
こんにちは、フクロウ教授です!
中古車の買取相場は、国内の人気だけでなく、どの国へ輸出されるかによって大きく変わります。
同じ車でも、輸出先の年式制限や関税が変わるだけで、買取価格が大きく動くことがあるのです。
今回は、主要な輸出先7か国の規制・人気車種・売却タイミングを、最新の市場動向とあわせて解説します!
「なぜ3年落ちより5年落ちの方が高く売れるの?」
「まだ新しい車なのに、急に買取相場が下がったのはなぜ?」
こうした疑問の答えは、海外の中古車輸入ルールや現地の需要にあるかもしれません。
日本の業者オークションでは、国内の販売店だけでなく、
海外へ輸出するバイヤーも中古車を買い付けています。
そのため、輸出先で人気の車種は高値で取引される一方、
関税の引き上げや輸入規制によって相場が下落することもあります。
この記事でわかること
- 中古車の輸出需要が買取価格に影響する仕組み
- 主要7か国の輸入規制と人気車種
- 国によって高く売れやすい年式が違う理由
- 2026年に相場へ影響した主な規制変更
- 愛車の輸出需要を踏まえた売却タイミング
愛車の相場を知るためのおすすめサービス
「電話を抑えて査定額を比較したい」ならMOTA、 「しっかり比較して高く売りたい」ならズバットがおすすめです。
中古車の輸出は誰がしている?
実際に輸出を行っているのは「輸出業者」や「外国人バイヤー」で、彼らが業者オークションで車を買い付け、海外へ輸出しています。
業者オークションで人気のある車=輸出ニーズが高い車。
つまり、輸出される車ほど高い買取価格が期待でき、リセールバリューが高くなるという仕組みです。
車を売却するときに、新車価格に対してどれくらいの価値が残っているかを示す割合です。
リセール率 = 買取価格 ÷ 新車価格 × 100
例:新車価格300万円の車が240万円で売れた場合、リセール率は80%です。
中古車の輸出先7か国|輸入条件と人気車種の早見表
中古車は、輸出先によって人気車種や輸入できる年式が異なります。
まずは、日本からの主な輸出先7か国について、相場に影響するポイントを一覧で確認しましょう。
▼気になる国名をタップすると、人気車種ランキングと輸入規制の詳しい解説へ移動できます。
| 輸出先 | 主な輸入条件・相場の特徴 | 人気車種の例 |
|---|---|---|
| 🇲🇾 マレーシア | 登録から12〜59か月の中古車が中心。ガソリン車の高グレードや装備充実車が高リセール | アルファード、ヴェルファイア、RX |
| 🇧🇩 バングラデシュ | 製造年を基準とする5年の車齢制限があり、ハイブリッド車の需要が高い | カローラクロスHV、ヤリスクロスHV、ノアHV |
| 🇵🇰 パキスタン | 個人輸入と商業輸入で条件が異なる。 2026年の制度変更により、輸出需要や相場も変化 | ライズ、ランドクルーザー300、プラド |
| 🇷🇺 ロシア | 日本からの輸出禁止対象車に注意。小排気量のガソリン車などに需要がある | ヴェゼル、フリード、ライズ |
| 🇱🇰 スリランカ | 高年式車の需要が強い。 2026年12月末まで延長された関税サーチャージが相場に影響 | ヴェゼルHV、ライズHV、ヤリス |
| 🇦🇪 UAE | ドバイなどを経由した第三国への再輸出需要があり、物流や再輸出先の動向が相場に影響 | プラド、ハリアー、RAV4 |
| 🇰🇪 ケニア | 初度登録年を基準とする8年の車齢制限があり、6〜7年落ちの中古車にも需要がある | ハリアー、フォレスター、CX-5 |
同じ車種でも、輸出先の年式制限や関税が変わるだけで、買取相場は大きく動きます。
ここからは、各国の人気車種ランキングと輸入規制を詳しく見ていきましょう。
※各国の人気車種ランキングは、中古車輸出市場の調査データを参考に作成しています。
順位は車種ごとの輸出需要を示すもので、買取価格やリセール率の高さを表すものではありません。
マレーシア向け中古車|輸出人気車種TOP10
| メーカー | 車種名 | 型式 |
|---|---|---|
| トヨタ | アルファード(30系) | AGH30W |
| トヨタ | アルファード(40系) | AGH40W |
| トヨタ | ハリアー(80系) | MXUA80 |
| トヨタ | ヴェルファイア(40系) | TAHA40W |
| ホンダ | シビックタイプR | FL5 |
| レクサス | RX | TALA15 |
| トヨタ | ランドクルーザー300 | VJA300W |
| トヨタ | GR86 | ZN8 |
| トヨタ | ヴォクシー(90系) | MZRA90W |
| スズキ | ジムニーシエラ | JB74W |
マレーシアの輸入規制と相場への影響
マレーシアは、アルファード・ヴェルファイアをはじめ、
ガソリン車の高グレードや装備が充実した車両に強い輸出需要がある国です。
特に重要なのが、輸入できる年式とAP(輸入許可証)制度です。
輸入できるのは初度登録から12ヶ月~59ヶ月
マレーシアでは、輸入する中古乗用車について、
日本での初度登録が12ヶ月~59ヶ月という車齢条件が設けられています。
参照元:JETRO「中古車、中古建機の現地輸入規則および輸入手続き:マレーシア向け輸出」
そのため、輸出需要の強い車種では、
登録から12ヶ月を過ぎた車両から、59ヶ月に達する前の車両までが高リセールになりやすいのが特徴です。
特にアルファードやヴェルファイアなどは、
マレーシア向けの輸出需要が買取相場を大きく左右します。
5年の車齢制限が近づいている車両は、輸出対象から外れる前に売却を検討したいところです。

