
こんにちは、フクロウ教授です!
今回は3年落ちSUVの中で特にリセールバリューが高い5車種をランキング形式で紹介します。
2020年代に入ってからもSUVブームは衰えることなく続いていますが、実は車種によって「リセールバリュー」には大きな差があります。
そこで今回は、3年落ちモデル(令和4年式)に限定して、リセールが高いSUVをランキング形式でご紹介!
「リセールバリュー」とは、購入した車を将来売却する際に、どれだけの価格で売れるかを示す指標です。
一般的には、新車価格に対する買取価格の割合(%)で表され、
- リセール100% → 新車価格と同じ値段で売れた
- リセール80% → 新車価格の80%で売れた
といったように数値化されます。
車を購入する際、「リセールが高い=損しにくい」ため、購入から売却までの“トータルコスト”を考えるうえでも重要な判断材料になります。



SUV市場は中古車需要も高く、海外輸出が絡むことでプレミア相場になるケースも珍しくありません。
ぜひ参考にして、納得のいくクルマ選びに役立ててください。
愛車の相場を知るためのおすすめサービス
高く売りたいなら ズバット / 古い・不動車なら カーネクスト がおすすめです
SUVリセールバリューランキング(3年落ち)TOP5
第5位:トヨタ ランドクルーザープラド


引用元:トヨタ自動車公式サイト
根強い人気を誇るクロカンSUVの定番モデル。
2024年以降はランクル250の登場もありましたが、3年落ちの相場は依然として高水準。
とくに「TX-Lパッケージ」は輸出需要が高く、高リセール傾向にあります。
2022年式(令和4年)
| ガソリン | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| TX 5人乗り | 367 | 380 | 103% |
| TX 7人乗り | 383 | 402 | 105% |
| TX_Lパッケージ 5人乗り | 417 | 434 | 104% |
| TX_Lパッケージ 7人乗り | 433 | 480 | 111% |
| TX_LマットブラックED 5人乗り | 430 | 438 | 102% |
| TX_LマットブラックED 7人乗り | 445 | 461 | 104% |
| ディーゼル | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| TX 5人乗り | 433 | 433 | 100% |
| TX 7人乗り | 448 | 448 | 100% |
| TX_Lパッケージ 5人乗り | 483 | 494 | 102% |
| TX_Lパッケージ 7人乗り | 499 | 525 | 105% |
| TX_LマットブラックED 5人乗り | 496 | 515 | 104% |
| TX_LマットブラックED 7人乗り | 511 | 541 | 106% |
| TZ-G | 554 | 591 | 107% |
- ガソリン車はパキスタン向け需要が非常に強く、特に“3〜5年以内”の車両は相場が大きく高騰。
この年式帯は関税面で有利になるため、輸出バイヤーの競争が激しく、高値取引が続いている。 - ディーゼル車はUAE・アフリカなどで安定した需要があり、年数を重ねても相場が崩れにくいのが特徴。
走破性と耐久性が求められる地域で人気が高く、長期間高リセールを維持しやすい。 - 装備や内装カラーによってリセールが大きく変動する点もプラドならでは。
サンルーフやベージュ内装、人気カラー(ホワイトパール・ブラックなど)は輸出向け評価が高く、
同じ年式・走行距離でも100万円以上の差 がつくケースも珍しくない。


第4位:スズキ ジムニーシエラ


引用元:スズキ公式サイト
悪路走破性とコンパクトなサイズ感で根強い人気を誇るジムニーシエラ。
国内だけでなく海外でも需要が高く、新しい年式より3年落ちの方がリセールバリュー約130%と高水準を維持しています。
2022年式(令和4年)
| グレード | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| JL | 191 | 249 | 130% |
| JC | 208 | 273 | 131% |
- マレーシア・ロシアを中心に海外需要が非常に強く、これがリセールを強力に支えている。
とくにマレーシアでは1.5Lエンジンの人気が高く、ロシアでも耐久性と悪路性能が高く評価されている。 - 国内でも新車の長納期が続いており、“すぐ乗れる中古車”の需要が安定。
そのため年式が進んでも相場が落ちにくく、シエラ全体のリセールは高水準を維持している。 - カラーによる差も明確で、ホワイトパールなどの定番色は高額査定になりやすい傾向。
人気カラーは国内・海外ともに需要が強く、買取時のプラス査定に直結する。


