【2025年最新版】ヤリスの買取相場とリセールバリュー徹底分析|輸出需要で1,000ccモデルが高い?

2025年11月ヤリスのリセール

こんにちは、フクロウ教授です。
今回はトヨタ・ヤリスの買取相場とリセール動向について解説していきます!


ヤリスはハイブリッドやガソリンモデルを含めた豊富なグレード展開で、幅広い世代から支持されています。

中でもハイブリッドZは高い装備と人気を兼ね備えており、リセールも上々です。一方でガソリンモデルの「X」や「G」も価格帯と需要のバランスが取れており、中古車市場でも取引が活発なグレードとなっています。


この記事では、ヤリスの最新業者オークション相場をもとに、年式・グレード別のリセール動向を詳しく解説していきます!


この記事でわかること

  • ヤリスの最新買取相場(2025年11月)
  • 年式・グレードごとの買取相場とリセールバリュー
  • ハイブリッドとガソリンのリセール差
  • 売却タイミングの判断材料

リセールバリューとは、車を売る際に「購入価格に対してどれだけ価値が残るか」を示す指標です。

ヤリスのような人気車種は、国内需要だけでなく海外でも高評価されており、高リセール傾向にあります。


目次

【2025年最新版】ヤリスの買取相場をチェック!

2025年11月相場

1年落ち/令和6年式(2024年)

ガソリン新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
1000ccモデル
X16515493%
G18216993%
1500ccモデル
X181
G19715378%
Z22317177%
Z ウルバーノ234
ハイブリッド新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
ハイブリッドX22016274%
ハイブリッドU22617879%
ハイブリッドG23217174%
ハイブリッドZ25721282%
ハイブリッドZ
ウルバーノ
268

3年落ち/令和4年式(2022年)

ガソリン新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
1000ccモデル
X14711780%
G16413784%
1500ccモデル
X16212879%
G17914782%
Z20015980%
ハイブリッド新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
ハイブリッドX20113567%
ハイブリッドG21416175%
ハイブリッドZ23517273%

5年落ち/令和2年式(2020年)

ガソリン新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
1000ccモデル)
X Bパッケージ1398259%
X1458156%
G16110062%
1500ccモデル)
X1599358%
G17511163%
Z19212766%
ハイブリッド新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
ハイブリッドX19910050%
ハイブリッドG21312659%
ハイブリッドZ22914262%

ヤリスの相場動向とリセール傾向

2025年2月にスリランカへの中古車輸入が再開されて以降、
ヤリスの 1,000ccモデル は一気に需要が集中し、
一時は リセール率130%超え(1年落ち)という“バブル相場”を記録しました。

特に1,000ccが人気になった理由は、
排気量によって税率が変わり、1,000ccは税金が低くて輸入しやすいためです。


今は“バブル終了後の調整期ゾーン”

現在は過熱状態が落ち着き、
相場1年落ちの1,000ccモデルはリセール率90%前後といった推移に。

とはいえ、1,000ccモデルは
海外需要があるため、コンパクトカーの中では依然として底堅い相場を維持しています。

スリランカでは輸入可能な車両年式が「登録後35か月以内」に制限されているため、この需要が相場を下支えしている状況です。


ハイブリッドと1,500ccガソリンはZグレードが人気

ハイブリッドと1,500ccガソリンはZグレードがリセールが良い傾向にあります。

5年落ちでもリセール率60%台をキープしており、コンパクトカーとしては高水準のリセールです。

また、4年目以降になると、1,000ccモデルとのリセール差がほとんどなくなっていく傾向があります。
そのため、長く乗る前提であれば、Zグレードがおすすめと言えます。

過去6ヶ月の平均買取相場の推移

こちらでは令和5年式のXグレード(1,000ccモデル)ハイブリッドZの平均買取相場をグラフにしました。
過去の相場推移を見ることで、現在の相場が高いのか低いのか、また今後どうなるのかを考察していきます。


Xグレード(1,000ccモデル)

