
こんにちは、フクロウ教授です。
今回はホンダ・ヴェゼルの最新買取相場とリセールの動向について、業者オークションデータをもとに詳しく解説していきます!
2021年にフルモデルチェンジされた現行ヴェゼルは、都会的なスタイルと実用性のバランスに優れたコンパクトSUVとして、発売以来、若年層からファミリー層まで幅広い層に支持されています。
2025年春以降、ホンダ・ヴェゼルの買取相場に大きな変化が見られます。特にe:HEV ZやZ Playグレードは、スリランカ向け輸出再開の影響で一時的に相場が高騰しましたが、5月後半からは下落基調に転じています。
本記事では、2025年11月時点の最新相場データをもとに、ヴェゼルのグレード別買取相場やリセール傾向、売却タイミングの見極め方について詳しく解説します。
この記事でわかること
- ヴェゼルの最新買取相場(2025年11月)
- ハイブリッド・ガソリン別のリセール傾向と売り時
- ハイブリッドモデルが高騰や下落している理由
- パノラマルーフや高リセール装備について
- カラーによるリセール差
- 売るならいつ?ベストなタイミングの判断材料
リセールバリューとは、車を売却する際に「どれだけ価値が残っているか」を示す指標です。
ヴェゼルのような国内外で需要のあるSUVは、相場変動が大きいため、
中古市場の動向を把握しておくことが損を防ぐカギになります。
愛車の相場を知るためのおすすめサービス
「しっかり比較して高く売りたい」ならズバット、 「1社完結で手間なく売却したい」ならカーネクストがおすすめです。
【2025年最新版】ヴェゼルの買取相場傾向を解説!



ハイブリッドとガソリン、それぞれで相場の動きが全く違うのがヴェゼルの面白いところです。
輸出事情も絡むため、グレード・年式ごとに売却タイミングを見極めることが肝心です!
2025年11月相場
令和7年式(2025年)
| グレード | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| G | 246 | 280 | 114% |
| e:HEV X | 288 | 262 | 91% |
| e:HEV X HuNT pkg | 299 | 277 | 93% |
| e:HEV Z | 319 | 319 | 100% |
| e:HEV Z PLaY pkg | 355 | 364 | 103% |
令和6年式(2024年)
| グレード | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| G | 239 | 266 | 111% |
| e:HEV X | 288 | 250 | 87% |
| e:HEV X HuNT pkg | 299 | 267 | 90% |
| e:HEV Z | 319 | 283 | 89% |
| e:HEV PLaY pkg | 341 | 304 | 89% |
| e:HEV Z PLaY pkg | 355 | 306 | 86% |
令和5年式(2023年)
| グレード | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| G | 239 | 253 | 106% |
| e:HEV X | 277 | 232 | 84% |
| e:HEV Z | 300 | 269 | 90% |
| e:HEV PLaY | 341 | 301 | 88% |
令和4年式(2022年)
| グレード | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| G | 227 | 296 | 131% |
| e:HEV X | 265 | 228 | 86% |
| e:HEV Z | 288 | 251 | 87% |
| e:HEV PLaY | 329 | 288 | 88% |
令和3年式(2021年)
| グレード | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| G | 227 | 302 | 133% |
| e:HEV X | 265 | 206 | 78% |
| e:HEV Z | 288 | 242 | 84% |
| e:HEV PLaY | 329 | 266 | 81% |
ヴェゼルのリセール動向と輸出需要
令和7年式ヴェゼル e:HEV Z Playは、春以降しばらく新車価格を大幅に上回る相場で推移していました。
特に一時はリセール130%超えとなり、“新車即出し”による転売で利益を得る人が続出するほどでした。
しかし、スリランカ向け輸出の再開による高騰、いわゆる“スリランカバブル”も 現在は終わりかけています。
直近では相場が落ち着き、新車転売では逆に損をしてしまうレベルにまで下落しています。


ハイブリッドモデルの相場傾向
- 新車即出しから1年落ちくらいまでは高リセールを維持しており、特に Z PlayやPlayグレード+パノラマルーフは新車価格を上回るケースもあります。
- ただし2年以上経過すると相場は徐々に落ち着き、下落基調に入りやすくなります。
ガソリンモデルの相場傾向
- ガソリンモデルは新車直後よりも、3〜5年落ちの経年車の方がリセールが高くなる傾向があります。
- これは仕向け国の関税の仕組みにより、経年車の方が相場が上がりやすい背景があるためです。



新しい車よりも、あえて3〜5年落ちのほうが高く売れる。
そんな逆転現象がガソリン車では起きているんですよ。


過去6ヶ月の平均買取相場の推移
こちらでは、令和6年式e:HEV Z PLaYグレードと令和4年式Gグレードの平均買取相場をグラフ化しました。
過去の動きを確認することで、「今が売り時かどうか」の判断材料になります。
e:HEV Z PLaY(令和6年式)


e:HEVは高騰から一転、下落基調へ
ここ半年間、スリランカ向け輸出需要によって“スリランカバブル”が発生し、
新車即だし(納車直後の転売)車両や1年落ち車両が大量に市場へ流通し続けました。
その結果、現在は供給量が急増し、業者オークションでは成約率が低下、ピーク時から150万円も暴落しました。
スリランカもお腹いっぱいの状態で相場は明確な下落基調に入っています。
Gグレード(令和4年式)


