【2025年最新版】カローラクロスの買取相場とリセールバリューをプロが徹底解説|高く売れる条件とは?

トヨタカローラクロス

こんにちは、フクロウ教授です。
今回はコンパクトSUVとして人気のカローラクロスの買取相場とリセールの動向について、
業者オークションの最新データをもとに、年式別・グレード別にわかりやすく解説していきます!

カローラクロスは、トヨタの「カローラシリーズ」初のSUVとして2021年に登場しました。
扱いやすいサイズ感とハイブリッド設定により、幅広い層から支持されている都市型SUVです。


2025年5月にはマイナーチェンジが実施され、ガソリンモデルは廃止されて全車ハイブリッド仕様となりました。

これにより、中古車市場ではガソリンモデルの希少価値が高まりつつあり、買取相場やリセールバリューにも変化が出始めています

「いま売るのは得か?」「どのグレードが高く売れるのか?」

そんな疑問を解決するために、2025年10月時点の買取相場や過去半年間の相場推移を徹底的にチェックしていきましょう。


この記事でわかること

  • 2025年10月時点のカローラクロス最新買取相場
  • ガソリン/ハイブリッドの相場推移
  • リセールに強い装備・カラーの特徴
  • 今売るべきか?を判断するためのポイント

リセールバリューとは、車を売却する際にどれだけ価値が残っているか(再販価値)を示す指標です。
カローラクロスのようなハイブリッドSUVは、海外輸出や市場トレンドの影響も受けやすく、リセールに差が出やすい車種といえます。


目次

【2025年最新版】カローラクロスの買取相場をチェック!

2025年10月相場

令和7年式(2025年)

マイナーチェンジ後
ハイブリッド2025/5~
新車
価格
買取
相場
リセール
G 276
S298
Z343403118%
マイナーチェンジ前
ハイブリッド~2025/4
新車
価格
買取
相場
リセール
G 276
S298
Z325336103%

令和6年式(2024年)

ガソリン新車
価格
買取
相場
リセール
G X218
G 24122192%
Z29027093%
ハイブリッド新車
価格
買取
相場
リセール
G 27624990%
S29826388%
Z32531597%

令和5年式(2023年)

ガソリン新車
価格
買取
相場
リセール
G X218
G 24123096%
S240247103%
Z29027495%
ハイブリッド新車
価格
買取
相場
リセール
G 276
S29827592%
Z32531196%

令和4年式(2022年)

ガソリン新車
価格
買取
相場
リセール
G X199
G 224280125%
S240286120%
Z264318121%
ハイブリッド新車
価格
買取
相場
リセール
G 25923892%
S27525292%
Z29929498%

令和3年式(2021年)

ガソリン新車
価格
買取
相場
リセール
G X199
G 224277124%
S240
Z264313119%
ハイブリッド新車
価格
買取
相場
リセール
G 259
S275
Z299301101%

Zグレードがリセール最上位!ガソリン・ハイブリッドともに高水準

カローラクロスのリセール傾向を見ると、ガソリン車・ハイブリッド車ともに「Z」グレードが最も高値で取引される傾向があります。

特に注目すべきは、1年落ち<2年落ち<3年落ちというように、年数が経つごとに相場が上昇する特徴が見られる点です。


この理由には、海外輸出市場での高い需要が大きく関係しています。
特にガソリンモデルは、登録後3年(=36ヶ月)を経過すると関税が安くなる国があり、輸出業者からの引き合いが一気に強まる傾向があります。

一部の国では「5年以内の車両しか輸入できない」という年式規制があるため、
3年〜5年落ちの中古車は“輸出適齢期”として高く売れやすい状況です。


「国内需要だけでなく、世界の輸出事情も相場に大きく影響している」ことを知っておくと、売り時を見誤らずに済みますよ!

Zグレード(令和4年式)の半年間相場推移をチェック!

