
こんにちは、フクロウ教授です。
今回はヤリスクロスの最新買取相場とリセール傾向について解説していきます!
ヤリスクロスは2020年に登場したコンパクトSUVで、
ヤリスをベースにSUVらしいスタイルと使い勝手を両立した人気モデルです。
ハイブリッドモデルの燃費性能や都会でも取り回しやすいサイズ感などが評価され、
発売以降、安定した販売台数を維持しています。
中古車市場では、高いリセールバリューも魅力のひとつ。
「どのグレードが高く売れる?」「今は売り時なのか?」
といった疑問をお持ちの方に向けて、この記事では2025年11月の業者オークション相場のデータをもとに詳しく解説していきます!
この記事でわかること
- ヤリスクロスの最新買取相場(2025年11月)
- ガソリン or ハイブリッド?どちらがリセールに強い?
- グレード・ボディカラーによるリセール差
- いつ売るのがベスト?の判断ポイント
リセールバリューとは、車を売却する際にどれだけ価値が残っているかを示す指標です。
一般的には「買取価格 ÷ 新車価格 × 100」で算出され、数値が高いほど高額で売れる=お得ということになります。
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【2025年最新版】ヤリスクロスの買取相場をチェック!
2025年11月相場
1年落ち/令和6年式(2024年)
| ガソリン | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| X | 190 | – | – |
| G | 215 | 198 | 92% |
| Z | 243 | 226 | 93% |
| Zアドベンチャー | 255 | 225 | 88% |
| GRスポーツ | 257 | – | – |
| ハイブリッド | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| ハイブリッドX | 229 | – | – |
| ハイブリッドU | 245 | – | – |
| ハイブリッドG | 252 | 239 | 95% |
| ハイブリッドZ | 280 | 268 | 96% |
| ハイブリッドZ アドベンチャー | 292 | 275 | 94% |
| ハイブリッドGR スポーツ | 295 | 269 | 91% |
3年落ち/令和4年式(2022年)
| ガソリン | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| X | 189 | 198 | 105% |
| G | 202 | 230 | 114% |
| Z | 223 | 255 | 115% |
| Zアドベンチャー | 233 | 270 | 116% |
| GRスポーツ | 236 | 251 | 107% |
| ハイブリッド | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| ハイブリッドX | 228 | 193 | 85% |
| ハイブリッドG | 239 | 212 | 89% |
| ハイブリッドZ | 260 | 235 | 91% |
| ハイブリッドZ アドベンチャー | 270 | 241 | 89% |
| ハイブリッドGR スポーツ | 275 | – | – |
5年落ち/令和2年式(2020年)
| ガソリン | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| X | 189 | 168 | 89% |
| G | 202 | 182 | 90% |
| Z | 221 | 199 | 90% |
| ハイブリッド | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| ハイブリッドX | 228 | – | – |
| ハイブリッドG | 239 | 196 | 82% |
| ハイブリッドZ | 258 | 208 | 81% |
ヤリスクロスの相場はエンジン・グレード・駆動方式で差アリ!
ヤリスクロスの買取相場を細かく見ると、
アドベンチャーやGRスポーツといった特別仕様車より、Zグレードの方が総じて高いリセールを維持しています。
また、エンジンタイプや駆動方式による差も大きく、どの仕様を選ぶかで査定額が大きく変わるのが特徴です。
ハイブリッドモデルのリセール傾向
ハイブリッドは、高年式であるほど輸出ニーズが強く、特にスリランカ向け需要が相場を押し上げている状況です。
- 当年登録〜2年落ちは高値で取引されやすい
- スリランカは「初度登録から35ヶ月以内」のみ輸入可能
- 36ヶ月超えは、輸出不可となり相場が下がりやすい
そのため、ハイブリッドは “3年以内の売却” が明確に有利な構造になっています。
ガソリンモデルのリセール傾向
一方でガソリンモデルは、ハイブリッドとはまったく異なる動きを見せています。
- 年数が経つほど関税率が変わる国の輸出と相性が良い
- そのため2〜4年落ちのガソリンが今、最も強い上昇トレンド
- 特に令和4年式(3〜4年落ち)は輸出“適齢期”で強烈な高騰中
4WDも実は“隠れ高リセール”
今回の相場表は2WDのデータですが、
実は4WDが高値で取引されています。
- 新車価格差:4WDの方が約20万円高い
- 業者オークション:4WDが2WDより50〜60万円も高い落札となるケースも!
この背景には、ロシアなど “寒冷地 × SUV × 4WD” を強く求める海外市場があるためです。
ヤリスクロスの4WDは国内以上に海外評価が高いと言えます。


ハイブリッドとガソリン、それぞれの売り時まとめ
| エンジンタイプ | 輸出国・市場の特徴 | 売却の目安時期 | 高リセールを狙うなら? |
|---|---|---|---|
| ハイブリッドモデル | スリランカなど 35ヶ月以内の輸入規制あり | 登録から3年以内 | 2〜3年目がベストタイミング! |
| ガソリンモデル | ロシアなど年式により輸入関税が変わる | 登録から2〜4年以内 | 4年以内での売却が狙い目! |