ガソリン車の高グレード・人気装備が高評価
マレーシア向けでは、
ガソリンモデルの上級グレードや、メーカーオプションが充実した車両が高く評価される傾向があります。
特に注目したい装備は以下のとおりです。
- サンルーフ・パノラマルーフ
- メーカーオプションナビなどの高機能装備
- モデリスタなどのエアロパーツ
また、ボディカラーはホワイトパールやブラックが人気です。

リセールを重視してアルファードやヴェルファイアを選ぶなら、
ガソリンの人気グレードに人気オプション装備を組み合わせた仕様がおすすめです。
AP(輸入許可証)制度によって相場が変動する
マレーシアでは、中古車を輸入する際に、
AP(Approved Permit:輸入許可証)が必要です。
参照元:JETRO「マレーシアの貿易管理制度|自動車輸入について」
そのため、現地で中古車の需要が強くても、
AP枠の残りが少なくなるとバイヤーの仕入れが鈍り、
日本の業者オークション相場にも影響することがあります。
また、年後半には追加のAP枠、
いわゆる「ボーナスAP」が市場で注目されることもあります。
追加枠によって仕入れが活発になれば、
アルファード・ヴェルファイアやレクサスなど、
現地需要の強い高額車を中心に相場が上昇するきっかけとなります。
マレーシア向けの人気車種では、
初度登録からの年式条件に加え、AP枠の動向も売却タイミングを判断する重要なポイントです。
年末から年明けはAP枠の切り替わりで相場が上昇しやすい
新しいAP枠を使った買い付けが進むことで、
アルファード・ヴェルファイアなどの人気車種は、
例年この時期に業者オークション相場が上昇する動きが見られます。
マレーシア向け需要の強い車を売却するなら、
年末から年明けの相場動向は、特に注目したいポイントです。
バングラデシュ向け中古車|輸出人気車種TOP10
バングラデシュ向け中古車|輸出人気車種TOP10
| メーカー | 車種名 | 型式 |
|---|---|---|
| トヨタ | カローラクロス ハイブリッド | ZVG11 |
| トヨタ | ハイエースバン | TRH200V |
| トヨタ | カローラアクシオ ハイブリッド | NKE165 |
| トヨタ | ヤリスクロス ハイブリッド | MXPJ10 |
| トヨタ | ノア ハイブリッド(90系) | ZWR90W |
| トヨタ | カローラクロス ハイブリッド | ZVG13 |
| トヨタ | ノア ハイブリッド(80系) | ZWR80G |
| トヨタ | プリウス ハイブリッド | ZVW51 |
| トヨタ | カローラフィールダー ハイブリッド | NKE165G |
| トヨタ | エスクァイア ハイブリッド | ZWR80G |
バングラデシュの輸入規制と相場への影響
バングラデシュは、カローラクロスやヤリスクロス、ノアなど、
トヨタのハイブリッド車に強い輸出需要がある国です。
特に注目したいのが、製造年を基準とする車齢制限と、毎年6〜7月の関税動向です。
輸入できるのは製造年を基準とした5年以内の車両
車齢は製造された翌年の1月1日から数えられ、
船積み時点で5年以内の車両が輸入対象となります。
参照元:JETRO「中古車の現地輸入規則および留意点:バングラデシュ向け輸出」
例えば、2021年製造の車両は2022年1月1日から車齢を数えるため、
2026年末が輸出期限の目安となります。
同じ年に登録された車でも、製造年が異なれば輸出できる期限も変わるため、
バングラデシュ向け需要のある車は製造年の確認が重要です。

