
こんにちは、フクロウ教授です!
今回は30系後期アルファードの買取相場とリセールについて解説していきます。
「40系が出たけど、まだ30系を高く売れるのか?」という疑問をお持ちの方、必見です!
30系後期アルファードは、2018年のマイナーチェンジ以降、
その圧倒的な高級感とリセールの強さで“プレミアミニバン”として人気を維持し続けてきました。
しかし2023年には後継モデルとなる40系アルファードが登場し、中古市場でも少しずつ30系の相場にも変化が出始めています。
とはいえ、30系後期は今でも「高く売れる車」として上位にランクインする車種であり、
グレードや装備、走行距離によってはかなり高値がつくケースもあるのです!
この記事では、2025年11月時点の最新オークション相場をもとに、
どのグレード・カラー・装備がリセールに強いのかを徹底的に分析していきます。
この記事でわかること
- 30系後期アルファードの最新買取相場(2025年11月時点)
- 高リセールを維持しているグレードは?
- 装備・カラー別のリセール差
- 売却タイミングの判断ポイント
リセールバリューとは、車を売却する際にどれだけ価値が残っているかを示す再販価値の指標です。
とくにアルファードのような人気ミニバンは、装備・年式・グレード・海外輸出の影響によってリセールが大きく変動します。


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【2025年最新版】30系後期アルファードの買取相場をチェック!
2025年11月相場
3年落ち/令和4年式(2022年)
| ガソリン | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| 2.5X | 359 | 312 | 87% |
| 2.5S | 394 | 329 | 84% |
| 2.5S タイプゴールド3 | 430 | 361 | 84% |
| 2.5S Cパッケージ | 468 | 427 | 91% |
| 3.5GF | 520 | – | – |
| 3.5SC | 527 | 481 | 91% |
| エグゼクティブ ラウンジ | 726 | 430 | 59% |
| エグゼクティブ ラウンジS | 742 | 448 | 60% |
| ハイブリッド | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| ハイブリッドX | 461 | 381 | 83% |
| ハイブリッドS タイプゴールド3 | 515 | 422 | 82% |
| ハイブリッドG F | 557 | 440 | 79% |
| ハイブリッドSR C | 572 | 482 | 84% |
| エグゼクティブ ラウンジ | 759 | 537 | 71% |
| エグゼクティブ ラウンジS | 775 | 552 | 71% |
5年落ち/令和2年式(2020年)
| ガソリン | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| 2.5X | 352 | 269 | 76% |
| 2.5S | 386 | 291 | 76% |
| 2.5S タイプゴールド | 424 | 321 | 76% |
| 2.5S Cパッケージ | 466 | 374 | 80% |
| 3.5GF | 518 | 379 | 73% |
| 3.5SC | 526 | 421 | 80% |
| エグゼクティブ ラウンジ | 726 | 407 | 56% |
| エグゼクティブ ラウンジS | 742 | 420 | 57% |
| ハイブリッド | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| ハイブリッドX | 454 | 346 | 76% |
| ハイブリッドS | 479 | 357 | 75% |
| ハイブリッドS タイプゴールド | 504 | 381 | 76% |
| ハイブリッドG | 534 | 370 | 69% |
| ハイブリッドSR | 549 | 404 | 74% |
| ハイブリッドG F | 550 | 411 | 75% |
| ハイブリッドSR C | 565 | 445 | 79% |
| エグゼクティブ ラウンジ | 759 | 422 | 56% |
| エグゼクティブ ラウンジS | 775 | 486 | 63% |
7年落ち/平成30年式(2018年)
| ガソリン | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| 2.5X | 337 | 242 | 72% |
| 2.5S | 371 | 267 | 72% |
| 2.5S Aパッケージ | 392 | 267 | 68% |
| 2.5G | 420 | 302 | 72% |
| 2.5S Cパッケージ | 438 | 343 | 78% |
| 3.5GF | 522 | – | – |
| 3.5SC | 496 | 368 | 74% |
| エグゼクティブ ラウンジ | 702 | 347 | 49% |
| エグゼクティブ ラウンジS | 732 | 361 | 49% |
| ハイブリッド | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| ハイブリッドX | 438 | 312 | 71% |
| ハイブリッドS | 463 | 323 | 70% |
| ハイブリッドG | 499 | 343 | 69% |
| ハイブリッドSR | 514 | 360 | 70% |
| ハイブリッドG F | 555 | 354 | 64% |
| ハイブリッドSR C | 569 | 410 | 72% |
| エグゼクティブ ラウンジ | 735 | 382 | 52% |
| エグゼクティブ ラウンジS | 750 | 432 | 58% |
30系後期アルファードの中でも、最も人気が高くリセールバリューが優れているのは「S Cパッケージ(ガソリン)」です。
とくにガソリンモデルは、海外輸出市場での評価が高く、
5年落ちまでの個体は業者オークションで高値がつきやすい傾向があります。
一方で5年を超えると、輸出規制の対象外になるケースが増加し、
国内需要の影響が大きくなるため、相場の伸びが鈍化します。
- 7年落ち以降では、徐々に緩やかな下落傾向へ。
- それでもアルファードブランドの信頼性と人気から、国産ミニバンの中では依然としてトップクラスのリセール水準を維持しています。
ハイブリッドモデルのリセールは?
ハイブリッドモデルも一定の支持がありますが、
輸出市場ではガソリン車ほどの評価を得にくいため、買取相場はやや控えめです。
とはいえ、国内ユーザーには根強い人気があり、長期的には安定したリセール傾向が見込まれます。



