
こんにちは、フクロウ教授です。
今回は、40系アルファードの買取相場について、業者オークションの実データをもとにわかりやすく解説していきます。
40系アルファードは2023年の登場から、現在も中古車市場で大きな注目を集めているモデルです。
「40アルファードは本当に高く売れるのか?」「暴落してるのか?」
そんな疑問を持つ方に向けて、当サイト「中古車相場大学」では、実際の業者オークションデータをもとに、
2025年10月時点の買取相場とリセールの動向を徹底調査しました。
30系後期アルファードの最新相場についてはこちら▼


この記事でわかること
- 40系アルファードの最新買取相場(2025年10月時点)
- Z・エグゼクティブラウンジなど、グレード別のリセール傾向
- 現状の相場動向と今後の相場の見通しについて
- リセールに直結するオプションやボディカラー
リセールバリューとは、購入した車を売却する際の再販価値を示す指標です。高いリセールバリューを持つ車は、購入後も価値が下がりにくく、高値で売却できる可能性があります。
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では、実際に業者オークションの落札価格データをもとに、年式・グレード別のリアルな買取相場を見ていきましょう。
2025年10月相場
令和7年式(2025年)
ガソリンモデル | 新車 価格 | 買取 相場 | リセール |
---|---|---|---|
Z(未走行車) | 555 | 640 | 115% |
Z(走行車) | 555 | 619 | 112% |
ハイブリッド | 新車 価格 | 買取 相場 | リセール |
---|---|---|---|
X | 510 | 641 | 126% |
Z(未走行車) | 635 | 836 | 132% |
Z(走行車) | 635 | 699 | 110% |
エグゼクティブ ラウンジ | 860 | 923 | 107% |
※未走行車(走行距離100km以下)走行車(走行距離1,000km以上)
令和6年式(2024年)
ガソリンモデル | 新車 価格 | 買取 相場 | リセール |
---|---|---|---|
Z | 540 | 608 | 113% |
ハイブリッド | 新車 価格 | 買取 相場 | リセール |
---|---|---|---|
Z | 620 | 676 | 109% |
エグゼクティブ ラウンジ | 850 | 794 | 93% |
令和5年式(2023年)
ガソリンモデル | 新車 価格 | 買取 相場 | リセール |
---|---|---|---|
Z | 540 | 589 | 109% |
ハイブリッド | 新車 価格 | 買取 相場 | リセール |
---|---|---|---|
Z | 620 | 620 | 100% |
エグゼクティブ ラウンジ | 850 | 738 | 87% |
40系アルファードの買取相場は今どうなってる?
2025年2月以降、40系アルファードの相場は大きく下落(暴落)しました。
一時は新車価格を大幅に超える“プレミア価格”で取引されていたものの、現在は本来の価格帯に戻りつつある状況です。
輸出需要と相場への影響
【Zグレード】は依然として人気ですが、
- ガソリン … マレーシア向け輸出の影響を強く受ける
- ハイブリッド … タイやシンガポール向け輸出に連動して上下
このように輸出需要によって相場の動きが大きく左右されています。


新車転売(即出し)の現状
発売から2年が経過した現在でも、依然として“新車即出し”のアルファードが市場に多く出回っています。
それだけ需要が強く、売却すれば十分に利益を狙える車種であることを示しています。


過去6ヶ月の平均買取相場の推移
こちらではエンジンタイプ別で令和6年式Zグレードの平均買取相場をグラフにしました。
過去の相場推移を見ることで、現在の相場が高いのか低いのか、また今後どうなるのかを考察していきます。
令和6年式 Zグレード(ガソリン)


令和6年式 Zグレード(ハイブリッド)


