
こんにちは、フクロウ教授です。
今回はトヨタRAV4の最新買取相場とリセールの動向について、業者オークションのデータをもとに解説していきます!
RAV4は2019年にフルモデルチェンジして以来、SUVブームを牽引してきた人気モデルです。
ガソリン・ハイブリッド・PHVとパワートレインが豊富で、グレードや装備のバリエーションも幅広く、
中古市場でも常に高い注目を集めています。
さらに 2025年12月には次期モデルへのフルモデルチェンジが予定されており、
現行型の相場やリセールにも影響が出始める可能性があります。
この記事では、2025年11月時点の相場データを元に、RAV4のリセール事情を徹底解説していきます!
この記事でわかること
- RAV4の最新買取相場(2025年11月)
- リセールが強いグレード・パワートレイン・カラーとは?
- 今売るべきか、まだ待つべきかの判断材料
リセールバリューとは、車を売却する際に「どれだけ価値が残っているか」を示す指標です。
RAV4のように国内外で需要のあるSUVは、輸出状況によってリセールに大きな差が出ることがあります。
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【2025年最新版】RAV4の買取相場をチェック!
2025年11月相場
1年落ち/令和6年式(2024年)
| ガソリン | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| X | 316 | – | – |
| G | 366 | 338 | 92% |
| アドベンチャー | 368 | 333 | 91% |
| G Zパッケージ | 383 | 352 | 92% |
| アドベンチャー オフロードpkg2 | 388 | 348 | 90% |
| ハイブリッド | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| X | 379 | 335 | 89% |
| G | 430 | 408 | 95% |
| アドベンチャー | 430 | 399 | 93% |
| アドベンチャー オフロードpkg2 | 450 | 410 | 91% |
3年落ち/令和4年式(2022年)
| ガソリン | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| X | 316 | 249 | 79% |
| G | 366 | 299 | 82% |
| アドベンチャー | 368 | 302 | 82% |
| G Zパッケージ | 383 | 313 | 82% |
| アドベンチャー オフロードpkg | 363 | 315 | 87% |
| アドベンチャー オフロードpkg2 | 388 | 326 | 84% |
| ハイブリッド | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| X | 379 | 293 | 77% |
| G | 430 | 362 | 84% |
| アドベンチャー | 430 | 357 | 83% |
| アドベンチャー オフロードpkg2 | 450 | 372 | 83% |
5年落ち/令和2年式(2020年)
| ガソリン | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| X | 297 | 219 | 74% |
| G | 339 | 246 | 73% |
| アドベンチャー | 331 | 267 | 81% |
| アドベンチャー オフロードpkg | 346 | 289 | 84% |
| G Zパッケージ | 359 | 260 | 73% |
| ハイブリッド | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| X | 359 | 233 | 65% |
| G | 402 | 291 | 72% |
リセールが強いのは「アドベンチャー(ガソリン)」と「G(ハイブリッド)」
まずガソリンモデルでは、アドベンチャーグレードが高リセール。
ワイルドな外観や専用装備が支持され、オフロード志向のユーザーから特に人気があります。
また「オフロードパッケージ」などの特別仕様車は中古市場でも強い評価を受け、
同じ年式でも他グレードより高値がつきやすいのが特徴です。
一方ハイブリッドでは、Gグレードのリセールが最も安定して高い傾向にあります。
実用性・装備バランス・燃費性能の3点が揃っており、国内ユーザーの支持も厚いグレードです。
そのほかの「X」などのグレードも一定の評価はありますが、
リセールの軸になっているのは
- ガソリン:アドベンチャー
- ハイブリッド:Gグレード
となっており、この2つは中古市場で頭一つ抜けた存在です。
またRAV4はガソリン車が海外輸出で好まれる傾向があるため、
過去6ヶ月の平均買取相場の推移
こちらでは令和4年式の
・アドベンチャー(ガソリンモデル)
・Gグレード(ハイブリッドモデル)
それぞれの平均買取相場の推移をグラフ化しました。
アドベンチャー(令和4年式/ガソリン)


