【2025年最新版】ライズの買取相場とリセールバリューを徹底解説!|スリランカ特需の反動で調整局面へ

2025年12月トヨタライズのリセール

こんにちは、フクロウ教授です。今回はトヨタ・ライズの買取相場とリセール事情について解説していきます!


トヨタ・ライズは、コンパクトSUVながら抜群のリセールバリューを誇る車種です。SUV人気の高まりと、軽自動車よりも余裕があるボディサイズが評価され、国内外で安定した需要があります。


この記事では、そんなトヨタ・ライズの2025年12月時点の最新オークション相場を元に、年式・グレード別のリセール動向を詳しく解説していきます!


この記事でわかること

  • 年式・グレード別のライズ買取相場(2025年12月)
  • 輸出需要のあるグレード
  • 人気のあるボディカラー
  • 今売るべきか、待つべきかの判断ポイント

リセールバリューとは、購入した車を売却する際の再販価値を示す指標です。高いリセールバリューを持つ車は、購入後も価値が下がりにくく、高値で売却できる可能性があります。


目次

【2025年最新版】ライズの買取相場をチェック!

2025年12月相場

1年落ち/令和7年式(2025年)

ガソリン新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
X18017497%
G19517992%
Z215214100%
ハイブリッド新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
G226228101%
Z244278114%

3年落ち/令和5年式(2023年)

ガソリン新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
X18015184%
G19516484%
Z21518787%
ハイブリッド新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
G21719992%
Z23321793%

5年落ち/令和3年式(2021年)

ガソリン新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
X16715392%
XS17415891%
G18917593%
Z20620499%
ハイブリッド新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
G216
Z23218881%

7年落ち/令和1年式(2019年)

ガソリン新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
X167
XS17412773%
G18914476%
Z20615776%

買取相場の特徴とグレード別リセール傾向

ライズの買取相場は、グレードや年式によって大きく異なりますが、基本的には最上級グレードであるZが最も高いリセールを誇ります。

特に注目すべきは、高年式のハイブリッドZで、新車価格を上回る買取相場になっています。
この背景には、2025年2月に5年ぶりとなるスリランカへの中古車輸入が再開されたことが大きく影響しています。

スリランカ需要で、当年~2年落ちのハイブリッドZが人気です!

業者オークションに出品されている高年式ライズハイブリッドの多くが、輸出業者を通じてスリランカへと輸出されており、相場を押し上げる要因になっています。


一方、2021年11月以前のA200A型(1,000ccターボ)は、主にパキスタンやロシアでの需要が高く、
これは排気量による関税優遇が背景にあります。

現行モデルのA201A型(1,200cc NAエンジン)は、排気量の増加により関税条件が変わり、
輸出先のニーズや法規制に応じてリセールが変動しています。

このような理由から、3年落ちより5年落ちの方が高く売れるといった、
一般的な相場の常識とは異なる現象もライズでは起きています。


ライズは、単なる年式や走行距離だけでなく、輸出国の動向がダイレクトに反映される特徴的なモデルといえるでしょう。

過去6ヶ月の平均買取相場の推移

次に、スリランカ向け輸出が多い令和7年式ハイブリッドZと、
パキスタンやロシア向け輸出が多い令和3年式Z(1,000ccモデル)の半年間の買取相場の動きを見ていきましょう。


ハイブリッドZ(令和7年式)

2025年12月令和7年式ライズハイブリッドZ買取相場グラフ
スマホでご覧の方は、画像をタップしてご覧ください。

令和7年式ハイブリッドZの相場動向|11月以降は下げ止まりの安定推移へ

スリランカの中古車輸入再開によって、2025年前半はハイブリッドモデルに需要が集中し、
業者オークションでも“スリランカ特需”による過熱感が続いていました。

その反動で夏〜秋にかけて相場は大きく下落しましたが、
11月頃から下げ止まり、現在は安定した推移に転じています。

依然としてオークションへの流通台数は多いものの、
成約率が高水準を維持しているため、大幅な下落は起きにくい状況といえます。

とはいえ、高年式のライズハイブリッドは依然として
スリランカの需要動向・規制変更の影響を強く受ける車種です。

今後もスリランカ側の政策や需要次第で相場が上下する可能性があり、
引き続き動向を注視する必要があります。


Zグレード(令和3年式・1,000ccモデル)

2025年12月令和3年式ライズZグレード買取相場
スマホでご覧の方は、画像をタップしてご覧ください。

ガソリン( 1,000ccモデル)の相場動向|パキスタンやロシアがカギを握る

令和3年式(2021年)の1,000ccモデル(A200A型)は、
パキスタンやロシア向け輸出で特に人気の高い仕様です。
特にパキスタン需要が強く、相場を押し上げる要因となっています。

グラフを見ると、相場は9月頃をピークに一度下落へ転じましたが、
11月頃からは回復基調となり、再び上昇トレンドに移行しています。

2026年はパキスタンの輸入規制である

「製造から5年以内」 の最終年に該当するため、令和3年式は高値相場の“ラストチャンス”

初度登録が令和3年(2021年)でも、製造年が令和2年(2020年)だと輸出対象外になり、買取相場が大幅に下がる可能性があります。
特に令和3年の1〜2月登録車は2020年製造の可能性が高いので要注意!

シートベルトの根元にあるタグをチェックしてみると製造年が確認できますよ。

人気のボディカラーは?

ライズで最も人気が高く、リセールバリューでも優れているのが「ホワイトパール」です。
中古車市場での需要が非常に強く、同条件のブラックやシルバー系と比べても、約10万円前後高く評価される傾向があります。

さらに、ルーフをブラックにしたツートンカラーのホワイトパールは特に人気が高く、
通常のホワイトパールよりもさらに10万円ほど高く取引されるケースもあります。

スタイリッシュさとリセールの高さを兼ね備えた、まさに“鉄板カラー”といえるでしょう。


一方で、ブルー系・レッド系・イエロー系といった鮮やかなカラーは、
中古車市場では需要が限定的で、ホワイトパールに比べて20万円以上安くなることもあります。

色選び、侮るなかれ!海外輸出でも「ツートンカラーのホワイトパール」が圧倒的に強いのです!


購入時には、こうした相場傾向を意識してリセールの高い色を選ぶことが、
将来的な売却益を高めるポイントになります。

フクロウ教授おすすめ!愛車を損せず売却する

車を少しでも高く売るには、自分に合った買取方法を選ぶことが大切です。
わたしがおすすめする、目的別に選べる3つのサービスをご紹介しますね!

2025年12月リセールまとめ

  • 最も高リセールなのはハイブリッドZ(当年〜2年落ち)。
    短期の売却を狙うならHEVが最有力。
  • 高年式ハイブリッドはスリランカ需要の影響が非常に大きい。
    前半の“特需”から現在は調整局面に入りつつも、12月は下げ止まりの兆し。
  • 供給過多の影響で一時下落したが、11月以降は安定〜小幅回復。
    成約率も高く、大きく崩れにくい相場になっている。
  • 1,000ccガソリン(A200A型)はパキスタン・ロシア向け輸出で高評価。
    海外需要が強く、中古車としての安定リセールが続いている。
  • 令和3年式(2021年製造)はパキスタンへ輸出できる“最終年”。
    ラスト需要で引き合いが強く、今が高値圏に入りやすいタイミング。
  • ツートンのホワイトパールが圧倒的人気。
    同じ年式・走行距離でも数万円〜十数万円の差がつくこともあり、カラー選びはリセールに直結。

ライズは輸出人気が強いだけに、売るタイミングで数十万円も差が出ます
まずはいまの相場をチェックしてから検討するのが正解です!


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