【2025年最新版】新車価格超えの国産車10選|高リセール車を最新相場で紹介

2025年版の新車価格超え国産車10選

こんにちは、フクロウ教授です。
近年の中古車市場では、
新車登録から間もない車両が新車価格を上回る水準で取引されるケースが見られるようになってきました。

現在はいくつかの要因が重なり、

  • 輸出需要の増加(スリランカの中古車輸入再開など)
  • 新型モデルの長納期化(または受注停止)による新車供給不足
  • 一部人気車種への国内外からの継続的な需要

ただし——
購入からあまり時間が経っていない段階での売却については、
「販売店との契約内容やルール」を理解したうえで動くことが大切です。


注意事項

購入から間もない車両の売却については、
ディーラーや販売店が定める販売規約・社内ルールに抵触する可能性があります。
その結果、今後の購入制限(いわゆるブラックリスト化)につながるケースも報告されています。

本記事はあくまで市場動向・相場の解説 です。
実際の売却判断は契約内容を確認のうえ、慎重にご検討ください。


目次

新車価格以上!高リセールな国産車10選

2025年11月時点のオークション相場をもとにまとめています。

アルファード/ヴェルファイア(40系)

アルファード・ヴェルファイア(40系)
引用元:トヨタ自動車公式サイト

登録から間もない車で高値がつきやすい代表的な車種のひとつ。
2025年前半に一度相場が大きく落ち込んだものの、
ハイブリッドモデルを中心に再び上向きの傾向が見られます。

最近ではタイ市場向けの需要が堅調で、
相場は回復基調に入り、新車価格を上回る水準での取引されています。


アルファード/令和7年式(2025年)

ガソリンモデル新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
Z(未走行車)555655118%
Z(走行車)555626113%
ハイブリッド新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
X510705138%
Z(未走行車)635837132%
Z(走行車)635693109%
エグゼクティブ
ラウンジ
860874102%

ヴェルファイア/令和7年式(2025年)

ガソリンモデル新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
Zプレミア(未走行車)670727109%
Zプレミア(走行車)670717107%
ハイブリッド新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
Zプレミア(未走行車)705855121%
Zプレミア(走行車)705722102%
エグゼクティブ
ラウンジ
880901102%

ノア/ヴォクシー(90系)

ノア・ヴォクシー(90系)
引用元:トヨタ自動車公式サイト

「ミドルクラスミニバン」の中でも、特に安定した相場を維持している人気車種です。
なかでもハイブリッドモデルは評価が高く、
海外需要(シンガポール向けなど)が相場を下支えしている状況です。


ノア/令和7年式(2025年)

ガソリン新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
X267
G297
Z324
S-G304
S-Z332347105%
ハイブリッド新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
X305361119%
G332
Z359
S-G339
S-Z367420114%

ヴォクシー/令和7年式(2025年)

ガソリン新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
S-G309
S-Z339362107%
ハイブリッド新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
S-G344352102%
S-Z374451121%

3. ランドクルーザー70(再再販モデル)

引用元:トヨタ自動車公式サイト

2023年に再再販が実現し、往年のファンはもちろん、若年層からも支持を集めています。

2025年に入り、業者オークションへの出品台数が増加したことで昨年より相場は下落しましたが、
依然として新車価格を超える水準を維持しており、現在は相場が回復しつつあります。

令和7年式(2025年)

グレード新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
AX480720150%

4. ランドクルーザー250

ランドクルーザー250
引用元:トヨタ自動車公式サイト

2024年にランドクルーザープラドの後継モデルとして登場した話題の新型モデル!
発売直後は新車価格を大きく上回るプレ値で推移していました。
ただし、2025年に入り相場はやや落ち着きつつあり、今後はグレードによってリセール差が大きく出る可能性があります。


令和7年式(2025年)

ガソリン新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
VX545608112%
ディーゼル新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
GX520650125%
VX630709113%
ZX735809110%

5. ランドクルーザー300

引用元:トヨタ自動車公式サイト

ランドクルーザーシリーズのフラッグシップにあたるのがランクル300
2021年の登場以来、圧倒的な人気と高いリセールで知られています。

中古車市場では依然として需要が高く、特に ZXグレードが輸出向けでも強い相場を維持
円安の影響もあり、海外バイヤーからの注文も多く、2025年現在でもプレ値で取引されるケースが見られます。


令和7年式(2025年)

ガソリン新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
GX525
AX563
VX643
ZX7431057142%
GRスポーツ783
ディーゼル新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
ZX7731105143%
GRスポーツ8131037128%

6. ヴェゼル

ヴェゼル
引用元:ホンダ公式サイト

ホンダの人気SUV ヴェゼルは、e:HEV(ハイブリッド)のZ PLaYグレードの人気が強い傾向です。

スリランカへの輸出特需も見られ、パノラマルーフ付きホワイトパールカラーが好まれる傾向にあります。
現在は中古車流通が飽和状態で、価格下落が大きくなっています


令和7年式(2025年)