第3位:ホンダ ヴェゼル


引用元:ホンダ公式サイト
2021年にフルモデルチェンジされた2代目ヴェゼルは、スタイリッシュなデザインと使い勝手の良さが魅力のコンパクトSUV。
e:HEVなどのハイブリッドモデルが人気ではありますが、ガソリンモデルの相場が上昇しており3年落ちはガソリンモデルが130%前後のリセールを記録しています。
2022年式(令和4年)
| グレード | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| G | 227 | 296 | 131% |
| e:HEV X | 265 | 228 | 86% |
| e:HEV Z | 288 | 251 | 87% |
| e:HEV PLaY | 329 | 288 | 88% |
- ガソリンモデルは3年落ち以降が“輸出適齢期”となり、関税優遇を受けやすい国が多いため、
年数を重ねるほど相場が上向きやすい特徴がある。 - e:HEV(ハイブリッド)は新しい年式ほど強く、特に3年目までは高リセールを維持。
ただし4年目に入ると相場が落ち着きやすく、ガソリンモデルとは異なる動きを見せる。 - そのため、ガソリンとe:HEVでは“売り時”がまったく異なるのがポイント。
ガソリンは3〜5年落ちにかけて需要が強く、
e:HEVは3年以内の売却がもっとも高値を狙いやすい。


第2位:トヨタ カローラクロス


引用元:トヨタ自動車公式サイト
2021年に登場したカローラシリーズ初のSUV。
スタイリッシュなデザインと取り回しの良さが評価され、こちらも3年落ちでもリセールバリュー134%前後と高水準を維持しています。
2022年式(令和4年)
| ガソリン | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| G X | 199 | – | – |
| G | 224 | 301 | 134% |
| S | 240 | 306 | 127% |
| Z | 264 | 342 | 130% |
| ハイブリッド | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| G | 259 | 244 | 94% |
| S | 275 | 254 | 92% |
| Z | 299 | 291 | 98% |
- ガソリンモデルの3〜5年落ちは“輸出適齢期”に入り、輸出需要が強く相場が上昇傾向。
特に令和3〜4年式は直近で一段高い水準に切り上がっている。 - 2025年5月の後期型ではガソリン車が廃止され、ラインナップはハイブリッドのみへ。
これにより、今後はガソリンモデルの希少価値がさらに高まる可能性も。 - ハイブリッドはバングラデシュ向け輸出でレッドやブロンズカラーが人気。
カラーによって海外での評価が大きく変わるのが特徴で、リセールにも反映されやすい。


今の愛車、いくらで売れる?まずは相場チェック!



SUVはグレードやオプション、ボディカラーで買取価格が大きく変わることもあります。
特に3年落ちなら、まだ高く売れるチャンスですよ!
高リセールなSUVを持っている方は、「知らないうちに相場が高騰してる」なんてことも。
損をしないためにも、まずは無料で愛車の買取価格をチェックしておきましょう!
第1位:トヨタ ランドクルーザー300


引用元:トヨタ自動車公式サイト
ランドクルーザー300は、2021年に登場したトヨタのフラッグシップSUV。
海外でも圧倒的な人気を誇り、特に3年落ちモデルでは140%前後の高リセールを維持しています。
2022年式(令和4年)
| ガソリン | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| GX | 510 | – | – |
| AX | 550 | – | – |
| VX | 630 | – | – |
| ZX | 730 | 1026 | 141% |
| GRスポーツ | 770 | 879 | 114% |
| ディーゼル | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| ZX | 760 | 918 | 121% |
| GRスポーツ | 800 | 872 | 109% |
- 海外輸出の中心はパキスタン・UAEなど中東エリア。
特に中東圏ではランドクルーザーの信頼性が厚く、継続した高需要が続いている。 - ガソリンモデルは“壊れにくさ”と“整備性の良さ”が評価され、海外で特に人気。
ディーゼルよりもガソリンを好む地域も多く、輸出相場の底堅さに直結している。 - 3〜5年落ちのガソリンモデルはパキスタンでの需要がピークに達するゾーン。
この年式帯は関税優遇が効きやすく、相場が上昇しやすい“輸出適齢期”となっている。 - 装備やカラーでリセールに大きな差がつくのもランクル300の特徴。
同じ年式・走行距離でもオプション装備によって100万円以上の差が出ることも珍しくない。