相場推移から見る40系アルファードの現状
ガソリンモデルは一時的に横ばいを見せていましたが、直近では再び下落基調に入っています。
背景には、マレーシア向け輸出の動きが大きく関係しています。
ガソリンモデルの輸出動向(マレーシア)
- 年間の輸入枠は 35,000台 が上限
- 上限を超えると追加関税が課せられるため、例年は 年後半に輸入が急減 → 相場下落につながる
今年は8月時点で上限に到達する見込み→8月時点で約32,000台
ガソリンモデルはマレーシア市場への依存度が高いため、年後半にかけて相場が下振れするリスクが大きい点には注意が必要です。
ハイブリッドモデルの輸出動向(タイ中心)
一方で、ハイブリッドモデルは現在タイ向け輸出が主流です。特に最新の令和7年式がすでに多く出始めており、令和6年式も輸出需要に押されて相場が上昇傾向にあります。
現地需要は依然として堅調であり、しばらくは高値維持の流れが続く可能性が高いと見られます。
今後の相場予測まとめ
- ガソリンモデル
→ 輸入枠上限到達後は輸出業者の買い控えが進み、相場下落リスクが高い。 - ハイブリッドモデル
→ タイ市場を中心に安定した需要があり、短期的には高値基調を維持する見通し。特に新しい年式は強含み。
早期売却を検討している方にとっては、今が一つの判断タイミングといえるでしょう。
アルファードのリセール必須装備まとめ
アルファードは装備の有無によって査定額が大きく変わるモデルです。
特に輸出需要で評価されやすいオプションをまとめました。
装備 | リセール評価 |
---|---|
パノラマルーフ(左右独立ムーンルーフ) | 装着の有無で30〜50万円の差が出ることも。コストパフォーマンス抜群の必須装備。 |
ユニバーサルステップ | 装着車は相場でも優遇されやすい。※スペアタイヤと同時装着不可 |
スペアタイヤ | 輸出市場で高評価。特に中東・アジア圏では必須条件になることもあり、査定額アップに直結。 |
モデリスタエアロ | 20〜40万円ほどの差がつくことも。ただしオプション費用を上回るリセール効果は限定的で、デザイン重視の選択が無難。 |
リヤエンターテイメントシステム+JBL | 快適装備として人気が高くプラス査定要素。ただしオプション代以上に跳ね上がることは少なく、あくまで好みで選択する装備。 |



アルファードでリセールを意識するなら、最低限「パノラマルーフ・ユニバーサルステップまたはスペアタイヤ」の2点は必須装備。
それ以外は好みや使用用途で選んでも大きな損はありません。
ボディカラーによる買取価格の影響は?
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ホワイトとブラックはどっちが得?
アルファードの定番人気カラーであるプラチナホワイトパールマイカ(089)とブラック(202)。
新車時のオプション価格は以下の通りです。
- プラチナホワイトパールマイカ(089):+33,000円
- ブラック(202):追加料金なし(+0円)
令和6年式の最新オークションデータを見ると、ブラックの方が高く取引されている傾向が見られました。
つまり、オプション代を含めて比較すると、ブラックの方がリセール面でやや有利と言える状況です。
プレシャスレオブロンドの“最強カラー”伝説は終焉か?
新型アルファード発売当初、「最強カラー」と呼ばれたのが、オプションカラーのプレシャスレオブロンド(4Y7)です。
このカラーは新車購入時に+55,000円の追加費用が必要です。
登場初期は流通量が非常に少なく、ホワイトやブラックと比べて50〜100万円高く取引されることもあるほどのプレミアカラーでした。
しかし、現在は台数も増え、希少性が薄れたことにより、価格差は徐々に縮小傾向にあります。
結果として、相場はホワイトパールやブラックに近づいてきており、かつてのようなプレミア感は薄れつつあるのが現状です。
今から新車を選ぶなら、カラーによるリセール差はあっても「決定的な差」ではなくなってきています。
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まとめ
- 2025年2月以降、40系アルファードの買取相場は大きく下落し、その後は横ばいからじわじわ下落傾向
- ガソリンモデルはマレーシア輸出依存が強く、年後半にかけて輸入枠の影響で相場下落リスクが高い
- ハイブリッドモデルはタイ市場で需要が堅調で、直近は高値維持〜上昇傾向が続く見通し
- パノラマルーフは依然としてコスパ最強。装備の有無で買取価格に数十万円の差が出ることも
- さらにユニバーサルステップまたはスペアタイヤはリセールアップに必須装備
- モデリスタエアロはリセールアップというより見た目重視で選ぶのが正解
- ボディカラーはブラックがやや優勢。ホワイトパールも依然人気だが価格差は縮小傾向



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