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このブログ「中古車相場大学」では業者オークションの相場データを基に、
買取のプロであるフクロウ教授が最新の買取相場とリセールバリューを徹底調査したブログです。
リセールバリューとは再販価値の意味で、購入した車を売却した際にどれだけ中古車市場で価値を持つかを示します。
リセールバリューが高い車は、購入後も価値が下がりにくく高値で売却できる可能性があります。
・買取相場:業者オークション相場×0.9~0.95(掛け率は車種毎)
状態の良い車両のみを対象に算出(修復歴車や評価点の低い車両は除く)
・残価率%(リセール):買取相場÷新車本体価格×100
※新車本体価格はオプション、諸費用、値引きを考慮していません。
情報は常に最新に更新しており、
ディーラーや買取業社に安く買い取られないための目安になれば幸いです。
またこれから購入を考えてる方へ、リセールの良いグレード選びの参考にしてください。
あなたのカーライフをサポートするために、役立つ情報をお届けしていきます。
今回は2021年9月にデビューしたカローラクロスの
2025年1月の最新データを基に買取価格をお教えします!
カローラクロスの買取相場はどれくらい?
ガソリンモデル
令和5年式(2023年)
グレード | 新車 価格 | 買取 相場 | リセール |
---|---|---|---|
G X | 218 | – | – |
G | 241 | 199 | 83% |
S | 240 | 211 | 88% |
Z | 290 | 253 | 87% |
令和4年式(2022年)
グレード | 新車 価格 | 買取 相場 | リセール |
---|---|---|---|
G X | 199 | 189 | 95% |
G | 224 | 203 | 91% |
S | 240 | 203 | 85% |
Z | 264 | 257 | 97% |
令和3年式(2021年)
グレード | 新車 価格 | 買取 相場 | リセール |
---|---|---|---|
G X | 199 | – | – |
G | 224 | 241 | 108% |
S | 240 | – | – |
Z | 264 | 288 | 109% |
ハイブリッドモデル
令和5年式(2023年)
グレード | 新車 価格 | 買取 相場 | リセール |
---|---|---|---|
G | 276 | 240 | 87% |
S | 298 | 253 | 85% |
Z | 325 | 298 | 92% |
令和4年式(2022年)
グレード | 新車 価格 | 買取 相場 | リセール |
---|---|---|---|
G | 259 | 236 | 91% |
S | 275 | 243 | 88% |
Z | 299 | 286 | 96% |
令和3年式(2021年)
グレード | 新車 価格 | 買取 相場 | リセール |
---|---|---|---|
G | 259 | 218 | 84% |
S | 275 | – | – |
Z | 299 | 294 | 98% |
ガソリンモデルとハイブリッドモデルに共通してZが最もリセールが良いグレードになります。
その中でも特にガソリンモデルのZが一番リセールがいいです。
また、全体的に年式が1年落ち<2年落ち<3年落ちとリセールが良くなっているのが分かります。
これはカローラクロスの中古車が海外へ輸出されていることが大きく関係しています。
特に登録後3年(36ヶ月)を経過した車両は関税が低くなるため、輸出が増える傾向があります。
各国の規制により関税や経過年数は様々ですが、登録後5年までの車両しか輸出できない国もあります。
業者オークションが中古車市場の価格形成に大きな影響を与えていますが、
その中でも輸出需要が特に、価格を高騰させたりまたは、下落させる要因にもなっています。
その中でもカローラクロスは輸出需要が高い車種になるので、今回のようなリセールになっています。
輸出に人気なランドクルーザーやプラドも同じように3年落ち〜5年落ちまでが価格高騰する車種なので
カローラクロスももしかしたら5年落ちまでが売却の目安になるかもしれません。
過去6ヶ月の平均買取相場の推移
こちらでは令和3年式Zのガソリンモデルの平均買取相場をグラフにしました。
過去の相場推移を見ることで、現在の相場が高いのか低いのか、また今後どうなるのかを考察していきます。
Zグレード(ガソリン)
前項で登録後3年(36ヶ月)経過すると関税の関係で輸出需要が高くなるとお伝えしましたが、
24年8月ごろから10月にかけて買取相場が高騰しているのが分かります。
カローラクロスは2021年9月に発売したモデルで、発売当初に納車された車両が2024年9月に3年を迎えることになります。
そのため業者オークションでも3年落ちのカローラクロスの相場が高騰していました。
しかし、3年経過で相場は高騰したものの、10月後半から下落傾向なのが見て取れますが、
これにも理由があります。
例年、10月後半から年末にかけて輸出自体が減るからです。
輸出の需要が少なくなれば、業者オークションでの相場は下がり、結果買取価格も下がります。
ですが、これも例年1月後半から2月頃にまた相場が上がっていくことが予想されます。
そのため、売却に余裕のある方は年末は避け、1月後半ごろから売却をした方が無難でしょう。
おすすめはオークション形式の売却なので、気になる方は下記の記事を参考にしてください。
ボディカラーによるの買取価格に影響は?
このカローラクロスはバングラデシュへ非常に人気の高い車であるため、
ホワイトパールやブラックといった通常国内での人気のボディカラーより
・センシュアルレッド(3T3)
・セグメントグレーメタリック(1H5)
・アバンギャルドブロンズメタリック(4V8)
この3色のボディカラーの相場が高い傾向にあります。
ホワイトパールやブラックよりも10万円〜20万円も相場が高く推移しています。
シルバーメタリック(1L0)はそこまで相場は伸びず、ホワイトパールとブラックと同等の相場となります。
ブルー系はやや相場が低い傾向にあります。
パノラマルーフによるの買取価格に影響は?
ボディカラー同様、こちらも輸出先のバングラデシュで人気の装備となりますので、
リセールを良くするにはパノラマルーフ(メーカーオプションで11万円)は必須と言えます!
パノラマルーフなしと比べると20万円〜30万円相場が高いです。
初期費用で11万円はしますが、十分元を取れる装備となります。
ただし、SグレードかZグレードしか装着ができませんので、購入検討の方は注意してください。
フクロウ教授おすすめ!愛車を損せず売却する
オークション形式でやる
オークション形式の良いところは相場より高く売れる可能性があるところです。
通常、ユーザー→買取店→業者オークション→中古車販売店→買い手と中間業者のマージンが発生し、
本来の買取価格よりも低い値段で買取されるケースが多いのです。
ちなみにフクロウ教授は買取店の立場なので、買取金額はオークション相場から利益と手数料を差し引いた金額です。
オークション形式の場合、オークションを通じて小売業者や輸出業者などがダイレクトに入札できれば、
より高値で売却できる可能性があります。
楽天Car車買取
楽天カーはまさにオークション形式の車買取になります。
申し込み後、楽天カーからの電話と車の検査はたった1回だけ!
一括査定のように営業電話に悩まされることはありません。
出品から成約後の車の陸送手配、名義変更など、
わかりづらい手続きはすべて楽天カー株式会社が対応してくれます。
※成約が決まった時のみ売約手数料として22,000円(税込)の費用がかかるだけです。
週に2回のライブオークションが開催されるので、そこに出品できます。
オークションで最低希望落札価格を超えなければ、無料でキャンセルできます。
買取業社から安く買い叩かれる心配や、交渉、しつこい電話の心配はありません。
ただし、すぐに現金化したい方には少し時間がかかる場合があります。
そのため、時間に余裕があり、相場以上の価格で売却したい方には特におすすめです。
興味のある方は、ぜひ試してみてください!
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