フクロウ教授おすすめ!愛車を損せず売却する



車を少しでも高く売るには、自分に合った買取方法を選ぶことが大切です。
わたしがおすすめする、目的別に選べる2つのサービスをご紹介しますね!
車買取サービス比較
| 比較項目 | ズバット 車買取比較 |
カーネクスト |
|---|---|---|
| 特徴 | 最大10社に一括査定依頼。高値の業者が見つかりやすい | 古い車や事故車なども対応。電話1本で手続き完了 |
| 対象車両 | 普通車・軽自動車など全般 | 廃車・事故車・過走行車に強い |
| 査定形式 | 最大10社と価格交渉あり | 1社完結。交渉不要 |
| 連絡の数 | 多い(最大10社から電話あり) | 1社のみ(電話は基本1回) |
| 向いている人 | 少しでも高く売りたい人 | 動かない車や手間なく手放したい人 |
| 対応地域 | 全国 | 全国(離島含む) |
| 申込所要時間 | 約45秒 | 約20秒 |
| 公式サイト |
ズバット車買取比較はこちら
|
カーネクストはこちら
|
✅ ズバット車買取比較
最大10社に一括査定依頼!とにかく高く売りたい人におすすめ
- ✅ 簡単な入力で複数の業者に一括査定依頼
- ✅ 各社が競い合うことで買取価格がアップしやすい
- ✅ 大手~地元業者まで幅広く対応
おすすめの人
- → 少しでも高く売りたい人
- → 複数の査定を比較・交渉したい人
- → 比較的状態の良い車を売りたい人
※査定は完全無料。売却を迷っている段階でも利用OKです。
✅ カーネクスト
古い車や不動車、事故車などの廃車にも対応。全国対応でレッカーなどの引取りも無料!
- ✅ 一括査定のような複数業者とのやりとりはなし!
- ✅ 古い車や事故車・故障車なんでもOK
- ✅ 来店不要・電話1本で査定からご契約まで可能!
おすすめの人
- → 車の状態が悪い・動かない車を手放したい人
- → すぐに引き取ってもらいたい人
- → 複数業者とのやり取りや交渉が面倒な人
※レッカー引取りも無料。動かない車でも安心して申し込めます。
それぞれメリットが異なるため、車の状態や売却の希望に合わせて使い分けるのがポイントです。
「とにかく高く売りたい」ならズバット、
「古くても手間なく処分したい」ならカーネクストがおすすめです。
まとめ|3年落ちSUVは“売り時”を逃さないのがカギ!
今回ご紹介したSUVの3年落ちリセールバリューランキングをおさらいすると…
| 順位 | 車種名 | リセール率 |
|---|---|---|
| 1位 | ランドクルーザー300 | 約140% |
| 2位 | カローラクロス | 約134% |
| 3位 | ヴェゼル | 約130% |
| 4位 | シムニーシエラ | 約115% |
| 5位 | ランドクルーザープラド | 約110% |
SUV市場では「輸出向け」や「装備・カラー」でリセールが大きく左右される傾向があります。
とくにガソリンモデルの3年落ちは、輸出需要が高くなる“輸出適齢期”。
そのまま乗り続けるより、今の価値を一度知っておくことが損を防ぐ第一歩になります。



「高く売れるうちに動く」が鉄則です。
3年落ちはリセールの分かれ道。
まずは愛車の相場を知っておくのも重要です!





