
こんにちは、フクロウ教授です。
今回は「40系ヴェルファイア」の買取相場とリセールバリューの動向を、業者オークションの最新データをもとに徹底分析していきます!
2023年に登場した40系ヴェルファイアは、30系からのフルモデルチェンジを経て、より高級感と存在感を増したミニバンとして注目を集めました。
とくに注目すべきは「Z Premier」グレードで、アルファード「Z」とは装備構成が異なり、ヴェルファイアならではの差別化ポイントが際立っています。
「ヴェルファイアは今が売り時なのか?」「アルファードとどちらがリセールがいい?」
この記事では、そんな疑問をお持ちの方に向けて、2025年5月時点の最新相場データをもとに、わかりやすく解説していきます。
この記事でわかること
- 40系ヴェルファイアの最新買取相場(2025年5月時点)
- Executive LoungeやZ Premierなど、グレード別のリセール傾向
- カラーによるリセール差と今後の見通し
- 「売るべきか」「待つべきか」の判断材料
リセールバリューとは、クルマを売却するときにどれだけ価値が残っているか(再販価値)を示す指標です。
特にヴェルファイアのような人気モデルは、輸出の影響、市場の在庫数の変化によって相場が大きく動くため、タイミングを見極めることが非常に重要です。
【2025年最新版】40系ヴェルファイアの買取相場をチェック!
ここからは、実際の業者オークションデータをもとに、年式別・グレード別の買取相場とリセール率を比較していきます。
2025年5月
令和7年式(2025年)
ガソリンモデル | 新車 価格 | 買取 相場 | リセール |
---|---|---|---|
Zプレミア | 670 | 739 | 110% |
ハイブリッド | 新車 価格 | 買取 相場 | リセール |
---|---|---|---|
Zプレミア | 705 | 804 | 114% |
エグゼクティブ ラウンジ | 880 | – | – |
令和6年式(2024年)
ガソリンモデル | 新車 価格 | 買取 相場 | リセール |
---|---|---|---|
Zプレミア | 655 | 749 | 114% |
ハイブリッド | 新車 価格 | 買取 相場 | リセール |
---|---|---|---|
Zプレミア | 690 | 706 | 102% |
エグゼクティブ ラウンジ | 870 | 833 | 96% |
令和5年式(2023年)
ガソリンモデル | 新車 価格 | 買取 相場 | リセール |
---|---|---|---|
Zプレミア | 655 | 722 | 110% |
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一時のプレミア価格は終了?ヴェルファイアも“本来の相場水準”へ移行中
2025年2月以降、40系ヴェルファイアの買取相場は大きく下落しています。
SNSでも「ヴェルファイア リセール崩壊」や「40ヴェルファイア 暴落」などの投稿が増えつつあります。
一時は新車価格を大きく上回る“プレミア価格”で取引されていた時期もありましたが、
現在はその勢いも落ち着き、相場が本来の水準に戻りつつあるという見方が増えています。
また、以前は未走行車(100km以下)と走行車(1,000km以上)で100万円以上の価格差が出ることもありましたが、
最近ではその差も縮小傾向にあり、状態やグレードによるリセール差が小さくなってきているのが現状です。




「走行距離が短い=絶対高値」とは限らなくなってきました。
売却判断には、今後の市場動向をよく見極めることが大切です。
グレードや状態の差が縮まる今、売り時の判断はより慎重に行うべきタイミングといえます。



ヴェルファイア vs アルファードどちらがリセールがいい?
40系ヴェルファイアの中でも、ガソリンモデル「Z Premier」はリセールバリューが非常に高いグレードとして注目されてきました。
特に登場当初は、同じ1年落ちで比べてもアルファード「Z」よりも高い相場をつける場面が多く、
「エンジンの違いや装備内容の充実度による差別化」が評価されていたのです。
しかし、2025年2月以降は相場が大きく下落し、現在ではアルファードとほぼ同水準、あるいは若干劣る場面も見られるようになってきました。
リセール面での差は縮まりつつあり、「どちらが高く売れるか」はグレード・走行距離・装備次第になってきています。
過去6ヶ月の買取相場推移|Zプレミア(ガソリン・ハイブリッド)
以下のグラフは、令和6年式Zプレミア(ガソリン/ハイブリッド)の直近6ヶ月間の平均買取相場を示したものです。
Zプレミア(ガソリン)



Zプレミア(ハイブリッド)



相場が大きく崩れたのは2月後半から
ガソリン・ハイブリッド両モデルともに、2025年2月後半以降に大きな下落が見られました。
このタイミングは、兄弟車である40系アルファードとほぼ同じ動きです。
下落の要因は「新型の流通+出品台数の急増」
この急落の背景には以下の要因があります
- 一部改良後の新型車両が市場に出回り始めたこと
- 流通台数の急増による需給バランスの変化
- 決算期に伴う出品ラッシュで市場に在庫が一気に増えたこと
- 主要輸出先のマレーシアでの供給が一巡し、需要が落ち着いてきたこと
供給が一気に増えたことで、需要とのバランスが崩れ相場が押し下げられたと考えられます。
今後の相場回復は厳しい?