こちらでは、令和4年式「Z」グレードのガソリン・ハイブリッドそれぞれの平均買取相場を過去6ヶ月分グラフ化しました。

現在の相場が高いのか、今後どう動きそうかを判断する材料として、過去の推移をしっかり確認しておきましょう。


Zグレード(ガソリン)

2025年10月カローラクロスZガソリン買取相場グラフ
スマホでご覧の方は、画像をタップしてご覧ください。

ガソリンモデルは3月後半以降、相場が上昇傾向にあり、リセールで20%ほどUPしています。
背景には、3年落ち以降が輸出適齢期にあたることに加え、ここ数ヶ月で業者オークションでの成約率かなり高いことが挙げられます。

その結果、輸出業者や外国人バイヤーからの引き合いが強まっていることが相場上昇の要因と考えられます。


Zグレード(ハイブリッド)

2025年10月カローラクロスZハイブリッド買取相場グラフ
スマホでご覧の方は、画像をタップしてご覧ください。

一方、ハイブリッドモデルは2025年3月後半から下落傾向にありましたが、
直近では回復傾向を見せています。

出品台数自体は大きく変わっていないものの、業者オークションでの成約率が上昇しており、
ガソリン車同様に輸出需要やバイヤーからの引き合いが強まっていることが挙げられます。
この動きにより、相場も徐々に持ち直してきている状況です。 


ガソリンはまだ上昇の余地がありますが、ハイブリッドは“今が売り時”のチャンスかもしれません!

ボディカラーによる買取価格の違いは?

ハイブリッドとガソリンで人気カラーが違うので、しっかり確認しておきましょう!

ハイブリッドモデルの場合(バングラデシュ需要)

カローラクロスのハイブリッドモデルは、バングラデシュへの輸出需要が非常に高く、国内で一般的に人気のホワイトやブラックよりも、下記のカラーが高くなる傾向があります。

リセールが高いカラー(+10万〜20万円の差

  • センシュアルレッドマイカ(3T3)
  • アバンギャルドブロンズメタリック(4V8)

こちらのカラーはバングラデシュ市場で評価が高く、オークションでも高値がつきやすいのが特徴です。


高相場の人気カラー

  • スパークリングブラックパール(220)
  • プラチナホワイトパールマイカ(089)
  • セントグレーメタリック(1H5)

こちらのカラーは安定しているものの、レッドやブロンズよりはリセールでは劣ります。


相場が低いカラー

  • ブルー系カラー
  • アティチュードブラックマイカ(218)

業者オークションの平均落札相場より低い傾向にあります。




ガソリンモデルの場合

ガソリン車はバングラデシュ以外の国向けが中心のため、リセールが高いカラーが異なります

リセールが高いカラー(+10万〜20万円の差

  • プラチナホワイトパールマイカ(089)
  • セントグレーメタリック(1H5)
  • アバンギャルドブロンズメタリック(4V8)

ブラックパールやブルーは「普通」の水準

  • スパークリングブラックパール(220)
  • ダークブルーマイカメタリック(8W7)

相場が低いカラー

  • アティチュードブラックマイカ(218)
  • センシュアルレッドマイカ(3T3)

業者オークションの平均落札相場より低い傾向にあります。

パノラマルーフは装着するだけでリセールアップ!

ボディカラーと並んでリセールを大きく左右する装備が、この「パノラマルーフ」です!

パノラマルーフは、特に海外市場での評価が非常に高く、装着車は20万〜30万円ほど高値で取引されています。


初期費用:110,000円(メーカーオプション)

→ リセール差で確実に“元が取れる装備”と言えます。

注意点:パノラマルーフはSグレード/Zグレード/GR SPORTのみ装着可能です。
購入時にはグレード選びにも気をつけましょう。


装備とカラーを意識するだけでリセール差は30万円以上に!

装備やカラーの選び方次第で、同じグレード・年式でも数十万円単位の差が出るのがカローラクロスの特徴です。

購入済みの方は「今の価値」を早めに確認しておくと損を防げます!

フクロウ教授おすすめ!愛車を損せず売却する

車を少しでも高く売るには、自分に合った買取方法を選ぶことが大切です。
わたしがおすすめする、目的別に選べる2つのサービスをご紹介しますね!

まとめ|カローラクロスは輸出需要を味方にすれば高く売れる!

  • 最もリセールが高いのは「Z」グレード(ガソリン・ハイブリッドともに人気)
  • 輸出需要が高く、関税の影響で経年車の方がリセールが良くなる傾向
  • 3年落ち以降のガソリンモデルは、輸出適齢期で相場が上昇中
  • ハイブリッドも現在相場は回復傾向
  • ハイブリッドはバングラデシュ向けでレッドやブロンズカラーが高リセール
  • ガソリン車はホワイトパールが最も高値で取引される傾向
  • パノラマルーフ装着車は20万〜30万円のリセールアップが見込める鉄板装備

「まだ高く売れるうちに動く」ことが、中古車売却で損しない最大のコツです!
今の買取価格を知っておくだけでも、あとで後悔しない判断ができます。


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