車の製造年は、シートベルトの根元に付いているタグからも確認できる場合があります!
ただし、タグの表示がシートベルト自体の製造年月を示している場合もあるため、車両の正確な製造年は車台番号などとあわせて確認しましょう!
ハイブリッド車は人気が高く、ボディカラーも重要
バングラデシュ向けでは、燃費性能に優れたハイブリッド車が人気です。
特にカローラクロス・ヤリスクロス・ノアのハイブリッドなどは、
海外バイヤーからの需要が買取相場を支えています。
また、ボディカラーによっても評価が異なり、
カローラクロスのハイブリッドでは、
レッド系やブロンズ系が高値で取引される傾向があります。
国内で人気のホワイトパールやブラックだけでなく、
輸出先で好まれるカラーが高リセールにつながるのが特徴です。

6〜7月は新年度の予算・関税変更に注目
毎年6月頃には新年度の予算が発表され、
自動車の輸入関税や税制の変更が注目されます。
関税の引き上げが予定される場合は、
変更前に現地バイヤーの仕入れが活発になる一方、
新年度に入ってから買い控えが起きることもあります。
反対に、税負担が軽減されれば、
輸出向けの買いが強まるきっかけにもなります。
そのため、バングラデシュ向け需要の強い車種では、
6〜7月の関税変更が、日本の業者オークション相場を動かす重要なポイントとなります。
パキスタン向け中古車|輸出人気車種TOP10
| メーカー | 車種名 | 型式 |
|---|---|---|
| トヨタ | ライズ | A200A |
| トヨタ | ランドクルーザー300 | VJA300W |
| トヨタ | ランドクルーザープラド | TRJ150W |
| ダイハツ | ミライース | LA350S |
| スズキ | エブリイバン | DA17V |
| ダイハツ | ロッキー | A200S |
| トヨタ | ヤリス | KSP210 |
| ニッサン | NV100クリッパー | DR17V |
| トヨタ | パッソ | M700A |
| スズキ | アルト | HA97S |
パキスタンの輸入規制と相場への影響
パキスタンは、ライズやヤリスなどの小型車から、
ランドクルーザー300・プラドなどの大型SUVまで
幅広い日本車に輸出需要がある市場です。
現在は、
個人向け輸入=贈与・帰国・居住移転による中古車輸入
商業輸入=販売目的の中古車輸入
でルールが大きく異なります。
2026年1月|手荷物制度を廃止
2026年1月、
従来のPersonal Baggage(手荷物)による
中古車輸入制度が廃止されました。
現在、海外在住のパキスタン人が利用できる主な制度は、
- Gift(贈与)
- Transfer of Residence(帰国・居住移転)
の2つです。
また、これらの制度で輸入した車両は、
輸入後1年間は名義変更・譲渡ができません。
個人向け輸入の車齢制限は「3年」と「5年」
個人向け制度では、
車両の種類によって輸入できる年式が異なります。
| 車両区分 | 車齢制限 |
|---|---|
| 乗用車(2WD) | 3年以内 |
| 乗用車(4WD)・SUV | 5年以内 |
ランドクルーザーやプラドなどのSUVでは5年以内が目安になる一方、
一般的な乗用車では3年以内が基本的な輸出目安となります。
なお車齢は、日本の初度登録日ではなく
製造年を基準に計算される点にも注意が必要です。
2026年7月|商業輸入は車齢制限を撤廃
一方、販売目的の商業輸入では、
2026年7月から制度が緩和されました。
| 項目 | 2026年6月まで | 2026年7月以降 |
|---|---|---|
| 車齢制限 | 5年以内 | 撤廃 |
| 商業輸入の追加関税 | 40% | 30% |
制度上は、
5年を超えた中古車も商業輸入できるようになっています。
ただし、安全・環境・品質基準などの条件があり、
現時点では商業輸入によって年式の古い日本車が大量に流通している状況ではありません。
現在の中古車相場では「3年・5年」の節目がまだ重要
商業輸入では車齢制限がなくなりましたが、
現在の日本の業者オークションを見る限り、
従来からの個人輸入による需要が
依然として相場に大きく影響しています。
そのため現状では、
という従来の輸出期限を引き続き意識しておくのが現実的です。

