
こんにちは、フクロウ教授です。
今回は80系ハリアーの買取相場とリセールバリューについて、最新データをもとに徹底分析していきます!
2020年にフルモデルチェンジして登場した4代目ハリアー(80系)は、
スタイリッシュなデザインと高級感で、ミドルサイズSUVの定番モデルとして高い人気を誇ってきました。
2025年6月には一部改良が実施され、装備面の強化や仕様変更によって再び注目が集まっています。
「今が売り時?」「ハイブリッドとガソリン、どっちが高く売れる?」「グレードで相場に差はあるの?」
そんな疑問にお答えすべく、この記事では2025年11月時点のオークション相場をもとに、
グレード・年式別のリセール傾向をわかりやすくまとめました。
この記事でわかること
- 80系ハリアーの最新買取相場(2025年11月時点)
- ガソリン/ハイブリッド/PHEVのリセール比較
- リセールが高いグレード・装備・カラーとは?
- 売却するタイミングの判断材料
リセールバリューとは、車を売却する際にどれだけ価値が残っているかを示す再販価値の指標です。
ハリアーのような人気SUVは、装備・年式・グレード・輸出需要によってリセールに大きな差が出ることがあります。
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【2025年最新版】80系ハリアーの買取相場をチェック!
2025年11月相場
1年落ち/令和6年式(2023年)
| ガソリン | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| S | 312 | 245 | 79% |
| G | 359 | 325 | 91% |
| Z | 403 | 365 | 91% |
| Zレザー | 433 | 397 | 92% |
| ハイブリッド | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| S | 371 | – | – |
| G | 411 | 337 | 82% |
| Z | 462 | 378 | 82% |
| Zレザー | 492 | 420 | 85% |
| プラグインハイブリッド | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| Z | 620 | 473 | 76% |
3年落ち/令和4年式(2022年)
| ガソリン | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| S | 312 | 233 | 75% |
| G | 359 | 287 | 80% |
| Gレザー | 371 | 296 | 80% |
| Z | 403 | 330 | 82% |
| Zレザー | 433 | 365 | 84% |
| ハイブリッド | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| S | 371 | – | – |
| G | 411 | 300 | 73% |
| Gレザー | 430 | – | – |
| Z | 462 | 351 | 76% |
| Zレザー | 492 | 379 | 77% |
| プラグインハイブリッド | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| Z | 620 | 409 | 66% |
5年落ち/令和2年式(2020年)
| ガソリン | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| S | 299 | 210 | 70% |
| G | 341 | 250 | 73% |
| Gレザー | 371 | 268 | 72% |
| Z | 393 | 278 | 71% |
| Zレザー | 423 | 299 | 71% |
| ハイブリッド | 新車価格 (万円) | 買取相場 (万円) | リセール (残価率) |
|---|---|---|---|
| S | 358 | – | – |
| G | 400 | 254 | 63% |
| Gレザー | 430 | 279 | 65% |
| Z | 452 | 299 | 66% |
| Zレザー | 482 | 328 | 68% |
80系ハリアーの相場は「Zレザーパッケージ」が主軸!ガソリンが特に強い
ガソリン・ハイブリッド問わず「Zレザーパッケージ」がもっとも高いリセールを維持しています
どの年式でも中心となる“鉄板グレード”と言ってよいでしょう。
一方で、全体としてはハイブリッドよりガソリンの方がリセールが強いのが現在の市場の特徴です。
その理由は以下のポイントに集約されます。
ガソリン車が強い理由①:国内に加え、海外需要が圧倒的に高い
ハリアーは国内人気も強いSUVですが、
それ以上に海外での評価が異常に高いため、業者オークションでは
国内の小売業者より輸出業者・外国人バイヤーが高値で競り落とす 傾向があります。
ガソリン車が強い理由②:マレーシアでガソリンが主流
マレーシアは自国が産油国で燃料価格が安いため、
燃費より維持コストの安さを重視したガソリン車が圧倒的に人気。
ガソリン車が強い理由③:UAE経由で中東に再輸出される
中東では “日本のガソリンSUV” がブランド化されており、
UAEを経由してハリアーが第3国へ再輸出されるルートが確立しています。
信頼性が高く、壊れにくく、整備しやすいガソリンエンジンは
中古SUVの中でも需要が別格 です。
ハイブリッドはバングラデシュ向け需要があるが、ガソリンほどではない
ハイブリッド車もバングラデシュなどで一定の需要があり、
特に製造5年以内が輸入上限のため、
5年以内のハイブリッドは比較的高値で取引されています。
ただしガソリンのような大規模な需要ではないため、
リセールはガソリンより一歩控えめになります。
5年落ち以内が“売り時”のリミット
マレーシア・バングラデシュなど主要輸出国は
「登録から60ヶ月または製造から5年以内のみ輸入可」の規制があるため、
ハリアーを高く売りたいなら5年以内が確実にベストタイミング。
輸出国のルールを理解しておけば、
“いつ売るのが一番得か” が判断しやすくなります。