ガソリンモデルは上昇維持!
令和4年式 ガソリンGグレードは、今まさに“輸出適齢期”に差しかかっており、
オークション相場も半年間上昇維持を示しています。
これは前項でも触れた通り、ヴェゼルのガソリンモデルは経年車のほうがリセールが高くなる傾向があるためです。
特に3〜5年落ちのガソリン車は、海外輸出でも扱いやすく人気があるため、現在は買い手が活発に動いています。
パノラマルーフと高リセール装備まとめ
パノラマルーフは以前の「e:HEV PLaY」グレードでは標準装備されていましたが
現在は「e:HEV Z・PLaYパッケージ」のみメーカーオプションで237,600円で装着可能です。
令和7年式のe:hev ZPLaYパッケージで相場を見ると、装着の有無でなんと買取価格に60万円以上の差がつくケースも確認されています。
この価格差の背景には、こちらもスリランカ向けの輸出需要が大きく影響しています。
スリランカでは高グレード+フル装備車両が特に好まれており、「パノラマルーフ付き」はまさに理想的な仕様です。
また、パノラマルーフは後付けできない装備のため、購入時の選択が非常に重要です。



e:hev Z・PLaYパッケージで高リセールを狙うなら、
迷わずパノラマルーフを装着しましょう!
スリランカ輸出における“高リセール装備一覧”
- パノラマルーフ
- マルチビューカメラ
- プレミアムオーディオ
- パワーバックドア
- ディスプレイナビ
- ホンダセンシング
これらはすべてスリランカ輸出では必須レベルの装備。
査定依頼時にはセールスポイントとして伝えましょう!
人気のボディカラーは?
中古市場での買取相場を見ていくと、ヴェゼルで最も人気が高いのはホワイトパールです。
- 業者オークションに出品されるヴェゼルの約45%がホワイトパール
- ブラックは約20%と次いで人気色
- この2色で全体の約65%を占める人気カラー構成
その他のカラーはどうなの?
グレー・シルバー・ブルー系などは、リセール面では大きな差は出にくいですが、
一部の買取店では「不人気色」として査定額を下げられるケースもあります。



ヴェゼルはボディカラーで売却時の査定額にも影響してきます。
特にホワイトパールは圧倒的な支持を集めておるのです。
フクロウ教授おすすめ!愛車を損せず売却する



車を少しでも高く売るには、自分に合った買取方法を選ぶことが大切です。
わたしがおすすめする、目的別に選べる2つのサービスをご紹介しますね!
車買取サービス比較
※スマホでは横にスクロールしてご覧いただけます →
| 比較項目 | ズバット 車買取比較 |
カーネクスト |
|---|---|---|
| 特徴 | 最大10社と直接やりとりでき、競合することで高額査定を引き出しやすい | 古い車・故障車・事故車まで幅広く対応し、電話一本で手間なく売却できる一社完結型 |
| 対象車両 | 普通車・軽自動車全般 | 廃車・事故車・過走行車 |
| 査定方式 |
一括査定・最大10社と価格交渉あり 一括査定のご依頼後、最新の相場額がWeb上ですぐわかる |
電話査定・1社完結 店舗持ち込み査定や自宅訪問での実車査定は一切なし |
| 連絡の数 | 多い(最大10社) | 1社(電話1回が基本) |
| 向いている人 | しっかり比較して少しでも高く売りたい・多くの買取店とやりとりして最適な業者を選びたい人 | 一社とだけやりとりして簡単に売りたい・故障車や古い車もそのまま手放したい人 |
| 対応地域 | 全国 | 全国 |
| 申込所要時間 | 約45秒 | 約20秒 |
| 公式サイト |
ズバット車買取比較はこちら
|
カーネクストはこちら
|
✅ ズバット車買取比較
“しっかり比較して高く売りたい・最大10社と直接やりとりして最適な買取店を選びたい”方向けのサービスです。
- ✅ 最大10社と直接やりとりできる
- ✅ 競合によって高額査定を引き出しやすい
- ✅ 大手〜中小まで幅広く比較し、最適な業者を選べる
※査定は完全無料。売るかどうか迷っている段階でも利用できます。
✅ カーネクスト
“廃車・不動車・事故車など、通常の買取店で値段がつきにくい車に対応し、 電話一本で手間なく売却したい”方向けのサービスです。
- ✅ 廃車・事故車・故障車OK
- ✅ 来店不要で、手間のない売却が可能
- ✅ レッカー引取り無料
※レッカー引取り無料。動かない車でもそのまま依頼できます。
車の状態や売却の希望に合わせて選ぶのが最適です。
- ・複数社と直接やりとりして少しでも高く売りたい → ズバット
- ・古い車や故障車を手間なく処分したい → カーネクスト
2025年11月リセールまとめ
- e:HEV ZやZ Playグレードはリセールが非常に高水準。特に2年以内の売却がベストタイミング。
- スリランカの輸出再開によってハイブリッド相場は一時的に急騰したが、新車即だしや1年落ちが多く流通。→供給過多により相場は大きく下落。
- ガソリンモデルは年数経過による関税優遇を受けやすく、5年以内の売却が狙い目。
- パノラマルーフ装着車は60万円以上高く売れる傾向(特に令和7年式)があり、リセールを重視するなら必須装備。
- ボディカラーはホワイトパールが最も評価が高く、ブラックも安定人気。



ヴェゼルはハイブリッドとガゾリンで売り時が違います!
今のチャンスを逃さず、売却は早めが吉となります!







