【2025年最新版】カローラクロスの買取相場とリセールバリュー徹底解説|3~4年落ちガソリン車が高騰中!!

2025年11月トヨタカローラクロスのリセール

こんにちは、フクロウ教授です。
今回はカローラクロスの買取相場とリセールの動向について解説していきます!

カローラクロスは、トヨタの「カローラシリーズ」初のSUVとして2021年に登場しました。
扱いやすいサイズ感とハイブリッド設定により、幅広い層から支持されている都市型SUVです。


2025年5月にはマイナーチェンジが実施され、ガソリンモデルは廃止されて全車ハイブリッド仕様となりました。
さらに 2025年8月にはスポーツグレード「GRスポーツ」も追加され、すでに業者オークションでも流通が始まっています。

市場ではガソリンモデルの希少価値が高まりつつあり、買取相場やリセールバリューにも変化が出始めています。

「いま売るのは得か?」「どのグレードが高く売れるのか?」

そんな疑問を解決するために、2025年11月時点の買取相場や過去半年間の相場推移を徹底的にチェックしていきましょう。


この記事でわかること

  • カローラクロス最新買取相場2025年11月
  • ガソリン/ハイブリッドの相場推移
  • リセールに強い装備・カラーの特徴
  • 今売るべきか?を判断するためのポイント

リセールバリューとは、車を売却する際にどれだけ価値が残っているか(再販価値)を示す指標です。
カローラクロスのようなハイブリッドSUVは、海外輸出や市場トレンドの影響も受けやすく、リセールに差が出やすい車種といえます。


目次

【2025年最新版】カローラクロスの買取相場をチェック!

2025年11月相場

令和7年式(2025年)

ハイブリッド
MC後2025/5~
新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
G 276
S298
Z343400117%
GRスポーツ389439113%
ハイブリッド
MC前〜2025/4
新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
G 27627098%
S298
Z325332102%

令和6年式(2024年)

ガソリン新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
G X218
G 24123899%
Z29027294%
ハイブリッド新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
G 27624990%
S29826689%
Z32532299%

令和5年式(2023年)

ガソリン新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
G X218
G 24123899%
S240256107%
Z290294102%
ハイブリッド新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
G 276
S29825786%
Z32529791%

令和4年式(2022年)

ガソリン新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
G X199
G 224301134%
S240306127%
Z264342130%
ハイブリッド新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
G 25924494%
S27525492%
Z29929198%

令和3年式(2021年)

ガソリン新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
G X199
G 224306137%
S240
Z264338128%
ハイブリッド新車価格
(万円)
買取相場
(万円)
リセール
(残価率)
G 259
S275
Z299301101%

Zグレードがガソリン・ハイブリッドともに高リセール

カローラクロスのリセール傾向を見ると、ガソリン車・ハイブリッド車ともに 「Z」グレードが最も高値で取引される傾向があります。

また、2025年8月に発売された「GRスポーツ」も新車即出し車両が流通し始め、相場が形成されつつあります。
現時点では、新車価格を上回るプレ値となっており、Zグレードに続く高リセールモデルとして注目を集めています。


こうした上位グレードの人気や輸出需要の高まりを背景に、
1年落ち < 2年落ち < 3年落ち のように、年数を重ねるごとに相場が上昇している点も特徴的です。

直近では、令和3年式・令和4年式のガソリンモデルが、さらに一段高い相場水準へと上昇しています!


この理由には、海外輸出市場での高い需要が大きく関係しています。
特にガソリンモデルは、製造から3年を経過すると関税が優遇される国があり、輸出業者からの引き合いが一気に強まる傾向があります。

一部の国では「5年以内の車両しか輸入できない」という年式規制があるため、
3年〜5年落ちの中古車は“輸出適齢期”として高く売れやすい状況です。


「国内需要だけでなく、世界の輸出事情も相場に大きく影響している」ことを知っておくと、売り時を見誤らずに済みますよ!

Zグレード(令和4年式)の半年間相場推移をチェック!

こちらでは、令和4年式「Z」グレードのガソリン・ハイブリッドそれぞれの平均買取相場を過去6ヶ月分グラフ化しました。

現在の相場が高いのか、今後どう動きそうかを判断する材料として、過去の推移をしっかり確認しておきましょう。


Zグレード(ガソリン)

2025年11月カローラクロスZガソリン買取相場グラフ
スマホでご覧の方は、画像をタップしてご覧ください。

ガソリンモデルの相場動向

ガソリンモデルは 3月後半以降から上昇基調にあり、
6月頃と比べても50万円以上高い水準で推移しています。

背景には、3年落ちモデルがちょうど輸出適齢期に当たることに加え、
ここ数ヶ月の業者オークションで成約率が非常に高い点が挙げられます。

その結果、輸出業者や外国人バイヤーからの引き合いが強まり、 相場上昇を後押ししている状況です。

例年であれば、年末にかけて輸出が鈍化し相場が落ち着く傾向がありますが、
現段階ではその兆しが見られず、依然として勢いのある相場が続いています。


Zグレード(ハイブリッド)

