
こんにちは、フクロウ教授です。
今回は「40系ヴェルファイア」の買取相場とリセールバリューの動向を、業者オークションの最新データをもとに徹底分析していきます!
2023年に登場した40系ヴェルファイアは、30系からのフルモデルチェンジを経て、より高級感と存在感を増したミニバンとして注目を集めました。
とくに注目すべきは「Z Premier」グレードで、アルファード「Z」とは装備構成が異なり、ヴェルファイアならではの差別化ポイントが際立っています。
「ヴェルファイアは今が売り時なのか?」「アルファードとどちらがリセールがいい?」
この記事では、そんな疑問をお持ちの方に向けて、2025年9月時点の最新相場データをもとに、わかりやすく解説していきます。
この記事でわかること
- 40系ヴェルファイアの最新買取相場(2025年9月時点)
- Executive LoungeやZ Premierなど、グレード別のリセール傾向
- カラーによるリセール差と今後の見通し
- 「売るべきか」「待つべきか」の判断材料
リセールバリューとは、クルマを売却するときにどれだけ価値が残っているか(再販価値)を示す指標です。
特にヴェルファイアのような人気モデルは、輸出の影響、市場の在庫数の変化によって相場が大きく動くため、タイミングを見極めることが非常に重要です。
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実際の業者オークションデータをもとに、年式別・グレード別の買取相場とリセール率を比較していきましょう。
2025年9月相場
令和7年式(2025年)
ガソリンモデル | 新車 価格 | 買取 相場 | リセール |
---|---|---|---|
Zプレミア | 670 | 714 | 107% |
ハイブリッド | 新車 価格 | 買取 相場 | リセール |
---|---|---|---|
Zプレミア | 705 | 842 | 120% |
エグゼクティブ ラウンジ | 880 | 935 | 106% |
令和6年式(2024年)
ガソリンモデル | 新車 価格 | 買取 相場 | リセール |
---|---|---|---|
Zプレミア | 655 | 721 | 110% |
ハイブリッド | 新車 価格 | 買取 相場 | リセール |
---|---|---|---|
Zプレミア | 690 | 690 | 100% |
エグゼクティブ ラウンジ | 870 | 821 | 94% |
令和5年式(2023年)
ガソリンモデル | 新車 価格 | 買取 相場 | リセール |
---|---|---|---|
Zプレミア | 655 | 694 | 106% |
ハイブリッド | 新車 価格 | 買取 相場 | リセール |
---|---|---|---|
Zプレミア | 690 | 626 | 91% |
エグゼクティブ ラウンジ | 870 | 772 | 89% |
一時のプレミア価格は終了?ヴェルファイアも“本来の相場水準”へ移行中
2025年2月以降、40系ヴェルファイアの買取相場は大きく下落しています。
一時は新車価格を大きく上回る“プレミア価格”で取引されていましたが、現在はその勢いも落ち着き、本来の水準に戻りつつある状況です。
ただし例外もあり、一部改良後の令和7年式Zプレミアハイブリッドでは注目すべき動きが見られます。
特に新設定カラーのプレシャスメタルはオークションでも強気の取引が続いており、相場を押し上げる要因となっています。



全体的には落ち着きを見せているものの、カラー次第では依然として高リセールが期待できるケースもあるというのが現状です。
ヴェルファイア vs アルファードどちらがリセールがいい?
40系ヴェルファイアの中でも、ガソリンモデル「Z Premier」はリセールバリューが非常に高いグレードとして注目されてきました。
特に登場当初は、同じ1年落ちで比べてもアルファード「Z」よりも高い相場をつける場面が多く、
「エンジンの違いや装備内容の充実度による差別化」が評価されていたのです。
しかし、2025年2月以降は相場が大きく下落し、現在ではアルファードの方がリセール面ではやや有利になっています。


