
こんにちは、フクロウ教授です。
今回は「40系ヴェルファイア」の買取相場とリセールバリューの動向を、業者オークションの最新データをもとに徹底分析していきます!
2023年に登場した40系ヴェルファイアは、30系からのフルモデルチェンジを経て、より高級感と存在感を増したミニバンとして注目を集めました。
とくに注目すべきは「Z Premier」グレードで、アルファード「Z」とは装備構成が異なり、ヴェルファイアならではの差別化ポイントが際立っています。
「ヴェルファイアは今が売り時なのか?」「アルファードとどちらがリセールがいい?」
この記事では、そんな疑問をお持ちの方に向けて、2025年7月時点の最新相場データをもとに、わかりやすく解説していきます。
この記事でわかること
- 40系ヴェルファイアの最新買取相場(2025年7月時点)
- Executive LoungeやZ Premierなど、グレード別のリセール傾向
- カラーによるリセール差と今後の見通し
- 「売るべきか」「待つべきか」の判断材料
リセールバリューとは、クルマを売却するときにどれだけ価値が残っているか(再販価値)を示す指標です。
特にヴェルファイアのような人気モデルは、輸出の影響、市場の在庫数の変化によって相場が大きく動くため、タイミングを見極めることが非常に重要です。
【2025年最新版】40系ヴェルファイアの買取相場をチェック!



実際の業者オークションデータをもとに、年式別・グレード別の買取相場とリセール率を比較していきましょう。
2025年7月相場
令和7年式(2025年)
ガソリンモデル | 新車 価格 | 買取 相場 | リセール |
---|---|---|---|
Zプレミア | 670 | 723 | 108% |
ハイブリッド | 新車 価格 | 買取 相場 | リセール |
---|---|---|---|
Zプレミア | 705 | 835 | 118% |
エグゼクティブ ラウンジ | 880 | 964 | 110% |
令和6年式(2024年)
ガソリンモデル | 新車 価格 | 買取 相場 | リセール |
---|---|---|---|
Zプレミア | 655 | 758 | 116% |
ハイブリッド | 新車 価格 | 買取 相場 | リセール |
---|---|---|---|
Zプレミア | 690 | 691 | 100% |
エグゼクティブ ラウンジ | 870 | 853 | 98% |
令和5年式(2023年)
ガソリンモデル | 新車 価格 | 買取 相場 | リセール |
---|---|---|---|
Zプレミア | 655 | 702 | 107% |
ハイブリッド | 新車 価格 | 買取 相場 | リセール |
---|---|---|---|
Zプレミア | 690 | 649 | 94% |
エグゼクティブ ラウンジ | 870 | 726 | 84% |
一時のプレミア価格は終了?ヴェルファイアも“本来の相場水準”へ移行中
2025年2月以降、40系ヴェルファイアの買取相場は大きく下落しています。
一時は新車価格を大きく上回る“プレミア価格”で取引されていた時期もありましたが、
現在はその勢いも落ち着き、相場が本来の水準に戻りつつあるという見方が増えています。
ただし、すべてのグレードが同じ動きではありません。
1年落ちのガソリン車は、依然としてマレーシア向け輸出の需要が根強く、相場が回復傾向にある点は注目です。



また最近では「走行距離が短い=絶対高値」とは限らなくなってきました。


ヴェルファイア vs アルファードどちらがリセールがいい?
40系ヴェルファイアの中でも、ガソリンモデル「Z Premier」はリセールバリューが非常に高いグレードとして注目されてきました。
特に登場当初は、同じ1年落ちで比べてもアルファード「Z」よりも高い相場をつける場面が多く、
「エンジンの違いや装備内容の充実度による差別化」が評価されていたのです。
しかし、2025年2月以降は相場が大きく下落し、現在ではアルファードの方がリセール面では有利になっています。
過去6ヶ月の買取相場推移|Zプレミア(ガソリン・ハイブリッド)
以下のグラフは、令和6年式Zプレミア(ガソリン/ハイブリッド)の直近6ヶ月間の平均買取相場を示したものです。
Zプレミア(ガソリン)


Zプレミア(ハイブリッド)


相場推移から見る40系ヴェルファイアの現状
2025年2月後半〜3月末にかけて、40系ヴェルファイアの相場はガソリン・ハイブリッドともに急落しました。
これは兄弟車のアルファードと同様に、以下のような要因が重なった結果です。
- 一部改良後の新型車両が市場に出回り始めたこと
- 流通台数の急増による需給バランスの変化
- 決算期に伴う出品ラッシュで市場に在庫が一気に増えたこと
- 主要輸出先のマレーシアでの供給が一巡し、需要が一時的に低下
現在の動き|ガソリンとハイブリッドで明暗分かれる
- ガソリンモデルは現在、下げ止まりから横ばいで安定推移中。
特に業者オークションではマレーシア向け輸出がやや回復している様子もあり、成約率も底堅く推移しています。 - 一方ハイブリッドモデルは、4月〜5月前半にかけて一時回復の動きが見られたものの、再び下落傾向に転じています。
ガソリン車に比べ輸出需要が弱く、価格維持が難しい状況になっています。
今後の見通しと売却判断
ガソリンモデルは現状を維持できれば安定相場が続く可能性もありますが、
オークションでの出品増が再燃すれば、再び下落に転じるリスクも抱えています。
ハイブリッドに関しては、現時点では回復の材料が乏しく、さらに値下がりする可能性が高まっているため、
売却を検討している方は相場の動きに注意が必要です。