プラグインハイブリッド(PHEV)はリセールが悪い!?
PHEVは一般的にリセールが悪いと言われています。
- 輸出に不向き:海外での需要が低く、ガソリンやハイブリッドの方が人気。部品供給やメンテナンス体制も整っていない国が多い。
- バッテリー劣化の懸念:大容量バッテリーを頻繁に充放電するため、劣化リスクが中古市場でも嫌われやすい。
- 補助金の影響:新車購入時は国や自治体から最大100万円前後の補助が受けられるため、新車実質価格が下がり、中古の割高感が出てしまう。
こうした要因により、現状ではPHEVはガソリンやハイブリッドと比べてリセールが不利な傾向にあります。
ガソリン・ハイブリッド Zレザーパッケージの半年間相場推移
こちらでは、令和4年式 Zレザーパッケージ(ガソリン・ハイブリッド)の
過去6ヶ月の平均買取相場をグラフにまとめました。
相場の動きを把握することで、今が売り時なのか、それとも待つべきかの判断材料になります。
Zレザーパッケージ(ガソリンモデル)


Zレザーパッケージ(ガソリン)|相場は“回復基調”で高水準キープ
令和4年式のZレザーパッケージ(ガソリン)は、ここ直近で相場が回復してきています。
一時的に弱含んだ時期もありましたが、夏以降は海外バイヤーの仕入れ意欲が戻ったことで、
右肩上がりの回復トレンドが継続。
直近では 残価率80%台中盤の高水準 をキープしており、堅調な動きです。
また、例年の傾向として 年末は輸出が一時的に鈍化しやすく、相場も落ち着きやすい時期。
その反面、年明け1〜2月は輸出が活発化し“相場が上がりやすい時期” に入るため、
売却を急いでいない方はそこを狙うのも十分おすすめです。
Zレザーパッケージ(ハイブリッドモデル)


ハイブリッド(Zレザーパッケージ)|安定相場をキープする堅調モデル
令和4年式ハイブリッド Zレザーパッケージは、ガソリンモデルのような明確な上昇こそ見られないものの、全体としては非常に安定した相場を維持しています。
直近半年の動きとしては、
- 大きな下落なく「横ばい〜微増減」で推移
- 値動きが小さく乱高下しない
と、堅実なリセールが継続中です。
ただし、ガソリンモデル同様に年末は輸出が鈍りやすく相場が弱含む傾向があるため、売却を検討している場合は動向をこまめにチェックするのがおすすめです。
装備・カラーで差がつく!ハリアーのリセールに効く仕様とは?
調光パノラマルーフはリセールにプラス効果
ハリアーの調光パノラマルーフは、メーカーオプション価格198,000円(新車時)ですが、
装着しているだけでリセールに大きく貢献します。
令和3年式 Zレザーパッケージ(ガソリン/ハイブリッド)の買取データでは、
非装着車と比べて20万円以上高く査定されるケースが多く確認されています。
装着済みの方は、査定時にしっかりアピールすることで
プラス査定につながる可能性が高くなります。
モデリスタエアロセット
モデリスタのエアロパーツセットは、後付け可能なディーラーオプションで取付費用込みで約30万円かかります。
しかし、買取相場では30万〜50万円アップする例もあり、
コスト以上のリターンが期待できる装備です。
特に海外市場ではエアロ装着車が好まれる傾向があるため、
輸出向けハリアーでは有利な条件になりやすいです。
リセールを意識するなら、モデリスタエアロの装着は十分に“アリ”な選択肢といえます。
ボディカラー:ホワイトがやや優位!ブラックは種類に注意
ハリアーの人気色はホワイトパール(070)とブラックの2強です。
その中で、リセールが高いのはホワイトパールです。
- ガソリン・ハイブリッド問わず、ホワイトの方が10万円以上高くなるケースあり
- ブラックは2種類存在:
- ブラック(202) → 標準色
- プレシャスブラックパール(219) → オプション色でややリセールが良い
査定時には、「プレシャスブラック(219)」であることを明確に伝えるだけで数万円変わることもあるため、
オプションカラーを活かす工夫が大切です。
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2025年11月リセールまとめ
- Zレザーパッケージはガソリン・ハイブリッドともに高リセールの“主力グレード”
- ガソリン車は輸出需要が非常に強く、特にマレーシア向けで高値安定。5年落ちまでは売却チャンス大
- ハイブリッド車はバングラデシュ向け需要があり、輸入規制内(5年以内)なら高値が期待できる
- PHEV(プラグインハイブリッド)は国内需要が中心で市場規模が小さく、リセールは弱め
- 調光パノラマルーフ・モデリスタエアロなどの人気オプションは+20〜50万円の査定アップ要因に
- ボディカラーはプラチナホワイトパールが鉄板、プレシャスブラックも安定して高評価



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