【2025年最新版】ライズの買取相場とリセールバリューを徹底解説!|スリランカ特需の反動で調整局面へ

トヨタライズ

こんにちは、フクロウ教授です。今回はトヨタ・ライズの買取相場とリセール事情について解説していきます!


トヨタ・ライズは、コンパクトSUVながら抜群のリセールバリューを誇る車種です。SUV人気の高まりと、軽自動車よりも余裕があるボディサイズが評価され、国内外で安定した需要があります。


この記事では、そんなトヨタ・ライズの2025年9月時点の最新オークション相場を元に、年式・グレード別のリセール動向を詳しく解説していきます!


この記事でわかること

  • 年式・グレード別のライズ買取相場(2025年9月)
  • 輸出需要のあるグレード
  • 人気のあるボディカラー
  • 今売るべきか、待つべきかの判断ポイント

リセールバリューとは、購入した車を売却する際の再販価値を示す指標です。高いリセールバリューを持つ車は、購入後も価値が下がりにくく、高値で売却できる可能性があります。


目次

【2025年最新版】ライズの買取相場をチェック!

2025年9月相場

当年もの/令和7年式(2025年)

ガソリン新車
価格
買取
相場
リセール
X180
G195197101%
Z215238111%
ハイブリッド新車
価格
買取
相場
リセール
G226252112%
Z244320131%

1年落ち/令和6年式(2024年)

ガソリン新車
価格
買取
相場
リセール
X18016893%
G19519097%
Z215220103%
ハイブリッド新車
価格
買取
相場
リセール
G226231103%
Z244274113%

3年落ち/令和4年式(2022年)

ガソリン新車
価格
買取
相場
リセール
X17015491%
G18517796%
Z20319797%
ハイブリッド新車
価格
買取
相場
リセール
G21618284%
Z23221392%

5年落ち/令和2年式(2020年)

ガソリン新車
価格
買取
相場
リセール
X16715090%
XS17416595%
G18917794%
Z206206100%

買取相場の特徴とグレード別リセール傾向

ライズの買取相場は、グレードや年式によって大きく異なりますが、基本的には最上級グレードであるZが最も高いリセールを誇ります。

特に注目すべきは、高年式のハイブリッドZで、新車価格を上回る買取相場になっています。
この背景には、2025年2月に5年ぶりとなるスリランカへの中古車輸入が再開されたことが大きく影響しています。

スリランカバブルで、当年~2年落ちのハイブリッドZが高騰しています!

現在、業者オークションに出品されているライズの多くが、輸出業者を通じてスリランカへと輸出されており、相場を押し上げる要因になっています。


一方、2021年11月以前のA200A型(1,000ccターボ)は、主にパキスタンやロシアでの需要が高く、
これは排気量による関税優遇が背景にあります。

1,000cc以下の車両はロシアで有利に取引されるため、輸出向けとして人気です。

現行モデルのA201A型(1,200cc NAエンジン)は、排気量の増加により関税条件が変わり、
輸出先のニーズや法規制に応じてリセールが変動しています。

このような理由から、3年落ちより5年落ちの方が高く売れるといった、
一般的な相場の常識とは異なる現象もライズでは起きています。


ライズは、単なる年式や走行距離だけでなく、輸出国の動向がダイレクトに反映される特徴的なモデルといえるでしょう。

過去6ヶ月の平均買取相場の推移

次に、スリランカ向け輸出が多い令和6年式ハイブリッドZと、
パキスタンやロシア向け輸出が多い令和2年式Z(1,000ccモデル)の半年間の買取相場の動きを見ていきましょう。


ハイブリッドZ(令和6年式)

2025年9月令和6年式ライズハイブリッドZ買取相場グラフ
スマホでご覧の方は、画像をタップしてご覧ください。

相場推移から見るライズの動き|“スリランカ特需”の反動に注意

2025年2月、スリランカが5年ぶりに中古車輸入を再開したことを受けて、
ライズの相場は一気に高騰。特にハイブリッドモデルを中心に、輸出需要が急増しました。


しかしその直後、一時的に相場が急落します。
背景には、スリランカ現地でのハイブリッド車の関税分類が不確定だったことがありました。

  • e-POWERなどと同様にEV扱いになるのでは?
     → そうなれば高額な関税がかかる可能性あり
  • この不透明さが広がり、一時的に輸出業者の買い控えが進行

6月中旬から下落→7月から回復傾向

2025年5月、スリランカ政府が「ハイブリッド車としての関税適用」を正式に発表
これを受けて相場は再び急上昇し、その反発で6月中旬から下落しましたが、現在は回復傾向にあります。


「新車供給量」も中古車相場を左右します。
高値で売却したいなら、“新車の市場流通状況”もあわせてチェックしておくといいですよ▼

新車登録台数2025年1月〜6月
出典: 日本自動車販売協会連合会(JADA)
新車登録台数2025年8月
出典: 日本自動車販売協会連合会(JADA)

Zグレード(令和2年式・1,000ccモデル)

2025年9月令和2年式ライズZグレード買取相場
スマホでご覧の方は、画像をタップしてご覧ください。

A200A型の1,000ccモデルはロシア向け輸出で、2024年末にルーブル安とリサイクル税の引き上げの影響で一時的に相場が下落しました。

しかし、2025年に入ってからはパキスタン向け需要が大きく相場を押し上げる形になっています。

特に令和2年式(2020年製造車)は、

パキスタンの輸入規制「製造から5年以内」の“最終年”に該当する

ため、今がラストチャンスの高リセール圏と言えます。

初度登録が2020年でも、製造年が2019年だと輸出対象外になり、買取相場が大幅に下がることがあります。
特に1〜2月登録車は2019年製造の可能性が高いので要注意!
簡単に調べるなら、シートベルトの根元にあるタグをチェックしてみると製造年が確認できますよ。


人気のボディカラーは?

ライズで最も人気が高く、リセールバリューでも優れているのが「ホワイトパール」です。
中古車市場での需要が非常に強く、同条件のブラックやシルバー系と比べても、約10万円前後高く評価される傾向があります。

さらに、ルーフをブラックにしたツートンカラーのホワイトパールは特に人気が高く、
通常のホワイトパールよりもさらに10万円ほど高く取引されるケースもあります。

スタイリッシュさとリセールの高さを兼ね備えた、まさに“鉄板カラー”といえるでしょう。


一方で、ブルー系・レッド系・イエロー系といった鮮やかなカラーは、
中古車市場では需要が限定的で、ホワイトパールに比べて20万円以上安くなることもあります。

色選び、侮るなかれ!海外輸出でも「ツートンカラーのホワイトパール」が圧倒的に強いのです!


購入時には、こうした相場傾向を意識してリセールの高い色を選ぶことが、
将来的な売却益を高めるポイントになります。

フクロウ教授おすすめ!愛車を損せず売却する

車を少しでも高く売るには、自分に合った買取方法を選ぶことが大切です。
わたしがおすすめする、目的別に選べる2つのサービスをご紹介しますね!

まとめ

  • 最も高リセールなのはハイブリッドZ(特に当年~2年落ち)
  • 高年式ハイブリッドはスリランカバブルで相場が急騰中!
  • 1,000ccモデル(A200A型)はパキスタンやロシア向け輸出で高評価
  • 令和2年式(2020年製造車)はパキスタンへ輸出できる最終年。
  • ツートンカラーのホワイトパールが圧倒的に人気!カラー選びも重要

ライズは輸出人気が強いだけに、売るタイミングで数十万円も差が出ます
まずはいまの相場をチェックしてから検討するのが正解です!


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