4月後半からは下げ止まりの兆しもありますが、新型の供給は今後も続く見通し。
相場の大幅な回復は難しいかもしれません。
結論:売却は“先延ばし”せず早めが有利
この先も相場が回復しないリスクがあるため、売却を検討している方は“早めの判断”が損を防ぐカギです。
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ボディカラーによる買取価格の影響は?
40系ヴェルファイアでは、ボディカラーの違いによって買取価格に差が出ています。
パールホワイトが高リセールの定番カラー
現在の市場では、プラチナホワイトパール(089)の方がブラック(202)よりも高値で取引されています。
ブラックも需要はあるものの、傷や汚れが目立ちやすく、管理が難しいため、パールホワイトほどの高値はつきにくい状況です。




色だけで10万円前後の価格差が出ることもあります。
「人気=売りやすさ=高値になりやすい」のです。
内装色もリセールに影響!今は「ブラック」が有利
発売当初、40系ヴェルファイアではサンセットブラウン内装が高値で取引される傾向がありました。
しかし現在はブラックの方が数万円高くリセールされる状況へと変化しています。
- 登場初期:希少性と特別感からサンセットブラウンにプレミア感
- 現在:中古市場での扱いやすさや需要面でブラックが安定評価
今後リセールを重視するなら、ブラック内装の方が相場が落ちにくく、安定した価値を維持しやすいといえるでしょう。
結論
色選びは「自分の好み」も大切ですが、売却時の価値を左右する重要なポイントにもなります。
外装は白、そして内装は黒が長期的な価値に直結しやすい要素です。
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車を少しでも高く売るには、自分に合った買取方法を選ぶことが大切です。
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比較項目 | ENG(アルヴェル専門) | ズバット車買取比較 |
---|---|---|
特徴 | アルファード・ヴェルファイア専門の輸出特化店 | 最大10社へ一括査定依頼。競合による価格アップが期待できる |
査定対象 | 初年度登録5年以内のガソリン車(HV不可) | すべての年式・モデルに対応(HV・5年以上経過の車も可) |
オプション条件 | サンルーフ・モデリスタ等の装備があると高額査定の可能性 | 状態や装備は問わず、複数業者で競わせて高額になりやすい |
査定方法 | 電話査定&出張不要(条件が合えば) | 各業者から電話連絡あり。交渉も可能 |
支払いスピード | 引き渡し後、最短即日で支払い | 売却後1週間以内が一般的 |
向いている人 | 5年以内のガソリンモデル/輸出需要の高い装備あり | 年式が古い/ハイブリッド/比較して高く売りたい人 |
公式サイト | ENG公式サイトはこちら | ズバット車買取比較の公式サイトを見る |
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「ENG」は、アルファード・ヴェルファイアに特化した買取専門店です。
✅ 海外への輸出前提の買取のため、高価買取が可能!
✅ 大きな傷や事故がなければ、自宅にいながら電話のみで査定可能。
✅ 車両の引渡し後、最短で即日代金支払い。
おすすめの人
- 初年度登録から5年以内のヴェルファイア(ガソリンモデル)の方 ※ハイブリッドは対象外
- サンルーフやモデリスタフルエアロ装着など、輸出需要の高い装備がある車
※5年以内のガソリン車なら、無料で高額査定が狙えます。
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- 少しでも高く売りたい人
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- 年式が新しい・走行距離が少ないなど比較的状態の良い車を売りたい人
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ヴェルファイアの買取は、年式やグレード、装備内容によって最適な売却先が変わります。
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まとめ
- ガソリンモデルの「Z Premier」は、特に輸出需要が高く高リセール傾向
- 2025年以降、ヴェルファイアの相場はプレミア価格から本来の水準へ落ち着きつつある
- アルファードと比べてもリセールの差は縮まり、グレードや走行距離次第で逆転現象も
- 相場下落の要因は、新型流通と業者出品の急増による在庫過多
- カラーはホワイト>ブラック、内装はブラック>サンセットブラウン




リセールはタイミングがすべて。売り時を逃さないためにも、
一度“今の価値”を見ておくのが安心です。






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