ロシア向け中古車|輸出人気車種TOP10
| メーカー | 車種名 | 型式 |
|---|---|---|
| ホンダ | ステップワゴン スパーダ | RP3 |
| ホンダ | フリード(GB5/6系) | GB5 |
| ホンダ | フリード(GB3/4系) | GB3 |
| ホンダ | ヴェゼル(RU系) | RU1 |
| トヨタ | ヤリスクロス | MXPB10 |
| トヨタ | ヤリス | KSP210 |
| トヨタ | ライズ | A200A |
| スズキ | ジムニーシエラ | JB74W |
| スズキ | ジムニー | JB23W |
| ホンダ | フィット | GK3 |
ロシアの輸入規制と相場への影響
ロシアは、フリードやヴェゼル、ライズなど、
小排気量の日本車に輸出需要がある国です。
日本から輸出できる車は排気量・エンジン方式に注意
日本政府は2023年8月から、
ロシア向けの一部自動車について輸出禁止措置を実施しています。
主な対象は以下の車両です。
| 日本から輸出禁止の主な対象 |
|---|
| 排気量1,900ccを超える自動車 |
| ハイブリッド車(HEV) |
| プラグインハイブリッド車(PHEV) |
| 電気自動車(EV) |
そのため、日本からロシアへの中古車輸出では、
規制対象外の小排気量ガソリン車が中心となっています。
フリードやヴェゼル、ライズなどは、
ロシア向けの需要が日本の業者オークション相場に影響する車種です。
リサイクル税の引き上げで高出力車の輸入負担が増加
ロシアでは、自動車の輸入時などに
リサイクル税(廃車税)が課されます。
この影響を受けた車種のひとつが、
最高出力177馬力のフォレスター 1.8Lターボです。
ロシア向けの仕入れコストが増加したことで、
日本の業者オークションでも輸出バイヤーの買いが弱まり、
相場が大きく下落しました。

ロシア向け需要が強い車でも、現地の税制変更によって買取相場が大きく動くことが分かります。
参照元:JETRO「ロシアの関税制度」
燃料不足とルーブル安でロシア向け需要に変化
2026年夏、ロシアでは製油所の稼働率低下などを背景に、
ガソリン不足が発生しました。
JETROによると、
モスクワ市内では給油待ちや給油制限も見られ、
その後、2026年6〜8月のEV・PHEV新車販売は
前年同期の約2.2倍まで増加しています。
参照元:
JETRO「ガソリン供給の確保に向け法改正、モスクワ市内では給油の列が続く」
JETRO「ロシアのEV販売、夏季に2倍超、燃料(ガソリン)不足で需要拡大」
実際、日本の業者オークションでも、
これまでロシア需要で高値だった
ヴェゼル・カローラクロスのガソリン車・ジムニーシエラなどで
相場下落が見られています。

現状は、
ロシア国内のガソリン車需要の変化と、為替による仕入れ採算の悪化が重なり、以前ほど強い買いが入りにくくなっています。
スリランカ向け中古車|輸出人気車種TOP10
| メーカー | 車種名 | 型式 |
|---|---|---|
| ホンダ | ヴェゼル ハイブリッド | RV5 |
| ダイハツ | ミライース | LA350S |
| トヨタ | ライズ ハイブリッド | A202A |
| トヨタ | ヤリス | KSP210 |
| スズキ | ワゴンRカスタムZ | MH95S |
| トヨタ | ライズ | A210A |
| スズキ | ワゴンR | MH85S |
| トヨタ | ルーミーカスタム | M900A |
| スズキ | エブリイバン | DA17V |
| ニッサン | デイズ ハイウェイスター | B44W |
スリランカの輸入規制と相場への影響
スリランカは、2025年に約5年ぶりに自動車輸入が再開されたことで、
ヴェゼルやライズのハイブリッドなど、高年式車の買取相場を大きく押し上げた輸出先です。
参照元:JETRO「スリランカ、約5年ぶりに自家用車・バイクの輸入も再開」
しかし、2026年5月の関税引き上げによって状況が変わり、
現在は以前の高騰相場から大きく水準を下げています。
輸入対象は初度登録から35か月以内の車両
そのため、日本の業者オークションでは、
当年式から2年落ちを中心に輸出向けの買いが集まりやすいのが特徴です。
スリランカ向け需要が強い車は、登録から3年を迎える前の売却がおすすめです。
ハイブリッドや小排気量車に強い需要
スリランカでは、ヴェゼルやライズのハイブリッドに加え、
ヤリスや軽自動車などの小排気量車も人気があります。
特に高年式のヴェゼル ハイブリッドやライズ ハイブリッドは、
輸出需要の強まりによって、
一時は新車価格を上回る高値で取引されていました。
スリランカは、高年式の低燃費モデルのリセールを大きく左右する輸出先です。

