
こんにちは、フクロウ教授です!
今回は、2019年にフルモデルチェンジされた4代目ダイハツ・タントの買取相場を徹底解説していきます。
4代目タントは、2019年に登場したDNGA(新開発プラットフォーム)第一弾モデル。
両側スライドドア・低床・広い室内空間という特徴を引き継ぎつつ、快適装備や先進安全技術の進化でさらに使いやすくなりました。
この記事では、そんなダイハツ・タントの2025年10月時点の最新オークション相場を元に、年式・グレード別のリセール動向を詳しく解説していきます!
この記事でわかること
- 年式・グレード別のタントの買取相場(2025年10月)
- リセールの良いグレードについて
- 人気のあるボディカラー
- 今売るべきか、待つべきかの判断ポイント
リセールバリューとは、購入した車を売却する際の再販価値を示す指標です。高いリセールバリューを持つ車は、購入後も価値が下がりにくく、高値で売却できる可能性があります。
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【2025年最新版】タントの買取相場をチェック!
2025年10月相場
1年落ち/令和6年式(2024年)
| グレード | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| L | 148 | 114 | 77% |
| X | 161 | 126 | 79% |
| Xターボ | 173 | 138 | 80% |
| カスタムX | 187 | 157 | 84% |
| カスタムRS | 196 | 167 | 85% |
| ファンクロス | 180 | 151 | 84% |
| ファンクロスターボ | 190 | 157 | 83% |
3年落ち/令和4年式(2022年)
| グレード | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| L | 127 | 89 | 70% |
| Xスペシャル | 140 | 94 | 67% |
| X | 151 | 111 | 74% |
| Xターボ | 162 | – | – |
| カスタムX | 172 | 135 | 79% |
| カスタムX スタイルセレクション | 179 | 125 | 70% |
| カスタムRS | 182 | 150 | 82% |
| カスタムRS スタイルセレクション | 187 | 134 | 72% |
5年落ち/令和2年式(2020年)
| グレード | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| L | 122 | 72 | 59% |
| Xスペシャル | 140 | 79 | 56% |
| X | 146 | 81 | 55% |
| Xセレクション | 149 | 90 | 60% |
| Xターボ | 157 | 79 | 50% |
| Xターボ セレクション | 164 | – | – |
| カスタムX | 170 | 101 | 60% |
| カスタムX セレクション | 172 | 111 | 64% |
| カスタムRS | 181 | 118 | 65% |
| カスタムRS セレクション | 185 | 115 | 62% |
相場表の見方と傾向
4代目タントの相場を見ると、高年式ではファンクロス系のグレードが高リセールを維持しています。
SUVテイストのデザインが特徴的で、近年のトレンドにマッチしていることも影響していると考えられます。
また、全体的に人気が高いのはやはりカスタム系グレード。
とくにカスタムRS(ターボモデル)は装備の充実度もあり、リセールが良好です。
さらに、5年落ちでも60%前後のリセール率をキープしており、これは軽自動車の中でも高水準。
輸出動向についても少し触れておくと…
- 3年以内の高年式はパキスタン向けに輸出されるケースが確認
- 5年落ち以降のモデルはロシア向けでの需要も一部あり
とはいえ、タントは輸出依存度がそれほど高くなく、あくまで国内需要が相場を支えている車種です。
そのため、国内の中古車市場での人気や需給バランスが、相場に与える影響が大きくなっています。



タントは輸出“よりも”国内需要に強い車種。
だからこそ、人気グレードや距離・年式をしっかり押さえることが、リセールで損をしないコツなんです。
過去6ヶ月の平均買取相場の推移
こちらでは、令和4年式のカスタムRSに絞って、過去半年間の買取相場推移を確認していきます。
過去の価格推移を確認することで、現在の相場水準と今後の見通しを立てやすくなります。
令和4年式 カスタムRS


令和4年式・カスタムRSの過去半年間の買取相場を見ると、多少の上下はあるものの、基本的には安定推移しています。
これは、国内需要の高い車種に多く、急激な相場変動が起きにくい安定した車種であると言えます。
また、業者オークションでも一定数の出品が継続しており、過不足のない供給状態が保たれています。
取引が偏ることなく、需給バランスの取れた市場環境が相場の安定に寄与していると考えられます。
今後についても、現時点では大きな変動要因は見当たらず、このまま安定した横ばい相場が続く見通しです。



リセールの波が少ないというのは、売り時を焦らなくていいというメリットでもありますよ。
状態が良いうちに査定しておくのは、損をしないための第一歩です。
ボディカラーによるリセールの違い
タントは、グレードごとにカラー傾向が異なるのが特徴です。
ここでは「カスタム系」と「ファンクロス系」に分けて、カラーごとのリセール傾向を見ていきます。
カスタム系(カスタムRS・カスタムXなど)
- 高リセールカラー
- ブラックマイカメタリック
- 定番人気で、リセールでは最も安定した高値がつきやすいカラーです。
- 平均的なカラー
- シャイニングホワイトパール/クールバイオレット
- ホワイトパールやバイオレット系は比較的安定して取引されています。
- リセールが低めのカラー
- グレー系/ブルー系/レッド系
- 個性的なカラーは再販時に好みが分かれやすく、相場は平均を下回る傾向にあります。
ファンクロス系(SUV風デザインのタント)
- 高リセールカラー
- シャイニングホワイトパール/ブラックマイカメタリック/サンドベージュメタリック/フォレストカーキメタリック
- SUVテイストに合ったカラーが人気で、カスタム系よりもカラーバリエーションのリセールに幅があるのが特徴です。
- 評価が良いカラー
- レイクブルーメタリック
- カスタムではブルー系の評価が落ちる傾向にありますが、ファンクロス系では評価される傾向にあります。
- リセールが低いカラー
- レッド系(ファイアークォーツレッド)
- こちらもカスタム系と同様に、再販時に選ばれにくいため相場は低めです。



タントはグレードによって「似合うカラー」=「リセールの良いカラー」が変わるんです!
特にファンクロス系では、ベージュやカーキ、ブルー系でも評価が高いので、好みとリセールを両立しやすいですよ。
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まとめ
- カスタムRSやファンクロスなど、上位グレードは特に高リセール
- 5年落ちでも60%前後を維持し、軽の中でも安定感が強い
- 輸出需要も一部あるが、国内の人気が相場を支えている
- 相場推移は横ばいで安定。急いで売る必要はないが、状態が良いうちに動くのが得策
- リセール重視なら、ブラックやホワイト、ファンクロスはベージュ・カーキなども狙い目



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