの選択肢です。
ただし、車両の状態や走行距離によって査定額が大きく変わるため、
現時点での愛車の価値を知っておくことは損をしない第一歩です。
ボディカラー・装備によるリセールの違い
クラウンセダンは高級セダンらしく、カラーや装備の選択によって買取価格に数十万円単位の差が生まれることがあります。
人気ボディカラーはやはり「白」と「黒」
- ホワイトパール(プレシャスホワイトパール)
- ブラックパール(プレシャスブラックパール)→ホワイトに次ぐ人気色で、法人需要なども含めて高リセールを維持。
一方で、以下のカラーは数十万円ほど相場が低くなる傾向があります:
- シルバー系(プレシャスシルバーなど)
- グレー系(プレシャスメタル、マッシブグレーなど)
これらは新車購入時には落ち着いた印象が人気ですが、中古市場では再販しづらく、相場が伸びにくい点に注意が必要です。
オプション装備でリセール差が出るのはここ!
クラウンセダンは標準装備が充実しているため、オプションによる差は限定的ですが、いくつかの装備はリセールに大きな影響を与えます。
パノラマルーフ
- メーカーオプション価格:約11万円
- 買取では +30万円前後の評価がつくことも
- 中古車市場での差別化ポイントになります。
シートカラー
- ブラック>ブラウン の傾向があり、ブラックシートの方がリセールが高いケースが多いです。
- クラウンスポーツでも同様の傾向が見られ、「無難・定番」が強いのは中古車市場の特徴です。
モデリスタフルエアロ
- 工賃込みで40万円近くするオプションですが、買取額への上乗せはそこまで大きくはありません。
- とはいえ、見た目のインパクトがあり、査定交渉時のアピール材料としては有効です。
査定でアピールすべきポイント
一括査定や複数業者への交渉の際には、以下の装備はしっかりアピールしましょう
- パノラマルーフ
- モデリスタフルエアロ
- 人気色(ホワイト・ブラック)
- ブラックシート内装



これらの装備があることで、「プラス査定」につながる可能性が高く、他の車両との差別化にもなります。
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まとめ|クラウンセダンの売却・リセールを見極めるポイント
- リセールは FCEVよりハイブリッド(HEV) の方が圧倒的に高い傾向
- FCEVは補助金(最大136万円・2025年時点)あり
→ ただし【4年間の保有義務】があり、途中売却時は返還のリスクあり - ボディカラーは ホワイトパールが最有力、次いでブラックパール
- パノラマルーフは 装着で+30万円相当のプラス査定の可能性あり
- 内装は ブラックの方がブラウンより高い傾向
- モデリスタフルエアロはプラス査定になりにくいが、交渉時のアピール要素として有効



クラウンセダンのような高級車は、売却の判断やタイミング次第で数十万円の差が生まれることもあります。
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