【2026年9月更新】50%のサーチャージは12月末まで延長
参照元:JETRO「スリランカ、車両輸入に50%のサーチャージ導入」
輸入コストの増加によって現地バイヤーの仕入れが弱まり、
ヴェゼルやライズの高年式ハイブリッドは、
日本の業者オークションでも相場が大きく下落しました。
さらに、当初は3か月間の時限措置だったサーチャージが、
2026年12月31日まで延長されています。
参照元:JETRO「スリランカ、車両輸入関税への50%サーチャージを2026年末まで延長」
直近では高年式ハイブリッドの下落が一服し、
相場は落ち着きつつあります。

しかし、関税の追加負担が年末まで続くため、
以前の高値水準への大幅な回復は、当面期待しにくい状況です。
売却は3年の年式制限と現在の相場を意識したい
スリランカ向け需要のある車は、
初度登録から35か月以内という輸出条件が、売却タイミングを考えるうえで重要です。
特に高年式ハイブリッドを所有している方は、
以前の高騰相場への回復を待つだけでなく、
輸出対象となる期間内に、現在の査定額を確認して売却を検討するのがおすすめです。
UAE向け中古車|輸出人気車種TOP10
| メーカー | 車種名 | 型式 |
|---|---|---|
| トヨタ | ランドクルーザープラド | TRJ150W |
| トヨタ | ハリアー | MXUA80 |
| ニッサン | ノート e-POWER | HE12 |
| トヨタ | ランドクルーザー250 | TRJ250W |
| トヨタ | RAV4 | MXAA54 |
| トヨタ | ランドクルーザープラド | GDJ150W |
| トヨタ | ハリアー | ZSU60W |
| ニッサン | セレナ e-POWER | HFC27 |
| トヨタ | カローラフィールダー ハイブリッド | NKE165G |
| トヨタ | ハリアー ハイブリッド | AXUH80 |
UAEの輸出需要と相場への影響
UAE(アラブ首長国連邦)は、日本の中古車にとって重要な輸出先です。
特にドバイは、日本から仕入れた中古車を中東・アフリカなどへ再輸出する拠点として知られています。
そのため、UAE向けの中古車相場は、UAE国内の需要だけでなく、
再輸出先の国でどのような車が求められているかによっても変わります。
ドバイは中古車の再輸出拠点
ドバイには、中古車の輸入・再輸出を行う企業が集まる
ドバイ・オート・ゾーン(DAZ)があります。
日本から輸出された中古車は、ここを経由して
アフリカや南アジアなど、別の国へ販売されることがあります。
例えば、UAE向けとして輸出された右ハンドル車でも、
最終的な販売先はアフリカの右ハンドル市場というケースがあります。
つまり、日本の貿易統計で「UAE向け」となっていても、最終的な需要国がUAEとは限らないのです。
中東情勢の悪化で中古車輸出が大幅減少
UAEの主要港であるジュベル・アリ港へ向かう船舶の運航にも影響が及び、
日本からUAEへの中古車輸出は大きく減少しました。
財務省貿易統計をもとにした集計では、
2026年1〜6月のUAE向け中古車輸出台数は、前年同期比で約69%減少しています。
6月には前月から輸出台数が増えたものの、
依然として前年同月を大きく下回る水準でした。
参照元:中古車輸出市場レポート「2026年6月の中古車輸出動向」
輸送コストの増加も相場に影響
中東向けの海上輸送が不安定になると、
代替港の利用や輸送ルートの変更が必要になります。
こうした対応によって輸送日数や物流コストが増えると、
輸出バイヤーが日本で車を仕入れられる価格にも影響します。
一方、UAEを経由せず、ほかの国へ直接輸出するルートもあるため、
UAE向けの輸出台数が減った分だけ、中古車の海外需要そのものが減ったわけではありません。
重要なのは、UAE向けの輸出台数だけでなく、
最終的な販売先の需要と、そこまで車を運ぶためのコストです。
参照元:JETRO「ホルムズ海峡封鎖、日本の自動車輸出に影響」
UAE向け需要のある車は、現在の輸出相場を確認したい
プラドやハリアー、RAV4など、
UAE向けに輸出されてきた車種は、
再輸出先の需要や物流の変化によって買取相場が動きます。
特に2026年は、中東向けの輸送環境が以前と大きく変わった年です。