2025年11月令和5年式ヤリス(1000cc)相場グラフ
スマホでご覧の方は、画像をタップしてご覧ください。

“バブル相場”の反動が落ち着き始めた状況

前項で説明したように、1,000ccモデルは2025年2月のスリランカ向け輸出再開によって一気に高騰し、リセール率130%超えという“バブル相場”を記録しました。

しかし、需要が一巡したことで夏以降は反動下落が続き、グラフでも分かる通り夏をピークに右肩下がりの展開に。

とはいえ、直近では下げ幅が落ち着いてきており、ゆるやかな下げ止まりの傾向が見られます。

同じスリランカ需要で高騰した ルーミー・カスタムG-Tが辿った「高騰 → 反動下落 」 とほぼ同じパターン。


ハイブリッドZ

2025年11月令和5年式ヤリスハイブリッドZ相場グラフ
スマホでご覧の方は、画像をタップしてご覧ください。

ハイブリッド|安定した横ばい相場で推移中

ハイブリッドZグレードは、ここ半年間は大きな上下のない横ばいの相場で推移しています。
Zグレードは中古車市場でも人気が高く、他グレードに比べて安定感が強いのが特徴です。

また、業者オークションでの成約率も高水準を維持しており、相場が崩れにくい状況が続いています。
国内需要そのものが強いため、輸出需要によって相場が急騰・急落するタイプではなく、安定した値動きが期待できます。

ハイブリッドZは「急いで売らなくても大きく損しにくい」安定型のグレードと言えるでしょう。


ヤリスはエンジンタイプや年式によって相場の動き方が異なるため、売却タイミングを見極めることが重要です。

人気のボディカラーは?

ヤリスのカラー選びも、リセールを左右する大事なポイントです!

ヤリスで最も人気のボディカラーはホワイトパールです。
業者オークションの取引データを見ると、ヤリス全体の約4割がホワイトパールとなっており、圧倒的なシェアを誇っています。

ただし、ホワイトパールが特別に高値で取引されているわけではなく、ブラックアバンギャルドブロンズメタリック(4V8)と同等レベルの買取相場になっています。

一方で、相場がやや低い傾向にあるのが以下の3色です。

  • アイスピンクメタリック(3U6)
  • コーラルクリスタルシャイン(3U7)
  • ボルドーマイカメタリック(3R9)

これらのカラーは、他の人気色と比べて5万~10万円ほど安く取引される傾向があります。

それ以外のカラーについては、特に気にする必要はないでしょう。

1,000ccモデル(特に3年以内の高年式車)ではセンシュアルレッドマイカ(3T3)が高値で取引される傾向にあります。
スリランカでの需要が影響しており、輸出相場に影響を与えていると考えられます。

フクロウ教授おすすめ!愛車を損せず売却する

車を少しでも高く売るには、自分に合った買取方法を選ぶことが大切です。
わたしがおすすめする、目的別に選べる2つのサービスをご紹介しますね!


2025年11月リセールまとめ

  • 1,000ccモデルのスリランカ向けは“バブル終了” → それでも高値水準
    2025年2月の輸入再開で発生した一時的なバブル相場はすでに落ち着いたものの、
    排気量1,000ccの税率メリットは変わらず、高値で取引される状況が続いている。
    特にレッドカラーは引き続き人気。
  • ハイブリッドは横ばいだが安定した強さ
    国内需要が堅調で、輸出相場の乱高下の影響も受けにくく、落ち着いた値動き。
  • 4年目以降は全体的にリセール差が縮まりやすい
    1,000cc・1,500cc・ハイブリッドの価格差が近づき、年式が進むほど横並びに。
  • とくにZグレードは高リセール
    ガソリン1,500cc・ハイブリッドともにZは中古市場で最も選ばれ、
    5年落ちでも60%台を維持する安定したリセール。

輸出ニーズが強いモデルは、タイミング次第で買取価格が大きく変わります。
「いま売るといくらになるのか?」気になる方は、まずは一度相場チェックしてみるのがオススメです!


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