【2025年最新版】ライズの買取相場とリセールバリューを徹底解説!|スリランカ特需の反動で調整局面へ

2025年11月トヨタライズのリセール

こんにちは、フクロウ教授です。今回はトヨタ・ライズの買取相場とリセール事情について解説していきます!


トヨタ・ライズは、コンパクトSUVながら抜群のリセールバリューを誇る車種です。SUV人気の高まりと、軽自動車よりも余裕があるボディサイズが評価され、国内外で安定した需要があります。


この記事では、そんなトヨタ・ライズの2025年11月時点の最新オークション相場を元に、年式・グレード別のリセール動向を詳しく解説していきます!


この記事でわかること

  • 年式・グレード別のライズ買取相場(2025年11月)
  • 輸出需要のあるグレード
  • 人気のあるボディカラー
  • 今売るべきか、待つべきかの判断ポイント

リセールバリューとは、購入した車を売却する際の再販価値を示す指標です。高いリセールバリューを持つ車は、購入後も価値が下がりにくく、高値で売却できる可能性があります。


目次

【2025年最新版】ライズの買取相場をチェック!

2025年11月相場

当年もの/令和7年式(2025年)

ガソリン新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
X18016491%
G195
Z215215100%
ハイブリッド新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
G226228101%
Z244276113%

1年落ち/令和6年式(2024年)

ガソリン新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
X18015888%
G19517791%
Z21520595%
ハイブリッド新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
G22622399%
Z244244100%

3年落ち/令和4年式(2022年)

ガソリン新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
X17015189%
G18516589%
Z20319194%
ハイブリッド新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
G21617380%
Z23220890%

5年落ち/令和2年式(2020年)

ガソリン新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
X16715190%
XS17414282%
G18915482%
Z20618489%

買取相場の特徴とグレード別リセール傾向

ライズの買取相場は、グレードや年式によって大きく異なりますが、基本的には最上級グレードであるZが最も高いリセールを誇ります。

特に注目すべきは、高年式のハイブリッドZで、新車価格を上回る買取相場になっています。
この背景には、2025年2月に5年ぶりとなるスリランカへの中古車輸入が再開されたことが大きく影響しています。

スリランカ需要で、当年~2年落ちのハイブリッドZが人気です!

業者オークションに出品されている高年式ライズハイブリッドの多くが、輸出業者を通じてスリランカへと輸出されており、相場を押し上げる要因になっています。


一方、2021年11月以前のA200A型(1,000ccターボ)は、主にパキスタンやロシアでの需要が高く、
これは排気量による関税優遇が背景にあります。

現行モデルのA201A型(1,200cc NAエンジン)は、排気量の増加により関税条件が変わり、
輸出先のニーズや法規制に応じてリセールが変動しています。

このような理由から、3年落ちより5年落ちの方が高く売れるといった、
一般的な相場の常識とは異なる現象もライズでは起きています。


ライズは、単なる年式や走行距離だけでなく、輸出国の動向がダイレクトに反映される特徴的なモデルといえるでしょう。

過去6ヶ月の平均買取相場の推移

次に、スリランカ向け輸出が多い令和6年式ハイブリッドZと、
パキスタンやロシア向け輸出が多い令和2年式Z(1,000ccモデル)の半年間の買取相場の動きを見ていきましょう。


ハイブリッドZ(令和6年式)

2025年11月令和6年式ライズハイブリッドZ買取相場グラフ
スマホでご覧の方は、画像をタップしてご覧ください。

相場推移から見るライズの動き|“スリランカ特需”の反動が鮮明に

2025年2月、スリランカが約5年ぶりに中古車輸入を再開したことで、
ハイブリッドモデルは輸出需要が集中し、業者オークションでも過熱気味の取引が続いていました。


しかしその後、スリランカ国内でのハイブリッド車の関税分類が不透明だった影響で、一時的に相場が急落。

  • e-POWERなどと同様にEV扱いになるのでは?
     → そうなれば高額な関税がかかる可能性あり
  • この不透明さが広がり、一時的に輸出業者の買い控えが進行

2025年5月に「ハイブリッド車としての関税適用」が正式に決定されたことで再び急上昇しました。


また、ここ数ヶ月で業者オークションでは新車即出し車両の大量出品が見られ、
スリランカ向け需要も“飽和状態”になりつつあります。


その影響で現在は、成約率の低下や売れ残りの増加も確認されており、結果的に相場は調整局面に入っているといえるでしょう。


Zグレード(令和2年式・1,000ccモデル)

2025年11月令和2年式ライズZグレード買取相場
スマホでご覧の方は、画像をタップしてご覧ください。

2025年に入ってからはパキスタン向け需要が大きく相場を押し上げる形になっています。

特に令和2年式(2020年製造車)は、

パキスタンの輸入規制「製造から5年以内」の“最終年”に該当する

ため、今がラストチャンスの高リセール圏と言えます。

しかし、業者オークションで過熱した影響か、9月頃をピークに相場が下落へ転落しています。

初度登録が2020年でも、製造年が2019年だと輸出対象外になり、買取相場が大幅に下がることがあります。
特に1〜2月登録車は2019年製造の可能性が高いので要注意!

シートベルトの根元にあるタグをチェックしてみると製造年が確認できますよ。


人気のボディカラーは?

ライズで最も人気が高く、リセールバリューでも優れているのが「ホワイトパール」です。
中古車市場での需要が非常に強く、同条件のブラックやシルバー系と比べても、約10万円前後高く評価される傾向があります。

さらに、ルーフをブラックにしたツートンカラーのホワイトパールは特に人気が高く、
通常のホワイトパールよりもさらに10万円ほど高く取引されるケースもあります。

スタイリッシュさとリセールの高さを兼ね備えた、まさに“鉄板カラー”といえるでしょう。


一方で、ブルー系・レッド系・イエロー系といった鮮やかなカラーは、
中古車市場では需要が限定的で、ホワイトパールに比べて20万円以上安くなることもあります。

色選び、侮るなかれ!海外輸出でも「ツートンカラーのホワイトパール」が圧倒的に強いのです!


購入時には、こうした相場傾向を意識してリセールの高い色を選ぶことが、
将来的な売却益を高めるポイントになります。

フクロウ教授おすすめ!愛車を損せず売却する

車を少しでも高く売るには、自分に合った買取方法を選ぶことが大切です。
わたしがおすすめする、目的別に選べる2つのサービスをご紹介しますね!

2025年11月リセールまとめ

  • 最も高リセールなのはハイブリッドZ(特に当年~2年落ち)
  • 高年式ハイブリッドはスリランカ需要が大きく影響
  • 直近では供給過多により相場は調整局面へ
  • 1,000ccモデル(A200A型)はパキスタンやロシア向け輸出で高評価
  • 令和2年式(2020年製造車)はパキスタンへ輸出できる最終年。
  • ツートンカラーのホワイトパールが圧倒的に人気!カラー選びも重要

ライズは輸出人気が強いだけに、売るタイミングで数十万円も差が出ます
まずはいまの相場をチェックしてから検討するのが正解です!


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