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このブログ「中古車相場大学」では業者オークションの相場データを基に、
買取のプロであるフクロウ教授が最新の買取相場とリセールバリューを徹底調査したブログです。
リセールバリューとは再販価値の意味で、購入した車を売却した際にどれだけ中古車市場で価値を持つかを示します。
リセールバリューが高い車は、購入後も価値が下がりにくく高値で売却できる可能性があります。
・買取相場:業者オークション相場×0.9~0.95(掛け率は車種毎)
状態の良い車両のみを対象に算出(修復歴車や評価点の低い車両は除く)
・残価率%(リセール):買取相場÷新車本体価格×100
※新車本体価格はオプション、諸費用、値引きを考慮していません。
情報は常に最新に更新しており、
ディーラーや買取業者に安く買い取られないための目安になれば幸いです。
あなたのカーライフをサポートするために、役立つ情報をお届けしていきます。
今回は2022年1月にモデルチェンジしたヴォクシーを最新データを基に買取価格をお教えします!
ヴォクシーの買取相場はどれくらい?
2025年4月相場
令和6年式(2024年)
ガソリン | 新車 価格 | 買取 相場 | リセール |
---|---|---|---|
S-G | 309 | 297 | 96% |
S-Z | 339 | 337 | 99% |
ハイブリッド | 新車 価格 | 買取 相場 | リセール |
---|---|---|---|
S-G | 344 | 339 | 98% |
S-Z | 374 | 391 | 105% |
令和5年式(2023年)
ガソリン | 新車 価格 | 買取 相場 | リセール |
---|---|---|---|
S-G | 309 | 295 | 95% |
S-Z | 339 | 333 | 98% |
ハイブリッド | 新車 価格 | 買取 相場 | リセール |
---|---|---|---|
S-G | 344 | 342 | 99% |
S-Z | 374 | 371 | 99% |
令和4年式(2022年)
ガソリン | 新車 価格 | 買取 相場 | リセール |
---|---|---|---|
S-G | 309 | 288 | 93% |
S-Z | 339 | 327 | 97% |
ハイブリッド | 新車 価格 | 買取 相場 | リセール |
---|---|---|---|
S-G | 344 | 305 | 89% |
S-Z | 374 | 355 | 95% |
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ガソリン車・ハイブリッド車ともに「S-Z」が最もリセールバリューが良いグレードとなります。
特に3年落ちにあたる令和4年式でも、リセール率は90%台を維持しており、高い価値を保っています。
ヴォクシーはもともとミニバン市場での人気が高い車種ですが、その中でも上位グレードの「S-Z」は装備の充実度や需要の高さから、買取相場も良い結果となっています。
また、ガソリンモデルはハイブリッドモデルよりも輸出需要が高く、特に3年落ちでも高いリセール率を維持しています。
過去の傾向から推測すると、5年落ちくらいまでは安定したリセールが見込まれ、高い買取価格が期待できると考えられます。
過去6ヶ月の平均買取相場の推移について
こちらでは令和4年式S-Z(ガソリン・ハイブリッド)の平均買取相場推移をグラフにしました。
過去の相場推移を見ることで、現在の相場が高いのか低いのか、また今後どうなるのかを考察していきます。
令和4年式S-Z(ガソリン)



ガソリンモデルはこれまでリセール率100%超えを維持していましたが、2025年2月に初めて90%台へと突入しました。
この時期の業者オークションの出品台数を確認すると急増しており、供給過多となったことが価格下落の要因と考えられます。
高いリセールを維持していた分、出品が集中したことで相場が落ち込んだ可能性が高いです。
令和4年式S-Z(ハイブリッド)



一方、ハイブリッドモデルは一貫して右肩下がりの傾向が続いており、こちらもついにリセール率90%台へと突入しました。
これまでの相場が高すぎたこともあり、今後はさらに緩やかに下落していくことが予想されます。
中古車市場への台数がこのまま増え続ければ、市場の流通量が安定し、相場も一定の水準に落ち着く可能性があります。
現時点では両モデルともにリセール率90%台と依然として高い水準を維持しているものの、今後の相場動向は出品台数や市場の需要と供給バランスによって左右されるため、引き続き注意深く見守る必要があります。
オークション形式だからこそ、相場以上の高値が狙える!


ナビは8インチと10インチで買取価格に影響は?
S-Zグレード
S-Zグレードの新車購入時に「ディスプレイオーディオプラス」(190,300円)を選択すると、標準の8インチから10インチに変更できます。
最新の買取相場を見ると、10インチモデルの方が20万〜30万円ほど高くなっており、ナビを10インチにしておくことでリセール時に有利になる傾向があります。
結果として、購入時にオプション追加しておいた方がトータルでお得になると言えます。
S-Gグレード
S-Gグレードも10インチナビの方が約20万円ほど相場が高くなっています。
ただし、S-Zとは異なり、10インチにするための「ディスプレイオーディオプラス」のオプション価格は269,500円と高めに設定されています。
そのため、10インチを選んだ場合でも、オプション費用に見合った相場上昇にとどまっており、リセール面での大きな差にはつながっていません。
現状では、8インチのままでもリセールには特に影響がないと言えます。
ボディカラーによる買取価格の影響は?
ホワイトとブラック系
まず、90ヴォクシーのブラック系カラーは3種類存在しますが、その中でもアティチュードブラックマイカ(218)の方が買取相場が高い傾向にあります。
しかし、ブラック系とホワイトパールを比較すると、ホワイトパールクリスタルシャイン(070)の方がガソリン・ハイブリッドともに高値で取引される傾向が見られます。
実際に、ホワイトパールの方が約5万円ほど相場が高くなっています。
ヴォクシーといえばブラックをイメージする方も多いですが、買取相場の観点ではホワイトパールの方がより有利と言えるでしょう。
グレー系の相場は注意!
グレー系はメタルストリームメタリック(1K0)とマッシブグレー(1L6)の2色が存在します。
しかし、アティチュードブラックマイカ(218)に比べ相場が5~10万円も低いので注意が必要です。
モデリスタやGRエアロがついてる場合は?
フルエアロパーツ(フロント、サイド、リヤ)が装着されている場合は、約25万円ほど相場は高いですが、
モデリスタエアロパーツセット
220,000円+取付費用
GRエロパーツセット
280,500円+取付費用
エアロパーツセットの金額以上に相場が高くなるわけではないので、オプション金額分が買取価格に反映されるレベルと思っておいた方がいいでしょう。
フクロウ教授おすすめ!愛車を損せず売却する方法



オークション形式でやる
通常、買取店に売る場合は「ユーザー → 買取店 → 業者オークション → 販売店 → 買い手」と、複数の中間業者が介在するため、その分マージンが発生し 本来の価値よりも低い買取価格 になることが多いです。
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