ハイブリッドは3年以内、ガソリンは4年以内がリセールの勝負どころです!
海外需要のタイミングに合わせて、しっかり売り時を見極めましょう。
過去6ヶ月の平均買取相場の推移
令和4年式「Z」グレードのガソリンモデル・ハイブリッドモデルそれぞれの過去6ヶ月の平均買取相場とリセール率をグラフで比較してみました。
令和4年式Z(ガソリン)


ガソリンモデル:相場上昇が継続中!
令和4年式のZ(ガソリン)は、ヤリスクロスの中でも特に強い上昇トレンドを描いている年式です。
ガソリンモデルは2年落ち〜4年落ちが輸出適齢期に入っており、どの年式も値上がり傾向にありますが、
その中でも令和4年式の伸び幅がもっとも大きいのが特徴です。
相場が動き始めたのは 2025年4月ごろ。
そこから業者オークションでは需要が一気に高まり、
現在も「過熱気味」といえるほど高値で取引され続けています。
とくにガソリンZは輸出向けの引き合いが非常に強いため、
高値圏の相場はしばらく継続する可能性が高い状況です。
出品数も増えているものの、買い手側の勢いが勝っており、
今のところは相場が崩れる気配は見られません。
令和4年式Z(ハイブリッド)


ハイブリッドモデル:大きな上下なく“安定相場”をキープ
令和4年式のハイブリッドZは、ガソリンモデルのように強い上昇トレンドこそ見られないものの、
相場は終始安定して推移しているのが特徴です。
ここ半年は横ばい〜ごく緩やかな微増といった動きで、
“価格が崩れにくい堅調なタイプ” と言えます。
直近の業者オークションでは、
出品台数が徐々に減ってきていることもあり、
供給過多による急落リスクは今のところ低め。
ガソリンのような輸出主導の急上昇はありませんが、
そのぶん値動きが穏やかで、
安定を重視するユーザーには魅力的な相場環境が続いています。



輸出向きのガソリン車は今が売り時!
ハイブリッドは年数経過での値落ちリスクがあるため、一度相場を確認しておくと安心です。
人気のボディカラーは?



ヤリスクロスを高く売るには「色選び」も意外と重要です!
ヤリスクロスの人気カラーは「ホワイトパール」が圧倒的!
ヤリスクロスで最もリセールが強いカラーはホワイトパール。
中古市場でも圧倒的な支持があり、業者オークションでも常に高い成約率をキープしています。
- 他カラーより5〜10万円ほど高く売れやすい
- 流通量が多く、どの年代でも買い手がつきやすい
- 売却時に色によるマイナス調整が入りにくい
ブラック・ベージュも人気だが、リセールは横並び
ホワイトほどではありませんが、
ブラックやアーバンカーキ/ベージュ系 も根強い人気があります。
- どれも市場評価は安定しており、値落ちが大きくない
- 見た目の好みで選んでもリセール差はほとんど出ない
- ホワイトと比べると数万円の差に収まるケースが多い
つまり、
ホワイト以外を選んでも損はしづらい のがヤリスクロスの特徴です。
リセール重視なら“迷わずホワイトパール”
色に特別なこだわりがないなら、
リセール面ではホワイトパールが最もメリット大。
- 買取査定でプラス評価されやすい
- 海外輸出でもホワイトが選ばれやすい
- 長く乗っても色による価値落ちが少ない
「どの色にするか迷う…」という人は、
ホワイトパールを選んでおけば後悔しない というのが結論です。
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2025年11月リセールまとめ
- Zグレード(ガソリン/ハイブリッド)が全体の中心で最も強いリセール傾向
特別仕様車よりもZが安定して高値を維持。 - ガソリンモデルは2〜4年落ちが輸出の“適齢期”で相場が上昇中
特に令和4年式Zは2025年4月から明確に上昇トレンドへ。 - ハイブリッドは横ばい安定。流通減少で下振れリスクは小さめ
ガソリンほどの高騰はないが、安定して高値圏を維持。 - 4WD(ガソリン)はロシア向け需要で特に高リセール
2WDとの差が50〜60万円付くケースもあり突出した強さ。 - 輸出条件の違いで“売り時”が変わるのがポイント
- ハイブリッド:スリランカ向け → 35ヶ月以内が理想
- ガソリン:関税優遇の国が多く → 年数が経つほど高くなることも
- 人気カラーはホワイトパールが断トツ。査定額+5〜10万円のケースも多数
ブラックやベージュ系も安定だが、迷ったらホワイトが鉄板。



ヤリスクロスのように「海外需要」がある車は、売却タイミングとグレード・カラー選びで大きな差が出ます。
損をしないためにも、今の相場をしっかりチェックしておきましょう!