UAE向けの輸出実績が多い車を売却するなら、
現在の海外バイヤーの引き合いが反映された最新の買取相場を確認するのがおすすめです。
ケニア向け中古車|輸出人気車種TOP10
| メーカー | 車種名 | 型式 |
|---|---|---|
| トヨタ | ハリアー(60系) | ZSU60W |
| マツダ | CX-5 | KF2P |
| トヨタ | ランドクルーザープラド | GDJ150W |
| トヨタ | ノア | ZRR70G |
| トヨタ | ランドクルーザープラド | TRJ150W |
| トヨタ | RAV4 | MXAA54 |
| ホンダ | ヴェゼル ハイブリッド | RU3 |
| スバル | フォレスター | SJ5 |
| ダイハツ | ミライース | LA350S |
| トヨタ | カローラフィールダー ハイブリッド | NKE165G |
ケニアの輸入規制と相場への影響
ケニアは、ハリアーやフォレスター、CX-5などのSUVをはじめ、
年数が経過した日本の中古車にも輸出需要がある国です。
特に重要なのが、初度登録年を基準とした8年の車齢制限です。
輸入できるのは初度登録から8年未満の車両
2026年に輸入できるのは、
2019年以降に初度登録された右ハンドル車です。
2018年以前に初度登録された車両は、
2026年の輸入対象から外れています。
参照元:JETRO「中古車の現地輸入規則および留意点:ケニア向け輸出」
6〜7年落ちでも輸出需要がある
ケニア向けでは、新しい車だけでなく、
6〜7年落ちの中古車にも需要があるのが特徴です。
ハリアーやフォレスター、CX-5などは、
年数が経過しても海外バイヤーからの引き合いがあり、
日本の業者オークション相場を支えています。
そのため、国内では年式が古くなってきた車でも、
ケニア向けの輸出対象であれば、高値で売却できるケースがあります。
ケニア向けは10〜11月に駆け込み需要も
例えば2019年に初度登録された車両は、
2026年中にケニアへ到着する必要があります。
そのため年末が近づくと、
船積みや輸送期間を考慮して
10〜11月頃に対象年式の駆け込み需要が入りやすくなります。
一方、売却時期が遅くなり、
ケニアへの到着が翌年になると
輸出対象から外れてしまいます。
ケニア向け需要の強い7年落ち前後の車両は、
12月まで待たず、10〜11月頃の需要がある時期を意識する
のがひとつのポイントです。

ケニア向けの人気車種では、
初度登録年と現地への到着期限を意識することが、高値売却の重要なポイントとなります。
買取価格は「売り方」で大きく変わる!
中古車の買取価格は、どこに・どうやって売るかによって大きく差が出ます。
以下は代表的な売却方法の違いと、それぞれの特徴です。
| 売却方法 | 特徴 |
|---|---|
| ディーラー下取り | 新車購入時の下取りに便利ですが、業者オークション相場を反映していないことが多く、買取価格は低くなりがちです。手間はかかりませんが、高値は期待できません。 |
| 個人売買(ヤフオフ・ジモティー等) | 自分の希望価格で出品できますが、海外輸出ルートに乗らないため、輸出需要を加味した価格にならず、相場以下で売却してしまうケースも少なくありません。 |
| 一括査定サイト | 複数業者が一括で競合するため、輸出を見込んだ価格になる可能性が高く、最も高値で売れる可能性がある方法です。電話対応の煩わしさはありますが、価格重視なら検討の価値ありです。 |