グレード新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
G246280114%
e:HEV X28826291%
e:HEV X
HuNT pkg
29927793%
e:HEV Z319319100%
e:HEV Z
PLaY pkg
355364103%

7. カローラクロス

カローラクロス
引用元:トヨタ自動車公式サイト

2025年5月にマイナーチェンジが行われ、マイナーチェンジ後のハイブリッドZが中心で、輸出でも評価が高いモデル。
年数がたっても値下がり幅が少なく、維持費を抑えながら高リセールも狙える「堅実SUV」といえます。


令和7年式(2025年)

ハイブリッド
MC後2025/5~
新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
G 276
S298
Z343400117%
GRスポーツ389439113%
ハイブリッド
MC前〜2025/4
新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
G 27627098%
S298
Z325332102%

8. ライズ

ライズ
引用元:トヨタ自動車公式サイト

コンパクトSUV市場で長く支持されているのがトヨタ・ライズです。
扱いやすいサイズ感と燃費性能の良さから、初期モデルの頃から安定した中古需要があります。

2025年は海外需要(スリランカ向けなど)の影響で、
とくにハイブリッドZが高い評価を受けています。

一方で、流通量が増えていることから、
現在は相場が下落傾向にあり、価格の調整が進んでいる状況です。


令和7年式(2025年)

ガソリン新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
X18016491%
G195
Z215215100%
ハイブリッド新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
G226228101%
Z244276113%

9. ジムニーシエラ(JB74)

ジムニーシエラ
引用元:スズキ公式サイト

スズキが誇る本格4WDジムニーシエラ(JB74) は、コンパクトながら本格的な悪路走破性を持ち、海外でも高い人気を誇ります。

新車納期の長期化が続いたこともあり、2025年現在でも中古価格は安定。
特に JCグレードは幅広い層に支持されており、長期所有でもリセールが落ちにくい車種 といえます。


令和7年式(2025年)

グレード新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
JL206
JC218268123%

10. ジムニーノマド(5ドア)

ジムニーノマド
引用元:スズキ公式サイト

話題の新モデルジムニーノマド(5ドア)は、従来のジムニーよりも居住性と積載性が大幅に向上。
2025年に発売されたばかりで、高い注目を集めています。

発売初期から新車即だしが多く出品され、一時相場は下落傾向にありましたが、現在は回復基調に転じています。
新車の納期が依然として長期化していることもあり、今後もしばらくは新車価格以上での取引が続く可能性が高いと見られます。


令和7年式(2025年)

グレード新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
FC(5MT)265341129%
FC(4AT)275346126%

新車を早期に手放す前に知っておきたいポイント

この記事を読んで、
「新しいクルマなら、売却すると高く売れるのでは?」
と感じた方もいるかもしれません。

しかし、ここで理解しておきたいのが、
“新車登録から間もない車両を手放す際の注意点と実情” です。

まず押さえておきたいのは、
たとえ買取店や中古車販売店へ売却した場合でも、
その車両の多くは最終的に業者オークションへ流通します。

つまり——
どの買取店を経由しても、
業者オークション上では車台番号などの情報が確認できるという点は避けられません。


では、それを踏まえたうえで 「できるだけ高く評価される売却方法」 はどう選べばよいのでしょうか?
ポイントになるのはタイミングです。

売却タイミング別のおすすめ方法

タイミング売却方法理由
発売直後(相場が不安定)オークション代行相場が跳ね上がる可能性があり、ダイレクトに価格が反映されやすい
発売から一定期間後(相場が安定)一括査定複数の買取店が競り合うことで高額になりやすい
  • 発売直後 は「価格がどこまで伸びるか読みにくい」ため、相場がそのまま反映されるオークション代行が有利。
  • 相場が落ち着いた時期 は、一括査定で複数店を競わせる方が効率的に高値を狙えます。

オークション代行とは?

「オークション代行」とは、ユーザーが直接参加できない
業者オークションへ、中古車業者を通して出品してもらう仕組みのことです。

  • 出品手数料や代行手数料が必要
  • ただし、一般的な買取店より高値がつくケースもある
  • 発売初期など相場が読みにくい時期は、特に高額が狙いやすい特徴があります

高リセール車ランキングまとめ

以下は、今回紹介した10車種を
リセールバリュー(残価率)の高さ順にまとめたランキングです。

順位車種名
🥇 1位ランドクルーザー70
🥈 2位ランドクルーザー300
🥉 3位アルファード/ヴェルファイア(40系)
4位ジムニーノマド(5ドア)
5位ランドクルーザー250
6位ジムニーシエラ(JB74)
7位ノア/ヴォクシー
8位カローラクロス
9位ヴェゼル
10位ライズ

新車登録から間もない車に高値がつきやすい背景には、
世界的な需要バランスや日本車の高い評価が大きく影響しています。
相場は常に変動しますが、リセールに強い車種は
比較的安定した価値を保ちやすいという特徴があります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次