2025年11月カローラクロスZハイブリッド買取相場グラフ
スマホでご覧の方は、画像をタップしてご覧ください。

ハイブリッドモデルの相場動向

一方で、ハイブリッドモデルは 微増減を繰り返しながらも安定した相場を維持しています。
出品台数こそ大きな変化はないものの、業者オークションでの成約率は依然として高水準です。

ガソリンモデルのような急上昇は見られませんが、
安定感のあるリセールを維持しており、堅調な相場が続く見通しです。
ただし、例年どおり 年末にかけては一時的な下落が起こる可能性もあるため、タイミングには注意が必要です。


相場が高いうちに動くのがポイントです。
売り時を逃すと、数十万円の差がつくこともあるので、今の買取価格をチェックしておきましょう。

ボディカラーによる買取価格の違いは?

ハイブリッドとガソリンで人気カラーが違うので、しっかり確認しておきましょう!

ハイブリッドモデルの場合(バングラデシュ需要)

カローラクロスのハイブリッドモデルは、バングラデシュへの輸出需要が非常に高く、国内で一般的に人気のホワイトやブラックよりも、下記のカラーが高くなる傾向があります。

リセールが高いカラー(+10万〜20万円の差

  • センシュアルレッドマイカ(3T3)
  • アバンギャルドブロンズメタリック(4V8)

こちらのカラーはバングラデシュ市場で評価が高く、オークションでも高値がつきやすいのが特徴です。


高相場の人気カラー

  • スパークリングブラックパール(220)
  • プラチナホワイトパールマイカ(089)
  • セントグレーメタリック(1H5)

こちらのカラーは安定しているものの、レッドやブロンズよりはリセールでは劣ります。


相場が低いカラー

  • ブルー系カラー
  • アティチュードブラックマイカ(218)

業者オークションの平均落札相場より低い傾向にあります。




ガソリンモデルの場合

ガソリン車はバングラデシュ以外の国向けが中心のため、リセールが高いカラーが異なります

リセールが高いカラー(+10万〜20万円の差

  • プラチナホワイトパールマイカ(089)
  • セントグレーメタリック(1H5)
  • アバンギャルドブロンズメタリック(4V8)

ブラックパールやブルーは「普通」の水準

  • スパークリングブラックパール(220)
  • ダークブルーマイカメタリック(8W7)

相場が低いカラー

  • アティチュードブラックマイカ(218)
  • センシュアルレッドマイカ(3T3)

業者オークションの平均落札相場より低い傾向にあります。

パノラマルーフは装着するだけでリセールアップ!

ボディカラーと並んでリセールを大きく左右する装備が、この「パノラマルーフ」です!

パノラマルーフは、特に海外市場での評価が非常に高く、装着車は20万〜30万円ほど高値で取引されています。


初期費用:110,000円(メーカーオプション)

→ リセール差で確実に“元が取れる装備”と言えます。

注意点:パノラマルーフはSグレード/Zグレード/GR SPORTのみ装着可能です。
購入時にはグレード選びにも気をつけましょう。

補足
現在、GRスポーツではパノラマルーフ付きと無しで大きな価格差は出ていません。
他グレードと比べると、装備差によるリセール影響は小さい傾向があります。


装備とカラーを意識するだけでリセール差は30万円以上に!

装備やカラーの選び方次第で、同じグレード・年式でも数十万円単位の差が出るのがカローラクロスの特徴です。

購入済みの方は「今の価値」を早めに確認しておくと損を防げます!

フクロウ教授おすすめ!愛車を損せず売却する

車を少しでも高く売るには、自分に合った買取方法を選ぶことが大切です。
わたしがおすすめする、目的別に選べる3つのサービスをご紹介しますね!

2025年11月リセールまとめ

  • 最もリセールが高いのは「Z」グレード(ガソリン・ハイブリッドともに人気)
  • 2025年8月に登場した「GRスポーツ」もプレミア相場を形成中
  • 直近では3〜4年落ちのガソリンモデルがさらに一段高い相場水準へ上昇
  • 輸出需要が高く、関税の影響で経年車の方がリセールが良くなる傾向
  • ハイブリッドは大きな上昇はないものの、安定感のある堅調な相場
  • ハイブリッドはバングラデシュ向けでレッドやブロンズカラーが高リセール
  • ガソリン車はホワイトパールが最も高値で取引される傾向
  • パノラマルーフ装着車は20万〜30万円のリセールアップが見込める鉄板装備

「まだ高く売れるうちに動く」ことが、中古車売却で損しない最大のコツです!
今の買取価格を知っておくだけでも、あとで後悔しない判断ができます。


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