特にハイブリッドオーナーの方は、“また下がる前に動く”という判断が重要です。
ガソリン車も安定している今のうちに売却を検討するのが、損を避ける一手と言えるでしょう。
ボディカラーによる買取価格の影響は?
40系ヴェルファイアでは、ボディカラーの違いによって買取価格に差が出ています。
パールホワイトが高リセールの定番カラー
現在の市場では、プラチナホワイトパール(089)の方がブラック(202)よりも高値で取引されています。
ブラックも需要はあるものの、傷や汚れが目立ちやすく、管理が難しいため、パールホワイトほどの高値はつきにくい状況です。



色だけで10万円前後の価格差が出ることもあります。
「人気=売りやすさ=高値になりやすい」のです。
内装色もリセールに影響!今は「ブラック」が有利
発売当初、40系ヴェルファイアではサンセットブラウン内装が高値で取引される傾向がありました。
しかし現在はブラックの方が数万円高くリセールされる状況へと変化しています。
- 登場初期:希少性と特別感からサンセットブラウンにプレミア感
- 現在:中古市場での扱いやすさや需要面でブラックが安定評価
今後リセールを重視するなら、ブラック内装の方が相場が落ちにくく、安定した価値を維持しやすいといえるでしょう。
結論
色選びは「自分の好み」も大切ですが、売却時の価値を左右する重要なポイントにもなります。
外装は白、そして内装は黒が長期的な価値に直結しやすい要素です。
フクロウ教授おすすめ!愛車を損せず売却する



車を少しでも高く売るには、自分に合った買取方法を選ぶことが大切です。
わたしがおすすめする、目的別に選べる2つのサービスをご紹介しますね!
比較項目 | ズバット車買取比較 | カーネクスト |
---|---|---|
特徴 | 最大10社に一括査定依頼。高値の業者が見つかりやすい | 古い車や事故車なども対応。電話1本で手続き完了 |
対象車両 | 普通車・軽自動車など全般 | 廃車・事故車・過走行車に強い |
査定形式 | 複数業者と価格交渉あり | 1社完結。交渉不要 |
連絡の数 | 多い(複数業者から電話あり) | 1社のみ(電話は基本1回) |
向いている人 | 少しでも高く売りたい人 | 動かない車や手間なく手放したい人 |
対応地域 | 全国 | 全国(離島含む) |
申込所要時間 | 約45秒 | 約30秒 |
公式サイト | ズバット車買取比較はこちら | カーネクストはこちら |
ズバット車買取比較
最大10社に一括査定依頼!とにかく高く売りたい人におすすめ
✅ たった1分の入力で複数の業者に一括査定依頼
✅ 各社が競い合うことで買取価格がアップしやすい
✅ 大手~地元業者まで幅広く対応
おすすめの人
- → 少しでも高く売りたい人
- → 複数の査定を比較・交渉したい人
- → 比較的状態の良い車を売りたい人
カーネクスト
古い車や不動車、事故車などの廃車にも対応。全国対応でレッカーなどの引取りも無料!
✅ 一括査定のような複数業者とのやりとりはなし!
✅ 古い車や事故車・故障車なんでもOK
✅ 来店不要・電話1本で査定からご契約まで可能!
おすすめの人
- → 車の状態が悪い・動かない車を手放したい人
- → すぐに引き取ってもらいたい人
- → 複数業者とのやり取りや交渉が面倒な人
※レッカー引取りも無料。動かない車でも安心して申し込めます。
それぞれメリットが異なるため、車の状態や売却の希望に合わせて使い分けるのがポイントです。
「とにかく高く売りたい」ならズバット、「古くても手間なく処分したい」ならカーネクストがおすすめです。
まとめ
- Z Premier(ガソリン)は依然として高リセール、特に輸出需要が支える形に
- 一時のプレミア価格は終了し、ガソリン車の相場は落ち着きながらも回復~横ばい傾向
- ハイブリッドは下落基調へ
- 現在はヴェルファイアよりアルファードの方がリセールが有利になった
- 相場下落の背景には新型車の流通増加と出品ラッシュによる供給過多があった
- ボディカラーはホワイトがやや優勢、内装はブラックが安定。サンセットブラウンはやや不利傾向



リセールはタイミングがすべて。売り時を逃さないためにも、
一度“今の価値”を見ておくのが安心です。




コメント