過去6ヶ月の買取相場推移|Zプレミア(ガソリン・ハイブリッド)
以下のグラフは、令和6年式Zプレミア(ガソリン/ハイブリッド)の直近6ヶ月間の平均買取相場を示したものです。
Zプレミア(ガソリン)


Zプレミア(ハイブリッド)


相場推移から見る40系ヴェルファイアの現状
40系ヴェルファイアの買取相場は、ガソリン・ハイブリッドともに5月ごろに一旦回復を見せましたが、
その後は再び下落から横ばいで推移しています。
背景には、業者オークションへの出品台数の増加や、主要輸出国であるマレーシアの年間輸入台数の上限が近づいていることが影響していると考えられます。
マレーシア向け輸出の特徴
- 年間の輸入枠は 35,000台 が上限
- 上限を超えると 追加関税 が課せられるため、例年は年後半に輸入が急減 → 相場下落につながる
- 現地業者の話では、今年は8月時点で上限に到達する見込み
2024年は約3.7万台が日本からマレーシアへ輸出されましたが、2025年は7月時点で既に約3万台に到達しており、輸入枠の上限が近づいています。


このままでは、年後半に需要鈍化が起き、相場下落に拍車がかかる可能性も考えられます。
また、ハイブリッドはガソリンほどマレーシア需要の影響を受けないものの、今後は緩やかな下落基調が続く可能性もあります。



売却を検討している方は、最新の相場変動に注意を払い、早めに動く判断も選択肢のひとつです。
ボディカラーによる買取価格の影響は?
40系ヴェルファイアは、ボディカラーでリセールに明確な差が出ます。
高リセールの定番:プラチナホワイトパール(089)
- 現在はプラチナホワイトパール > ブラック(202)の傾向。
- ブラックも需要はあるものの、小キズ・汚れが目立ちやすく管理負担が価格に影響。
- 色だけで10万円以上の差が生じるケースも珍しくありません。
→ 「人気=売りやすさ=高値になりやすい」という構図です。
新規カラーの動向:プレシャスメタル(改良後)
- 2024年12月の一部改良で追加されたプレシャスメタルは、足元の相場で他色より最大50万円近く高い取引が見られます。
- ただし、この上振れは初期流通の少なさ(希少性)によるプレミアの側面が強く、
アルファードの「プレシャスレオブロンズ」も登場直後は高値→現在は差が縮小している点を踏まえると、
“序盤限定”のプレミアと考えておくのが無難です。
まとめと選び方のヒント
- 長期視点で安定重視なら:まずはプラチナホワイトパール。
- 短期~中期で上振れ狙いなら:プレシャスメタルも有力だが、供給増でプレミア剥落のリスクは認識しておく。
- ブラックは“映え”と需要はあるが、管理難の分だけ再販時に伸びづらい点に留意。
内装色もリセールに影響!今は「ブラック」が有利
発売当初、40系ヴェルファイアではサンセットブラウン内装が高値で取引される傾向がありました。
しかし現在はブラックの方が数万円高くリセールされる状況へと変化しています。
- 登場初期:希少性と特別感からサンセットブラウンにプレミア感
- 現在:中古市場での扱いやすさや需要面でブラックが安定評価
今後リセールを重視するなら、ブラック内装の方が相場が落ちにくく、安定した価値を維持しやすいといえるでしょう。
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まとめ
- Z Premier(ガソリン)は依然として高リセール、特に輸出需要が支える形に
- 一時のプレミア価格は終了し、ガソリン車の相場は落ち着きながらも回復~横ばい傾向
- 新車即出しのハイブリッドZプレミアの新色「プレシャスメタル」は高値取引
- 現在はヴェルファイアよりアルファードの方がリセールが有利になった
- ガソリン、ハイブリッドともに下落基調
- ボディカラーはホワイトがやや優勢、内装はブラックが安定。サンセットブラウンはやや不利傾向
- 新色のプレシャスメタルは現在は高いが序盤限定の可能性も



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