30系後期アルファードの中でも、とくにS Cパッケージはマレーシアでの人気が非常に高く、
輸出市場でもリセールバリューが抜群です!
2.5 S Cパッケージの相場推移
こちらでは、令和4年式 アルファード 2.5 S Cパッケージ(ガソリン)の
過去6ヶ月間の平均買取相場をグラフ化しました。
過去の価格推移を確認することで、現在の相場水準と今後の見通しを立てやすくなります。
令和4年式 S Cパッケージ(ガソリン)


相場推移から見る30系アルファードの現状
40系と同様に、30系アルファード S Cパッケージも2025年2月頃から大きく下落し、一時は「暴落」と言われるほど急落しました。
その後は相場が落ち着きを取り戻し、現在は下げ止まり横ばいに推移しています。
しかし人気輸出先であるマレーシアでは、年間輸入台数の上限が到達しており年末に向け輸出需要の減速によって再び下落するリスクがあります。
このように、輸出市場の動向が30系アルファードの相場に大きく影響しているのが現状です。
次に、その輸出需要がどのようにリセールに影響するのかを詳しく見ていきましょう。
30系アルファードのマレーシア輸出と相場への影響
マレーシアの輸入規制では、登録から12か月以上59か月以内の車両しか輸入できないため、この条件に当てはまる30系アルファードに需要が集中しています。
マレーシア輸出の特徴
- 現地では40系の価格高騰により手が届きにくく、30系に需要が集まり、依然として高値で取引されています。
- 年間の輸入台数には 上限(35,000台程度) が設定されており、それを超えると追加関税が発生
- 例年、年後半にかけて輸入枠が埋まり、輸出業者の買い控え → 相場下落 につながる
相場への影響
- 登録59か月以内の車両は高リセール(特に2.5LガソリンSCパッケージなど輸出人気グレード)
- 一方で、60か月を超えると輸出適合外となり、相場は下落しやすい
- そのため「輸出期限が迫る車両」は業者間での需要が高まり、一時的に価格が上がるケースもある
そのため、売却を考えている方は早めに行動するに越したことはありません。
装備やカラーによって買取価格に大きな差が出る
30系後期アルファードの買取価格を左右するポイントのひとつが「メーカーオプション」です。
以前は モデリスタフルエアロ+サンルーフ+メーカーオプションナビ(JBL) の“フル装備仕様”が定番で、高値の条件とされていました。
しかし、最近ではエアロなしとモデリスタフルエアロ付きとの価格差が縮小しています。
リセールに効く装備(2025年時点)
- メーカーオプションナビ(JBLオーディオ) → 必須級
- サンルーフ(ツインムーンルーフ) → 必須級
- モデリスタエアロ → あっても良いが、以前のようなリセール差は縮小傾向
装備傾向の変化
- マレーシア向けでは、純正のままの車両を好む輸出業者が多い
- 一部の業者では、社外パーツを外して純正に戻すケースも見られる
- 現在は 「メーカーナビ(JBL)+サンルーフ」 の2点セットが最重要装備
社外パーツの扱いに注意
社外アルミホイールや車高調などのカスタムパーツは、買取時にマイナス評価になることもあります。
売却前に純正に戻し、外したパーツは別売りにした方が、トータルで高く売れるケースが多いです。
ボディカラーのリセール差は?
30系後期アルファードでは、パールホワイト(070)とブラック(202)が人気の2大カラーです。
この2色については、どちらも再販しやすく、買取相場に大きな差は見られません。
ホワイトは定番の高級感、ブラックは重厚な印象が好まれ、
“どちらを選んでもリセールには優位”なカラー構成となっています。
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2025年11月リセールまとめ
- リセールが最も高いのは「S Cパッケージ(ガソリン)」
- 3.5LモデルのSCグレードも直近で相場が上昇傾向にあり、2.5Lとの価格差が縮小
- 40系登場後も5年落ちまでは高値を維持しやすく、輸出需要も依然として強い
- 過去6ヶ月は横ばい推移。ただしマレーシアの輸入枠上限によって年末にかけ下落リスクあり
- モデリスタエアロの有無での価格差は縮小傾向。
現在は メーカーオプションナビ+サンルーフ がリセールに直結する最重要装備 - ボディカラーはホワイトパール・ブラックが双璧で、どちらでも高リセールが期待できる



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