中古車は「どこに売るか」で数十万円の差が出ることもあります!
特に輸出需要のある車種は、一括査定の売却が圧倒的に有利です!
おすすめの車買取サービス比較表

車を少しでも高く売るには、自分に合った買取方法を選ぶことが大切です。
わたしがおすすめする、目的別に選べる3つのサービスをご紹介しますね!
車買取サービス比較
※スマホでは横にスクロールしてご覧いただけます →
| 比較項目 | MOTA 車買取 |
ズバット 車買取比較 |
カーネクスト |
|---|---|---|---|
| 特徴 | 最大20社が概算査定額を提示 → 高額査定上位3社のみメール/電話のやりとり | 最大10社と直接やりとりでき、競合することで高額査定を引き出しやすい | 古い車・故障車・事故車まで幅広く対応し、電話一本で手間なく売却できる一社完結型 |
| 対象車両 | 普通車・軽自動車・廃車全般 | 普通車・軽自動車全般 | 廃車・事故車・過走行車 |
| 査定方式 | 最大20社で一括査定・最短3時間後Web上で概算査定額提示・高額査定の上位3社のみとやりとり ※車種やエリアにより3社以下の場合があります。 | 一括査定・最大10社と価格交渉あり 一括査定のご依頼後、 最新の相場額がWeb上ですぐわかる |
電話査定・1社完結 店舗持ち込み査定や、自宅に伺っての実車査定などは一切なし |
| 連絡の数 | 少ない(最大3社のみ) | 多い(最大10社) | 1社(電話1回が基本) |
| 向いている人 | 多くの買取店で比較して高く売りたい・やり取りは最低限に抑えたい人 | しっかり比較して少しでも高く売りたい・多くの買取店とやりとりして最適な業者を選びたい人 | 一社とだけやりとりして簡単に売りたい・故障車や古い車もそのまま手放したい人 |
| 対応地域 | 全国 | 全国 | 全国 |
| 申込所要時間 | 約45秒 | 約45秒 | 約20秒 |
| 公式サイト |
|
ズバット車買取比較はこちら
|
カーネクストはこちら
|
✅ MOTA車買取
“電話を抑えて最大20社の一括査定で納得いく価格で売りたい”方に向いたサービスです。
- ✅ WEBで概算査定額がわかる
- ✅ 数十社からの電話ラッシュなし
- ✅ 最大20社が概算査定額を提示 → 高額査定の上位3社のみとやり取り
※最短3時間で概算査定額がわかります。利用料は無料です。
✅ ズバット車買取比較
“しっかり比較して高く売りたい・最大10社と直接やりとりして最適な買取店を選びたい”方向けのサービスです。
- ✅ 最大10社と直接やりとりできる
- ✅ 競合によって高額査定を引き出しやすい
- ✅ 大手〜中小まで幅広く比較し、最適な業者を選べる
※査定は完全無料。売るかどうか迷っている段階でも利用できます。
✅ カーネクスト
“廃車・不動車・事故車など、通常の買取店で値段がつきにくい車に対応し、 電話一本で手間なく売却したい”方向けのサービスです。
- ✅ 廃車・事故車・故障車OK
- ✅ 来店不要で、手間のない売却が可能
- ✅ レッカー引取り無料
※レッカー引取り無料。動かない車でもそのまま依頼できます。
それぞれメリットが異なるため、車の状態や売却の希望に合わせて使い分けるのがおすすめです。
- ・電話を抑えて査定額を比較したい → MOTA
- ・複数社と直接やりとりして少しでも高く売りたい → ズバット
- ・古い車や故障車を手間なく処分したい → カーネクスト
どの買取サービスを選ぶか迷っている方へ
「自分は一括査定が向いているのか?」「電話はどれくらい来る?」「廃車でも使える?」 など、売却方法そのものから迷っている方は、こちらの記事で目的別に詳しく解説しています。
まとめ|中古車の売り時は輸出先の規制と需要で変わる
中古車の買取相場は、国内の人気だけでなく、
輸出先の年式制限・関税・現地需要によって大きく変わります。
例えば、マレーシア向けの車は初度登録12ヶ月〜59ヶ月の期限、
スリランカ向けの車は登録から3年の期限が売却タイミングの重要なポイントです。
また、2026年はスリランカの関税引き上げやロシアの燃料不足など、
海外の情勢変化によって買取相場が大きく動いた車種も見られました。
輸出需要の強い車を所有している方は、
年式制限を迎える前に、現在の買取相場を確認しておくことが高値売却のポイントです。

中古車は、同じ車種でも輸出先の規制や需要によって売り時が変わります!
愛車がどの国で人気なのかを知ることが、高値売却への第一歩です。
売却を検討している方は、輸出需要があるうちに現在の買取価格をチェックしておきましょう!