アドベンチャー(ガソリン)|上昇後は“落ち着いた相場”へ移行
ガソリンモデルのアドベンチャーは、ここ半年は比較的安定した推移をキープしています。
9月には需要増により相場が一時的にグッと上昇しましたが、その後は市場が落ち着き、
横ばい〜微下落の安定相場へ移行しています。
業者オークションでも出品台数・成約率は大きく変動しておらず、
「高値ではないが崩れにくい」堅調な動きが続いている印象です。
今後も大幅な高騰は見込みにくいため、
売却タイミングとしては判断しやすい安定期 と言えるでしょう。
Gグレード(令和4年式/ハイブリッド)


Gグレード(ハイブリッド)|高成約率に支えられた“安定相場”
ハイブリッドのGグレードは、この半年でじわじわと相場が上向きに推移しています。
特に業者オークションでは成約率が明確に上昇しており、
買い手の強いニーズが相場をしっかり押し上げています。
ここ数ヶ月は 高値圏での安定推移 が続いており、
価格の上下も小さく、ガソリンモデルより堅調な値動きを維持。
燃費性能と装備バランスの良さから国内需要もしっかりあるため、
売却を検討している方にとっては引き続き有利な相場環境 と言えます。



グレードや装備による差はあるものの、全体としては堅調に推移しているといえるでしょう。
パノラマムーンルーフのリセール価値は?
RAV4では「X」グレードと特別仕様車「オフロードパッケージ」以外のグレードに、
新車注文時のみ+143,000円でパノラマムーンルーフを装着可能です。
買取相場を見ると、装着車の方が10~15万円ほど高く取引される傾向にありますが、
オプション代を大きく上回るようなリセール差は生まれにくいのが実情です。
他車種では「パノラマルーフ=高リセール」の傾向が強く見られるものの、
RAV4ではリセールへの影響は限定的といえるでしょう。
ボディカラーによる買取価格に影響は?
RAV4のリセールにおいて、ボディカラーは非常に重要な要素です。
一般的に人気のあるホワイト系・ブラック系は、どのグレードでも高リセールな傾向がありますが、
アドベンチャーに限っては例外があります。



RAV4はカラー選びで10万円以上の差がつくことも珍しくありません!
特にアドベンチャーは要注意です。
アドベンチャーで最も高リセールなカラーは?
→ アーバンカーキがダントツです!
- アドベンチャーにはホワイト系の設定がない!
- アーバンカーキはアウトドア感が強く、デザインにもマッチ
そのため、ブラックと比べて約20万円も高い買取価格がつくこともあります。
その他グレードは?
アーバンカーキの設定がないZやGなどのグレードでは、
定番のホワイト(パール系)やブラックが依然として高リセールを維持しています。
リセールが低めのカラー
以下のカラーは、人気色に比べて10万円以上相場が低いケースもあります。
- グレー系
- ブルー系
- レッド系
こうしたカラーは好みが分かれやすく、中古市場では販売に時間がかかることが多いため、買取相場も抑えられる傾向があります。



ボディカラーは、買取価格のプライシングにおいて最初に見る項目のひとつです。
売却時のリセールを重視するなら、人気色を選ぶのが鉄則です!
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2025年11月リセールまとめ
- ガソリンモデルはアドベンチャーが最も高リセール。
- ハイブリッドではGグレードが安定して高リセール。
- ガソリン車は輸出需要が高く、5年落ち付近でハイブリッドより高値になりやすい傾向。
- 買取相場は全体的に回復基調で、業者オークションでもバイヤーの仕入れ意欲が上昇中。
- パノラマムーンルーフは「あると嬉しい」装備だが、リセール差はそこまで大きくない。
- アドベンチャーでは アーバンカーキが特に高リセール。人気カラーとして強い。
- その他のグレードでは、ホワイトパール・ブラックが安定して高値がつきやすい。
- グレー・ブルー・レッド系は好みが分かれるため、ややリセールが弱い傾向が見られる。



RAV4はグレードとカラーで買取価格に大きな差が出る車種です。
売却を検討している方は「いまの相場」と「需要の流れ」をしっかりチェックしておきましょう!







